このレビューはネタバレを含みます
ショットの持続と編集の感じがクラシックに良かった。土曜の夜に家から抜け出してライブに行って帰ってきてから母親に怒られるシーンがあったりしないのも良い。というか幸福なシーンが純粋に幸福な感じで全部良かっ>>続きを読む
プッチンプリンの味がする!からGoogleマップのショットに繋がって首都高が古川の上を走ってる話をし始めるところがかなりツボだったし、大川景子がトークショーでGoogleマップで首都高を拡大していった>>続きを読む
マリサ・トメイがタグボートの船長役で出てくるのと、アン・ハサウェイが絶叫するところのお菓子が怖い男の子の話が良かった。
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物語だけじゃなくシーンの中でもショットの順番がめちゃくちゃだったり、シーンの最初のショットだけIMAXでそれ以降は普通のショットになるみたいな余計なことをずっとしてた分、トリニティ実験のシーンのアツさ>>続きを読む
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コロンビア映画100周年のロゴが出てマンハッタンのカーチェイスで始まるところはアメリカ映画って面白い!って言いながら泣きそうになったけど、それ以降は星1.0だった。とりあえずオリジナルのメンバーが普通>>続きを読む
ご都合主義とは違う辻褄合わせ感(1つのアイデアによって生じた歪みを上手く解決する別のアイデアを思いついて、脚本書きながらそれが連鎖する感じ)がすごい目立ってた。サム・ロックウェルも全然魅力が出てなかっ>>続きを読む
良すぎ。サミー・フレイがすでに過去を背負ってる顔してる。サラ・ベルナールがキスする瞬間にカットが変わるところが凄い。その他も全部凄い。豊かすぎ。
エンドロールが『悲しみは空の彼方に』のオープニングだった。
乙羽信子と佐野周二が夜の川沿いを歩くところが良すぎ。「君と僕とは住む世界が違うんだ」史上一番良かった。飲み会の最中に乙羽信子が出て行ったのを心配して川崎弘子がついて来てくれて、タバコに火をつけるところ>>続きを読む
屋根の上に座る奥平大兼の背中のショットが良いのと、電話先の花瀬琴音のショットに吹く風が良かった。
横になるワード・ボンドのところに来た船長と航海士が着てる濡れたレインコートの黒さすら泣ける。事故で怪我した後に平気そうな顔してゆっくり死ぬシーンが『コンドル』と同じで一番辛い。飛行機が来る前の甲板で寝>>続きを読む
なんか海外の戯曲が原案みたいな感じで不思議だった。モニュメント・バレーみたいな海岸に天然ガスの採掘機が置いてあるだけで無限に観れる。
しみじみ良かった。決定的な電話の後に犬を見つめて「土砂降りだな」って話しかけるところとか沁みる。
トーキング・ヘッズのリズム完璧な感じがちょっと苦手だった。デヴィッド・バーンがデカスーツのジャケットだけ脱いだ状態がかなり可愛かった。
冒頭からバスの動きだけでめちゃくちゃ感動してマジ凄かった。レストランの前で4人が並んで待ってるショットが超カッコよかった。
最初はみんな普通にドキュメンタリーに写ってるだけの人なのに、いつの間にか全員すごい魅力的に見えてるのが『ハッピーアワー』っぽくてすごかった。突然シャワー上がりのショットになるところの思いがけなさとかも>>続きを読む
めちゃくちゃ良かった。この頃の侯孝賢の良さは確実にこの後の映画にも受け継がれてると思った。
上京してとんかつ屋になった笠智衆の最初のショットが1923年の信州で見た悪夢くらいおぞましいし、以降もずっと地獄巡りみたいな感じだった。結局親子で人生潰し合ったみたいな会話シーンもすごい。明日はお母さ>>続きを読む
『ファースト・カウ』より好きかもしれない。たまにアメリカの郊外の昼下がりみたいな感じになるのがめちゃくちゃ良い。
階段が良すぎる。田中絹代が襖を開けたら笠智衆のリハビリ応援遊びの皆が一緒にいるところの夏休み感がすごかった。斎藤達雄が囲碁に誘われて扇いでた団扇を本の栞代わりにするところが夏の旅先身振りランキング1位>>続きを読む
真面目に台詞を聞いてなかったせいで話がよく分からなかったけど、突然刀で物干し竿をぶった斬ったりするのがすごかった。水のシーンが全部良い。
最後の舞台シーンの格好良さがぶっちぎってた。依田義賢の脚本まで職人技という感じ。一人三役までいくと誰が本物とかはなくなることが分かった。
小判鮫が勝手に客の注文を伝えて厨房から「アイヨッ」って聞こえてくるところと、小津映画からそのまま来たみたいな戦争の記憶を引きずってる東野英治郎と加東大介の辺りから引き込まれた。役者の背中というか後頭部>>続きを読む