NeCoさんの映画レビュー・感想・評価

NeCo

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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

公開決定が決まってから長らく心待ちにしていたので、期待値が高すぎたかなとは反省
導入のアニメーションは不気味でおどろおどろしい
掴みはかなり良かったんだけどな、と思う
友人は「イーヨー楽しみ!」って言
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

程良く映画は見ていたんですが、長らくレビュー投稿に至らず、、
本作品、あまりにも衝撃的であったので、衝動のままに書き殴ります

王道ホラーの緊迫感とか血みどろスプラッタで視覚的、共感覚的に怖いというジ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

良いサメ映画
年代もありCG感の強さは否めないが、ストーリー構成からパニック要素、所々予想を裏切ってくるシナリオもかなり良かった

新薬の開発のために国際法違反を侵した実験を行い、結果として研究対象で
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パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

旅行の締め括りに古代遺跡へ足を運ぶ四人の旅行者と弟を捜索しに向かう一行らが踏み入れてはならぬ領域に侵される
現地住民とは言葉を交わせず、不可解な食人草によって一人、また一人と命を蝕まれていく

個人的
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

久々に見直しました
スプラッタ映画へ見聞を広げるきっかけとなった足がかりとも言える作品

大学の有志デモ活動にて、森林侵略を食い止める、もとい先住民の移住権を守るべく現地に赴く数人の学生たち
一見成功
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この物語の主人公であるセルマは、ミュージカルには辛いことがないからと、生活が貧困している自身とのギャップから夢を託すように憧れていて、ハンディキャップを自覚しながらも快活に生きているというのに、この作>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人を犯した女が世間体では死んだことにされ、政府の秘密工作員として暗躍する話
今作に同業として登場するヴィクトルは、かの有名な『レオン』の主人公の原型である
フランス映画は退屈というレッテルが貼られが
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ブリット(1968年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ラロ・シフリンが手掛けたオリジナルサウンドトラック、洒落たジャズめいているのだけど、跳ねるようなベースラインが光っていて実に鮮やかで渋いし、ニヒルな上品さを感じさせる
この映画の唯一無二な独特な格好良
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

同時双方型で二人の主人公を立てる映画なのですが、両者の対比や関係性の構築が非常に魅力的な描かれ方をしているなと
激烈とするシーンがあるわけでもなく、ただ映えることのない平坦な日常が続くわけだが、こうい
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犬王(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「見届けようぜ」

これはほぼライブですね
当方女王蜂が好きなので、アヴちゃんが本格的に声を当てると知ってからずっと見たかったのですが、漸く念願叶い劇場にて鑑賞しました

日本の誇るトップクリエイター
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呪詛(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

視聴者参加型POV形式ホラー
ネカフェにて、部屋を真っ暗にして見た

土着信仰のようなものは同じアジア圏ということもあり、宗教観念の近さから非常に精密に気味の悪さを与えてくる

頭に残るリズム感のある
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ネカフェで見たので、吹き替え版しかなかった(T-T)

ラストシーンを最初に持ってくる系の映画
徐々に解き明かされていく彼の素性に興奮が止まらない

家族にすら舐められるような気の弱い男が、強盗が家に
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民族の祭典(1938年製作の映画)

3.1

プロパガンダの一種であっても尚美しさを失わない作品

聖火を繋ぐシーン、本来はこういうものだよなと
自然の中をその身ひとつで肉体美を輝かせながらひた走る
その熱意を、生命の流動を、繋ぐ
現代の形骸化さ
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

レイトショーにて鑑賞

初手の美しい音楽と共に華奢な少女がバレエをするシーン、触れたら壊れてしまうような儚さを感じて掴みとして巧い

ことあるごとに写真に収めたり、動画を回したりするSNSに取り憑かれ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

珈琲でも煙草でもない、ロングタンブラーに入ったミルク、片目だけバチバチの付け睫毛、独特な髪型に載せる上品なハット、打って変わって下品な行動
初手は未知に対する嫌悪感と恐怖に渦巻けど、見終わる頃には彼の
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

独特の爪の器具を擦る音、耳触りが無駄に良いくせに当人たちにはトラウマとして刷り込まれそうな絶妙な具合を攻めてて良いな〜

フレディは悲劇のキラーかと思ってたんですが、動機も過程も彼の性癖のせいで子供た
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チャイルド・プレイ 誕生の秘密(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

成程、人形の殺人鬼という発想が現実離れしているのは言うまでもなかったが、警察の発砲によって死んだ犯罪者が紆余曲折を経て、人形に転生したことがはじまりだったんだな〜

アリスちゃんが可愛らしかったけど、
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リオ・ロボ(1970年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

西部劇らしさを求めて観るなら大正解

ガンアクションが軽快、ラブストーリーも織り込まれてるし、アル中の男が実は凄腕ガンマンだったり、一度は憧れるような描写がてんこ盛り

当時では前衛的だった女性の服装
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大迫力の音楽から始まるパフォーマンス、全てにおいて映画館の存在意義の台頭だった
サブスク落ちしてから観るなんて邪道とすら思う

ここで皆さんを劇場に赴かせざるを得ないような熱い言葉を述べれたら良いんだ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

レイトが似合うなという印象、自分も小さな劇場にてレイトで鑑賞しました

これについては交通事故で頭にチタンを埋め込まれたことにより、車との子供を妊娠することになるというネタバレを踏んでいなかったらかな
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードで死の秘宝Part 1を流し見してたら面白くなってしまったので、円盤でPart 2を見ました

通常一本の映画で得られる感動を伏線回収を交えて10分に一回くらい持ってくるの狡いだろ

ハリー
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.3

西部劇の代表作
派手なガンアクションではないけど、街並みの風情や蹄鉄の音、ハーモニカの音色とかに渋さを節々に感じられる素敵な映画

主人公は引退した保安官、彼が現役時代に逮捕した男が釈放され、復讐にや
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全然関係ないけど、冒頭の会話le big macのクダリ、フランス圏だと男性名詞なんだな〜
作中に出てくる、プライドが何だ、傷つくだけの厄介なものだ、捨てちまえって台詞がカッコ良かった

なによりヴィ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.3

高校一年生の頃、現代社会という授業で見た覚えがある
今覚えばかなり重いテーマでそれなりの描写もあるこの映画をよく流したなとも思う

僅か数十年遡るだけで、公共の場で露骨に同性愛嫌悪を表すことや、障がい
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オールド(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になってて、ようやく見れました
1日で約50年も歳をとってしまうという、時の流れが異様に早いビーチで繰り広げられる脱出劇

妊娠出産も分単位、認知症の進行も数時間単位、少年が中年になるまでに一
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.7

映画の世界にどっぷり浸りたいときに見るやつ とってもお気に入り 大切な作品

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

テレビで放送されたのを見た記憶
心洗わせたような覚えがある、見直す

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

4.8

小学生の時に初めて見て、今までずっと大好きな映画

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幼い頃に性虐待を受けたことによってソシオパスとなった男が映画ムカデ人間に憧れて12人の人間を拉致、口と肛門を縫い合わせて食事から排泄まで連結させたまま行わせるとかいう狂気的な作品

主人公が本当に異質
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ネトフリにハンニバルがあったので先に見てたのだけど、やはりこれを見てこそ繋がる部分が多くあるなと

ビルとの対峙、まだ初々しいクラリスの危うくも勇気ある行動が繊細に描写されていたように思います
次作で
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ベス役の人がめちゃくちゃ美人だった
男の人からしたらそこらの拷問より格別に辛いシーンあったんじゃないでしょうか

最後がちょっと爽快な感じで終わる、絶望まみれのスプラッタにしては珍しいスタイルがホステ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジルを殺した機械が初回に最も印象付けられたであろうアマンダに取り付けられた機械と同じだったり、ソウ無印の生存者ドクターゴードンが協力者だったこと、巡り巡って彼が最終的な裁きを下すことで一連のゲームに終>>続きを読む

ソウ6(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

特定の人物をテストするために関係のない周囲の人間を巻き込むなんて、と思う節はあったんですけど、よく考えると関係ないと豪語できるほどでもないんだよなと
人選と伏線回収が巧み

友人は冒頭の自身が差し出し
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.0

ソウシリーズ見る前は殺戮ゲームでグロ描写を楽しむという印象だったけど、しっかり繋がってるし伏線回収が怒涛です
他の方も仰ってる通り、本作はシリーズの中ではグロさ控えめかなと思いました