hoshさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

WHO AM I?(1999年製作の映画)

4.0

ジャッキー映画の中でもリアル路線のストーリーだったので好み。

序盤の前フリは長いけれど、その分本筋が
動き出す中盤の尋問シーンはかっけえ。
ジャッキーは椅子を使わせたら世界一。

終盤のビルの構造を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

劇場鑑賞時、あまりの面白さに衝撃を受けた。ここまで2時間弱があっという間に感じた作品は無いと言っていい。

ネタバレを一切食らわなかったからこそ中盤以降ドンドンジャンルが切り替わるさまは見ていて空いた
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用心棒(1961年製作の映画)

4.2

初黒澤明。敷居が高いと思っていたがそんなことは全くなかった。

とにかく圧倒的に面白い!荒涼たる桑畑から歩いてくる1カット目の時点で三船敏郎のオーラがダダ漏れ。犬が手首くわえてくる導入もクソやべえ。仲
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劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年製作の映画)

3.0

平成1期ライダー特有の寂しい冬の空気が
全編に漂っていて良い。
今のライダーは続編が多いので、この終わるって空気感が薄めなので懐かしい。

ファムとゾルダの顛末が印象的。
ビリビリした平成初期作の空気
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

記録し忘れ⑰

とにかく編集がすごい映画。
内容は難解だけれどちゃんと見ればギリ
分かるかなくらいの難易度だと思う。

SFらしくファーストコンタクトの場面が
すごくちゃんとしていたのがいい。
真っ暗
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.4

記録し忘れ⑯

近年のクレしん映画にしてはギャグが攻めていてとても良かった。

また、お母さんの描写含めてかなりホラー色が強いことにも驚いた。

ロボとーちゃんが父性に対して、今作では
母性というのは
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

記録し忘れ⑮

めちゃくちゃ見応えがあった。
家族映画で、父親になるまでの話だから、父親に見えない福山を起用しようという是枝監督の発想がとんでもないなと思う。それと対象的なリリーさんと真木よう子のその
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.5

記録し忘れ⑭

ハリポタは実はこれしか見ていない。
王道の学園モノとしてとてもワクワクした。
鍵虫のビジュアルの発想がすごい。
エマ・ワトソンの可愛さが爆発してる。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.5

記録し忘れ⑬

2に比べてシンプルに纏まっていた印象。
1のセリフを受けての西部劇ってのも良い。
ただ何故だろう1.2に比べて印象が薄い。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.4

記録し忘れ⑫

SFに限らず時間軸がいじられるものがとても苦手な自分にとっては見ていて頭痛がしてくる作品。色々な選択肢が現れては消えるのでどのタイムラインだ!と頭を抱えた。

しかし、1の裏側を行く展
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

記録し忘れ⑪

誰が見ても面白い教科書的1本。
意外と青春映画要素が強いのが魅力的。
冒頭の実験室のシーンの語らず見せる演出の
ワクワク感がすごい。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.2

記録し忘れ⑩

最高のパニックホラー映画。
最高のサントラ映画。
この映画ほど音楽が効果的に使われている
ものは中々ないのでは。見せない恐怖。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.9

記録し忘れ⑨

いつ見ても冒頭10分の展開に死ぬほど
ハラハラドキドキさせられる。
要所要所の死体や終盤のミイラ化など
古典名作とは思えないレベルでグロくて
露悪的なのが最高。
トラウマ製造機、スピル
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.7

記録し忘れ⑧

脚本が綺麗。ドタバタの連なりが凄い。
この時期のトム・ハンクスは無敵。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

記録し忘れ⑦

3時間があっという間。
ファンタジックな設定でありながら
死刑の重みが伝わってくる。
プライベート・ライアンの2人の再共演が熱い。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

記録し忘れ⑥

ビールを飲む場面、雨に打たれる主人公。
青い青い海が映えるラスト。名作。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.8

記録し忘れ⑤

父親は素晴らしい喜劇役者だった。
やるせなさ募る見事なラスト。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

記録し忘れ④

言わずと知れた。
最高の音楽と映画への愛が溢れた1本。
映画を好きになった時の気持ちに戻れる。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

記録し忘れ③

3時間の長尺にも関わらず全くダレない。見たくないけれど、見させてしまうスピルバーグの演出の胆力と画面構成の上手さが光る作品。

あまりににカメラワークがリアルで、目の前で虐殺が起きてい
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.7

記録し忘れ②

プライベート・ライアン
これを超える戦争映画は今後誕生するのだろうか。

一瞬で戦場に放り込まれる臨場感が凄まじい。死ぬほど怖い。冒頭のノルマンディー上陸作戦が最も印象には残るが、ヴィ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

5.0

記録し忘れ①

オールタイム・ベストの1つ。
映画を見た時の原体験となっている作品。

映画は全てハッピーエンドだと思っていた
自分にとって今作の恋愛が成就せず
お別れせざるを得ないというラストが
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仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(2019年製作の映画)

3.4

シナリオはぶっ壊れてるけど、アクション映画としての満足度は超高い。

杉原監督の拘りつまりまくりの銃撃戦と
普段のライダー映画の1.5倍手数が多く
空間的なカメラワークの肉弾戦が最高。

高橋悠也によ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.9

ひと夏の空気感が詰まったいい映画。
画面がどことなく暗くてノワールのように
思えてくるのも印象的。

自転車で疾走するシーンの青さ。
スーパーマーケットでの視線移動の
ドキドキと色気の詰まった感覚の再
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

まあ強烈に食らった。
全編がパンチラインであり、人死にがほぼ
出ないのにめっちゃ暴力を感じるパンク映画。
90年代後期の尖った空気を浴びれて最高。

この映画のマチズモ的な価値観に相容れない部分もある
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.6

超怖い、超怖いと聞いていたのですごく
楽しみにしてみたら意外とあっさりだった。
ホラーと言うよりはサイコ的な気持ち悪さ
異常性を感じた。CUREにも近い。

特に序盤のヒッチハイカーのシーン。
佇まい
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.7

フィンチャー今のところ打率10割。
今作も文句なしに大好きな1本になった。

自分が幼少期を過ごした10年代のどこか冷めたローなテンションもすごく持った作品になので、肌に馴染んだ。色々な視点で語ること
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

うーん。期待していたけれどあっさりに感じてしまった。もっと度を越した狂人、かつ非道徳になってしまうと思っていたけど、意外と想像の範疇で収まっているというか。愉快犯的な感じになると思っていた。

この映
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.6

圧巻。
今作、というかフィンチャー作品に流れる
人間不信な感じがたまらなく好き。

この作品で言えば、パーティーの場面での
写真撮ってくださいだったり、そもそも共同捜査している警官だったり。もちろん、
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

ジョーカーの参照元ということで鑑賞。

あらすじや前評判から想像していた、クレイジーさやルサンチマン映画という側面はそこまで自分には刺さらなかった。
トラヴィスは行き過ぎただけであり、人間誰しも持っ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

これぞ映画!
ストーリーはほとんどないような物だが、
ゆったりとした時間の流れと60年代ハリウッド黄金期をじっくり堪能する至福の1本。

とにかく全編通じて風格が凄い。カメラワーク含めてゆっくりゆっく
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(2018年製作の映画)

3.5

杉原監督の冴えに冴えた、凝りに凝り
まくったカメラワークによる戦闘を堪能。

肉弾戦もロボ戦もここまで凝った戦隊は
中々見られないように思う。
ガンアクションもかなり拘られてる。
血の演出、アニメチ
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.6

汽車の下や、酒場、炭鉱とそれぞれの
地形の面白さを活かした立体的アクション
が全開になっていて相変わらず楽しい。
椅子など身の回りの物で対応するのも
活用法に驚きがあっていい。

中盤の酒投げ&キャッ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

アニメ版は未見。
何となく頭に思い浮かべる夏休みの風景が
ビン詰めにされたかのような1本。
超センチメンタルな気持ちになれる。

奧菜恵の神がかった美しさと
プールのシーンの一生に一度の人生の
ピーク
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

新海監督の中でダントツで好き。

貧困、気候変動、擬似家族。もう全てがどうにもならない、絶望だらけ。何となくそんな風に感じてしまう時代に生まれてきた僕らのためのような映画。

ジャンクフードで満足でき
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

4.6

見終えた後、120分しか経っていないのに
この田舎の人々と一緒に過ごしたかのような感覚になることが出来る。普段生活をしている時、ふとこの映画のワンシーンを思い返すほど大好き。

特に中盤のお祭りのシー
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セブン(1995年製作の映画)

4.4

降りしきる雨と陰鬱かつオシャレな画面。
得体のしれない猟奇殺人鬼の犯行。

自分の好みだけが詰め合わせになった
ような作品。ブレードランナーに並ぶベスト雨映画。鉄塔や図書館など出てくるモチーフも全部が
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