「多様性」という言葉で多くの人がイメージするマイノリティ。その代表的なマイノリティの影に隠れて、まだ世間の人が認知していないマイノリティも存在する。「多様性に理解があると自認してる人」は、まだ見えてい>>続きを読む
「臭いものには蓋をする」社会の現実。さとくんの思考を、理解出来てしまう自分がいる現実。見て見ぬふりをしていた現実と自分の思想を再考する機会を与えてくれる作品でした。
居酒屋のシーン、ヨダレ出る程泣いた。生き辛いのはお前のせいなんだけどな、でも共感しちゃうんだよな。。
出オチ映画と思いきや、後半まで全くダレずに鑑賞できた。ちゃんと面白い。
大枠のストーリーは分かりやすく観やすかったが、ご都合主義に感じてしまう設定が多くて100%楽しめなかった。
物語におけるスズメの行動要因が「恋愛感情」であること。その「恋愛感情」と「震災」をファンタ>>続きを読む
自分が初期のサニーデイの音源が異常に好きな理由が映画を観てやっと分かった気がする。「Be here now」晴茂さんの気怠げなドラム、一度で良いから生で観たかった。
曽我部さんは最近のライブでずっと>>続きを読む
好きな事や好きな物を正直に「好き」と表現することの恥ずかしさと怖さ、でもその殻を破って素直になれた時の清々しさ。この日本人的な絶妙な感情を芦田愛菜が完璧に表現していて引き込まれました。優しい気持ちにな>>続きを読む
優しさと卑しさと、優しさの映画。
海を見て、生しらす丼を食べて、梅酒を漬けたくなる。
「観て良かった作品」ではなく、「観なければいけなかった作品」だった。本作における加害者と被害者は表裏一体である同じ「人間」であり、その「危うさ」を理解する機会を与えてくれる(少なくとも自分には)必要な>>続きを読む
普段穏やかで落ち着いた人間の狂気が、1番恐ろしい。安易なセリフや感情描写で途中ダレるけど、ラストシーンは凄く良かった。
他者からの評価ばかり気にして、すぐに意思を曲げてしまう「自分を持って生きる才能」が無いありふれた自分だけど、せめて「自分を持って生きている人」をカッコいいと思える感性だけは捨てないように歳を取りたいと>>続きを読む
レイトショーで鑑賞。長く展開も少ない淡々とした映画だけど、全く眠気を感じない独特の面白さがあった。
髭尾崎がキーパーソンなのちょっと気に食わないけど、「花束みたいな〜」よりも好きな失恋映画でした。
前評判からリアルな恋愛映画だと思って観たら、思いの外フィクション恋愛映画感強めでした。
サブカルギャグを言い合う2人に共感を覚える一方で、少しだけサムく感じてしまったのは自分が老けたからなのでしょうか>>続きを読む