星野さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

星野

星野

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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

誰もが知る世界的ベストセラーの成功物語の筈なのに、最後まで暗く、悩んでばかりの主人公が強く印象に残る。
資本主義的な考え方を捨てて、自分が本当に求める物のみを残した主人公の様に、自分も生活の中で「救い
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「僕を怪物に殺させないで」という少し違和感のある息子との約束が、クライマックスの展開に繋がっていたのかとハッとした。

もしあそこで「僕のことを何があっても守って」と約束できていれば。。

14歳の栞(2021年製作の映画)

3.5

物語として記憶に残る映画ではないけど、鑑賞中に中学時代の色々な思い出(特に黒歴史)を振り返る事が出来る。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.0

田舎から東京に出てきた自分にも、東京で理論武装を固めた主人公と重なる所が多かった。素直で明るい理想の自分と、斜に構えて悪態ばかりの現実の自分との対比がとてもリアルで少し辛い。
クライマックスの展開は、
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

面白かった、特に後半かなり引き込まれた。観終わって幸せな気分になる映画ではないけど、色々な事を考えさせられる。

カフェ内でご飯を食べているシーンが一見暖かいようで、ものすごく「社会」だった。精神的な
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

自己啓発的な内容の映画かと思って今まで避けていたが、観たらしっかり面白かった。全体的にコメディ要素が強く、思考停止して「YES」と言う人々を皮肉る最後のオチまで流れが完璧。

ヒロインの「人生は遊びな
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

原作や実写とは別作品と考えると、
純粋に楽しめた。
今年初映画に選んで良かった作品。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

高校時代に何気無く観て、後味悪い暗い映画のイメージを強く持っていた作品。
アニメ映画化されたこともあって観返したら、本当に印象が違う。
「障害者と健常者の純愛」なんて単純な表現が出来ない程、良い意味で
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劇場(2020年製作の映画)

4.0


永田の事は好きにはなれないけど、
高すぎる自意識故の劣等感が作り出す、周り(主にサキ)への反抗心には凄く共感した。 

サキを傷つけ、その度に哀れな自分と向き合う永田の悲しい表情とナレーションが印象
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

癖の強い映画だけど、凄く好きだった。
夏帆は最強のヒロインだし、星野源は最強の陰キャラだ。

エンディングテーマが渋くて良い。

下鴨ボーイズドントクライ(2018年製作の映画)

3.0

大学生バンドマン、川好きがち。
浮気しがち。葛藤しがち。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.0

好きな映画。
ジメジメしていて暗い物語だけど、何故か何度も観てしまう。
石橋静河の冷めた表情とセリフが凄く良かった、頭から離れない。

俺たちに明日はないッス(2008年製作の映画)

3.0

高校生の頃、真夏に部活サボってGEOで100円で借りたこの映画を、クーラーガンガンにかけた父親の部屋でサクレレモンを食べながらボーッと観た思い出。
それだけ。
主題歌
銀杏BOYZ「17才」

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

面白かった。
主人公や保健の先生含む登場人物全員に「悪気」が無い故の、凄くリアルな展開だった。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高校生の時に観た時は、ダサくて弱くてしょうもない主人公を笑っていたけど、自分がサラリーマンになった今もう一度観ると、主人公が死ぬほどカッコよく見えた。男の「優柔不断さ」と「一途さ」と「優しさ」を全て表>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

最近流行りの極端なミニマリズムを主張する映画ではなくて、「モノは自らの人生の装飾品に過ぎない」というシンプルな事を教えてくれる映画だった。
おばあちゃん可愛い。
普通に眠くなる映画。

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.5

珈琲産地国の貧困問題や社会的地位の低さを、ドキュメンタリー形式で淡々と紹介する映画。珈琲を「好んで飲む国」と「生産する国」では、珈琲に対してのイメージや考え方が全く違うんだと思い知らされた。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

弱くてダサいけど真っ直ぐな宮本に、どうしても惹かれてしまう。

音楽(2019年製作の映画)

3.0

シュールで面白いけど、どこか退屈な、不思議な映画だった。「音楽に対する初期衝動」への強い想いは伝わった。

犬鳴村(2020年製作の映画)

1.5

レイトショーでなんとなく鑑賞。ストーリや設定に無理があり過ぎる、考察する気すら起きなかった。。