ほやほやまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライフ(2017年製作の映画)

3.3

火星で採取された微生物が、急速に成長して凶暴化し、宇宙飛行士たちを殺しまくる。
人類の夢も希望も打ち砕くSFスリラー。


《感想》

環境を整えて微生物を培養して活性化させようとするのはいい。
でも
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

《感想》

全編1カットというわけではないようだけど、それと見紛う長回しの映像は、臨場感がある。

本作のイニャリトゥ監督は、『レヴェナント 蘇りし者』で有名だが、本作のようなドラマ作品における、リア
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マザー!(2017年製作の映画)

3.1

詩人とその妻が暮らす郊外の一軒家。ある晩、不審な訪問者がやってくるが、夫は拒むことなく招き入れる。その行動に、妻は不安と恐怖を募らせる。やがて、次々と新たな訪問者が訪れ、平穏な生活が壊れ始める。一体、>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

『ブレードランナー』(ファイナルカット)視聴済み。


本作では、レプリカントが妊娠して生まれた子どもは、レプリカントなのか?はたまた魂あるものと言えるのか?という、前作よりも、もう一歩踏み込んだ問が
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.4

うさミミ少女がどデカいハンマー片手に巨人と対峙してるポスターが、くそ格好よすぎて気になっていた。


『I KILL GIANTS』っていうタイトルは格好いいと思ったけど、邦題の『バーバラと心の巨人』
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.7

口八丁のやり手弁護士フレッチャーは、仕事を優先してばかりで、家族との時間をないがしろにしていた。息子マックスが、誕生日に「お父さんが1日だけでいいから嘘をつきませんように…」と祈ったことで、なんとその>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

時間の概念という壮大なテーマを描いた、切なくも美しいSF。



エイリアンとコミュニケーションをとるために言語学的アプローチをするというのが、実に知的で良い。

単純な文章でも、それをエイリアンに伝
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

ジブリ作品では珍しいCGアニメーション。
やはり、ジブリ作品は手書きの良さみたいなのがあるけど、こういう挑戦自体は悪くないと感じた。

冒頭のバイクのシーンはめちゃめちゃクールだし、opがロックなのも
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.6

みんなでお尻歩きをするシーンが最高。

あと、パラダイスキングの登場シーンの曲にあわせて正拳突きする猿たちがかわいい。

ひまわりを抱っこしてあやすしんちゃんは、すごい良いお兄ちゃんだなと思った。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

"いちばん大切なのは、「愛する」才能"

とても暖かい気持ちに包まれる物語だった。
将来、自分が親になったときとか、見返したい作品。

まったく理解はできないけど、めっちゃ長い数式書いてる様子とか見て
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

前半で色々な出来事が起きて、後半でその謎が回収される展開は、結構楽しめた。最終的にお話としてまとまってて良かった。

能動的に謎を解いていくような展開ではないが、あくまでホラー映画なので、これはこれで
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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年製作の映画)

3.3

クレヨンしんちゃんの映画には、時々とてもキッズ映画とは思えないホラーっぽさがある。。。

子供が見たらトラウマになると思うけど、このキッズ映画らしからぬ怖さはちょっと面白い。

結末がしょうもないのは
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タイムマシン(2002年製作の映画)

3.5

《あらすじ》

時は、古き良き19世紀のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、恋人エマにプロポーズをしようとしていた。しかし、強盗が現れ、エマの命は奪われてしまう。彼女の運命を変えるため、アレクサ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.6

《あらすじ》
自動車会社で働く主人公は、不眠症を患い、疲弊した生活を送っていた。ひょんなことから、偶然出会った破天荒な男タイラーとの生活が始まる。主人公とタイラーの二人は、ストレス発散のためにファイト
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.4

《あらすじ》

第一次世界大戦真っ只中、二人の若きイギリス人兵士に重大な任務が命じられる。それは、最前線の仲間に攻撃中止の伝令を届けること。失敗すれば、1600人の仲間の命が奪われ、イギリスは戦争に敗
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

「本当に大切なものはいつも、失ってはじめてわかる」

これは、感動系?それともシリアスなサスペンス?

《あらすじ》

結婚5周年目の記念日、妻エイミーが失踪する。自宅には争った形跡が。警察は、アリバ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

まあまあ楽しめた。

目が見えないじいちゃんが、どこまでも迫ってきて銃ぶっぱなしてくるのは、やばかったけど、性格はそんなにぶっ飛んでなくて、ちょっと拍子抜けした。

後半でやばい思考回路を放り込んでく
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

北アメリカの極寒の大地で繰り広げられる凄まじい復讐劇。先住民に襲われ、熊に襲われ、激流に流され、なんとも壮絶な物語だった。

そんな中で、深く裂けた傷口に火薬を塗り、そこに火をつけ焼いて止血したり、死
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.1

静かで不穏、ミステリアスかつグロテスクな雰囲気が漂う作品。


そこは、大人の女性たちと男の子たちしかいない島。そして象徴的に登場する"ヒトデ"。
島には病院が一つあるだけ。そこで行われる謎の医療行為
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.1

潜水艦が潜航するとこのみんな仁王立ちシーン好き笑

失敗ばかりの特殊部隊の新米君がいざとなったときにいい仕事したり、大統領を逃がす時に護衛の人が言った「どうかご無事で!」だったたり、命懸けで一人部下を
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

「負け犬とは、負けるのを恐れて何もしないやつのことだ」

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

『時計仕掛けのオレンジ』や『レオン』にも登場して、気になっていたので観てみた。

最初は犬猿の仲だったドンとキャシーが、次第に互いを認め合い、惹かれ合っていくのは王道ロマンスな展開。

タップダンスを
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.6

なんとタイムリープの謎が明らかに!前作は、スリラーメインって感じだったけど、今作はタイムリープの仕組みに迫るとともにSF要素が強くなってる。

個人的には、わざわざタイムリープの仕組みに迫らなくてもい
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.5

昔、夕方にアニメがやってて観てたので、懐かしい。
亀たちの質感といい、アクションシーンといい映像技術が本当にすごい。

亀たちがエレベーターでビートを刻むシーンが地味に好きだった笑。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.1

地球温暖化を食い止めるために、冷却剤撒いたら、氷河期になってしもた、というのは悪くないとして、走り続ける列車の中でしか生きることができないというのは、謎すぎる。
世界を一周しているようなので、ずっと日
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

気まぐれに人間界に降りてきた死神が、人を知ろうとする内に、愛を抱いていく、ラブファンタジー。

切ないラスト。

最初の交通事故の描き方がストレートでちょっと引いた笑。

アイ・フランケンシュタイン(2014年製作の映画)

3.1

悪魔vsガーゴイルに巻き込まれるフランケンシュタイン。

悪魔は聖なる武器で攻撃されると、地獄に落ちる。地獄に落ちると、戻ってこれない。
ガーゴイルのマークを刻めば、何でも聖なる武器になる。雑か。
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コンタクト(1997年製作の映画)

2.0

純粋なSFかと思って見たら、テーマは科学vs宗教だった。しかも、SFの皮を被った宗教至上主義だからたちが悪い。

科学は孤独だとか、科学で説明できないこともあるんだから、信仰心を持ちましょうだとかを押
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