このレビューはネタバレを含みます
家族、母、父という言葉は時にして呪いのワードになる。当事者にしかわからない繋がりなのに。それは繊細なもの。
・人物たちの描写がいい。優しさと業の深さ、欲と罪。
・花火大会の日の縁側のショットは、でも>>続きを読む
とても真似はできないけれど、お手本となる素敵なご夫婦。人生に哲学を持って、実践して、あんな良い顔ができる人になりたいものです。
主演のふたりのさみしさと優しさに触れ、ぎゅっと抱きしめたくなる映画だった。いろいろ、良い。
帰路もしばらく余韻に浸り、冬の札幌が舞台の和歌山に繋がっているような気がするほど。
日々の暮らしの中に生ま>>続きを読む
ハリポタ超初心者でも娯楽作品として楽しめました。小さい頃、空想癖があった人(わたし)なんかはこんな魔法生物と遊んでいたはず。笑
メインの登場人物もチャーミング!続編も見たくなってしまった❤️
エデ>>続きを読む
タイトルの妙。なかなかこう鑑賞後にぐっとくる表題が付けられている作品は、映画ならずともあまりないのではないだろうか。
虚無と孤独を抱え、自己顕示欲の強いこじれた主人公の言い訳を、心の機微を繊細に描く>>続きを読む
いろいろと語りたくなる映画。非常におもしろかった!
これで3.11以降の日本映画の作り方がまたひとつ変わるだろうと思わせる作品。アナログと最新技術のバランス、脚本と演出の絶妙なチープさも最高だった。>>続きを読む
ストーリーの展開や画はキレイで楽しむことができた。でも、イマイチ入り込めなくて。これはきっと、相性の問題かな。
大衆にウケるクオリティの高いアニメーション作品が生まれたのは佳きコト!それを見れたこと>>続きを読む
俳優陣の演技は素晴らしかった。
ただ、演出や脚本がキレイにまとまっている分、もう少し"下手"な方が荒く泥臭い人間味を感じられたかもしれない。
インディペンデントや素人俳優でも見てみたいな、と思った>>続きを読む
大人が憧れてしまう青春。その眩しさをぎゅっと詰めた一作。
また音楽が、卑怯なほど良くって。バンドがいきなり上手すぎだろう、とかそんなのもどうでもよくなる。
挫折を味わう兄の描写や、楽観的な希望だけを>>続きを読む
アーサーがアーティストの思いを大事にし、アーティストから信頼されていることはわかった。
そして、彼が手掛けるワールドツアーが前代未聞の規模だということも。
でも、それだけ。
どんな風に考え動い>>続きを読む
IMAXにて鑑賞。
驚きはあまりなく、予定調和な印象。
ヒリヒリとした痛みと打ち明けられないトラウマや悩み、その苦しい中で見つけた友情や恋のきらめきがぎゅっと詰まっている。
普通とはちょっと違う、という魅力全開の主人公たち。エズラ・ミラーがカッコよすぎだ>>続きを読む
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画面サイズとカメラワークで、冒頭からグッと心を掴む。ところどころボケた映像がまた良い。
ただ狭く場面がはっきり見えない構造が続くので、緊張感のある展開ながら、ボーッとしてしまうところもあったけど。全く>>続きを読む
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微妙に繋がっていないシーンが多かった気がする。それが落ち着けない移民の心理をより強調していたように思う。
感情が爆発するシーンは胸がぎゅっとなった。特に主人公が歌い叫ぶところは。
3人には幸せに>>続きを読む
5人姉妹に魅入ってしまう。
長い髪の毛から透ける眩しい太陽。思春期の強さと危うさは、どうしてこんなに美しいのだろう。
幸せの正解は本人にしか見出せない。
最後のシーンでは、思わず涙。
賢く生命力にあ>>続きを読む
樹木希林の魅力!
家族の愛情ってやっぱり特別。ダメな奴も突き放しつつ、思ってしまう。いい物語だった。
あまり書くとネタバレになるのですが、
うわっと驚く映画でした。
シャーロット・ランプリングはもちろんのこと、リュディヴィーヌ・サニエにも惹かれた。なんて美しいバスト!
人生は思い描いたようにはいかない。苦しさや虚しさを突きつけられる作品でした。
それでも生きていかなきゃならない。それは大変なこと。改めてそう感じた。少しの希望と引き換えに、覚悟をしなきゃいけない。身>>続きを読む