h1sash1kjmさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

ローマの映像が綺麗だったこと以外みるところなし。退廃的な生活を送る人々、中でも過去の一発屋のくせに偉そうな主人公。何をするでもなく夜な夜なパーティに明け暮れどうでも良いことで人の批判をしたり、女を口説>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.1

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冷戦下のポーランド、民族代表のような音楽団結成と社会主義国を賛美するような政治的意図をもった音楽団への教育を意図する。そのプロデューサーのような男と人生に影を抱えた少女がやがて激しい恋に落ちて、愛し合>>続きを読む

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.9

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同じ提供者から精子提供を受けそれぞれ子供を産んだレズカップル。こどもたちも大きくなり平和な?家族を営んでいた。ある日、生物学的な父親の存在を確認したいと子供たちが父親を探し会うようになることから、意外>>続きを読む

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.2

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何だこれは?2人の子供がいる夫婦が離婚調停。下の子ジュリアンの親権をめぐり対立。ジュリアンは母親側につき、夫は孤立。裁判所の裁定は夫へジュリアンに会う権利を認めるもの。週末夫はジュリアンを迎えに来るが>>続きを読む

ホブスンの婿選び(1954年製作の映画)

3.7

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チャールズロートンの意地悪おやじぶりの右に出るものはいない。頑固な靴屋のおやじで、妻に先立たれ娘三人に対して威張り散らす父親。特に長女は嫁に行かずに自分の面倒をみるよう強要。長女は画策し使用人で腕のた>>続きを読む

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.5

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アイルランドで本格的なロックバンドを作ろうとするジミー。広告を出しメンバーを募るが個性的なメンバーばかり。歌はうまいが目立ちやがりで性格がめちゃくちゃなメインボーカル。仲間うちで恋愛いざこざ。演奏の質>>続きを読む

ルシアンの青春(1973年製作の映画)

3.0

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フランスの陰気な青年ルシアン。先生にレジスタンスに入りたいと申し出たが断られ、駐在しているドイツ警察の手先になる。ドイツの威光を笠に着てやりたい放題。ユダヤ人の仕立て屋に少し親切にしてもらうと、その美>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.0

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家出・流浪の旅から久しぶりに家に帰ろうとするライオンと、6年間の牢獄生活から出て貯めたお金で洗車業を始めようとするマックスが、偶然出会い旅をする様を描く作品。ハリウッド映画特有のいい加減で薄汚く適当に>>続きを読む

スター誕生(1976年製作の映画)

3.5

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往年のロックスターはわがまま放題のアル中で、興行はぶちこわすし、人気も次第に下火に。そんな彼がセミプロのシンガーと出会い、彼女の歌に惹かれ女性としてもひかれていく。彼女は彼のサポートもあり成功の階段を>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.4

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基本ホラーは観ないのだが、受賞作品として頑張って観た。ホラーというよりサスペンス。謎の殺人鬼が1年前に母親を殺された女子高生に襲い来る。彼氏が怪しいかと思われたが携帯の発信記録から無実と判明。主人公を>>続きを読む

ポケットいっぱいの涙(1993年製作の映画)

3.0

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貧しい黒人たちの街で暮らすケイン。売人の父、薬中の母に死なれ祖父母に育てられ学校も卒業するが、連れたちとの付き合いからまともな暮らしはできない。少しはまともな面もあるが、結局は周りの人間と同じ、付き合>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

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あの名作ウェストサイドストーリーをスピルバーグが描くとこうなるという作品。オリジナルのテイストを残しながら、映像はとてもきれい。ストーリーも改めて観ると、最後にマリアの伝言を敵陣に複雑な思いを抱えなが>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴィーナス、セレナウィリアムズの父親が、特にヴィーナスをどのようにスターテニスプレーヤーに成長させたかを描いた伝記もの。熱心で素晴らしい成果を上げたことは明らかだが、黒人ならでは苦悩はあるだろうが、周>>続きを読む

落ちこぼれの天使たち(1987年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画、最近ないけどいいなー。落ちこぼれのハイスクールに転任になったマイノリティの数学教師、英語もしゃべれないような生徒に数学を教える。はじめは勉強することに意義を感じなかった学生たちが、先生の>>続きを読む

ランブリング・ローズ(1991年製作の映画)

2.9

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訳アリで使用人として引き取られた自由奔放な淫乱女のローズ。悪気はないのだが、誰彼かまわず男を誘い、信頼すべきご主人も誘惑、好奇心旺盛な息子の要求にも応じてしまう。困ったご主人は彼女を追い出そうとするが>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

旧ユーゴスラビアの紛争を第二次世界大戦から内戦に至るまで、時間と空間を越えて描いた分けが分からない作品。仲間を裏切り、戦争が続いているとだまして地下に閉じ込め武器を製造させ、それを売りさばく主人公。U>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白いサスペンス。文学気取りの作家と、それを商売にしようとする映画会社のやりとり。大衆受けの狙いと作家の理想が合わないこともあり、全然作品ができない。ひょんなことから同じホテルに宿泊する陽気な>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

2.9

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ウディアレンの作品の中ではまだ見れる作品だった。ひねくれてぐじぐじした禿げた中年男のウディ・アレン。レズビアンに走って離婚したメリルストリープには過去の性癖等を本で暴かれる。だが、娘よりも若い17歳の>>続きを読む

ふたりの女(1960年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦後半、ムッソリーニの失脚からイタリアが侵攻され、ローマから田舎へ疎開する母と娘。母は気が強く娘を天使のように可愛がるが、解放されたローマへ戻ることを急いで途中で娘は集団兵に犯されてしまう>>続きを読む

テンダー・マーシー(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テキサスのモーテルを経営する母ローザと息子。夫はベトナム戦争で戦死。そこに宿泊するが現金がないので働かせてくれと頼む元歌手マック。どういうわけかその申し出を承諾し、住み込みで働くうちに再婚をすることに>>続きを読む

ミラノの奇蹟(1951年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キャベツ畑に捨てられた赤ちゃん、おばあさんに拾われ育てられるが、やがておばあさんが亡くなり、孤児院に入れられる。成長し孤児院から出てきた主人公。貧しい人たちと一緒にある土地で暮らすが、その土地から石油>>続きを読む

令嬢ジュリー(1951年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

伯爵家のわがままな令嬢と、婚約者がいる下男との恋を描いた作品。複雑な生い立ちを持ち屈折した性格の令嬢、下男が気になるのだが、令嬢としてのプライドが顔を出し素直になれない。そんな彼女なのだが幼い頃からの>>続きを読む

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

2.6

私は覚えているという意味だそうだ。古き時代のイタリアの片田舎。何がテーマということもなく、ある一家を中心に何となく起こったことをバラバラ描いているなあという印象。

グリフターズ/詐欺師たち(1990年製作の映画)

3.3

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地味な詐欺師ロイと、大物詐欺師の手下として競馬詐欺を働きながらそこからお金をくすねる母親リリー、ロイの恋人でお色気詐欺師のマイラ。この三人が繰りなすドラマ。若くして生んであまり母親としての自覚のないリ>>続きを読む

立ち去った女(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

無実の罪で30年投獄されたホラシオ。彼女を嵌めたのは元の恋人のロドリゴ。無実が証明され釈放されるホラシオ、娘と再会し、いなくなった息子を探すが、その前に自分を嵌めたホラシオに復讐しようと、彼の居所を探>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

こういうのを芸術と呼ぶのだろうか。映像は美しい。赤をモチーフに、カットも大胆で映像としての美しさ、監督の卓越さは伝わった。が、何を言いたかったのか、何に焦点を当てているのか、登場人物の誰にも感情移入で>>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

1.1

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つまらない。何をどう観たら良いのか教えてもらいたいくらい。暗くてテンポが悪くて意味が分からなくて、なぜ不思議グッズのセールスマン二人が顔を白粉で化粧しているのか、突然戦争帰りの騎馬に乗った国王がバーに>>続きを読む

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒューグラント主演のこれぞ90年代の英国映画という感じ。アンディマクダウェルもとってもらしい。何度も友人の結婚式に出るが、出席者はいつも同じメンバー。一目ぼれのマクダウェルだが、そもそもなぜ彼女が毎回>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.1

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めちゃくちゃ。エプスタイン、オバマ、クリントン・・相当やばいネタも扱っているが、主義主張が分からないので許されるのだろう。Qアノン的なのか反Qアノンなのか、トランプ派かアンチトランプか。なんでカザフス>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

小さいころに中国からアメリカに家族で渡ったビリー。中国の祖母とは頻繁に電話で話す仲。ある日、祖母が肺がんの末期で余命いくばくもないことを知らされる。本人には告げないことを親族で決め、孫の結婚式というこ>>続きを読む

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

2.8

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難しい。イタリアの田舎、昔ながらの養蜂業を営む一家。子供は娘だけ4人。頑固で聞く耳を持たない横暴な父、長女は養蜂業を助けるしっかり者だが、下の子たちはわがままでいうことを聞かない。息子とお金が欲しい父>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

KKKへの潜入捜査を黒人刑事とユダヤ人刑事が2人一役で行い、見事に相手幹部を騙して、過激な差別主義者の悪事を阻止する。アメリカ社会は相当病んでいる。過激派の妻が黒人殺害に興奮して心から望んでいるシーン>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

不思議系の映画だが、何となく面白かった。順風満帆な人生を歩んでいるように見えた現代美術館のキュレーターのクリスティアン。思いやりをテーマに美術館「スクエア」を展開する。ある日、通勤時に詐欺のようなスリ>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

内戦時代のスペイン。レジスタンスを徹底的に攻撃する大尉。そのもとに再婚者で妊娠中の母親と一緒に赴く主人公。暗い時代、しかし、そこで不思議な妖精に出会い、かつてのお伽の国の王女の生まれ変わりであることを>>続きを読む

さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

1時間程度の作品だが、とても長く感じる。退屈。何を言いたいのか、奇をてらった作品?これを作った人、これを作品賞として評価した人、まったく理解に苦しむ。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

今度はホモ映画。正直見ていて気色悪かった。大学教授の息子と、教授の弟子で夏の間一緒に住む男。最初は生意気で反感を感じるが、なぜか心惹かれ愛し合う仲に。夏が終わり男は帰っていく。教授の父は二人の関係に気>>続きを読む