h1sash1kjmさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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キャロル(2015年製作の映画)

2.8

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久々に見た現代映画。さすがに映像は綺麗だし、音も良い。普通のストレートの女の子が、かつては普通に結婚もし子供もいるが幼馴染とレズに走った貴婦人に惹かれ、やがてレズにハマっていく。まったく理解・共感がで>>続きを読む

わが心に歌えば(1952年製作の映画)

4.0

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第二次世界大戦中に足を負傷しながら兵隊の慰問活動を積極的に行ったジェーンフローマンの生涯を描く伝記映画。劇中の歌は本人によるものとのことだが、本当に素晴らしい歌声だった。退屈することなく歌声に聞き入っ>>続きを読む

愛しのシバよ帰れ(1952年製作の映画)

3.3

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ランカスターと不釣り合いの妻。かつて学生時代に妊娠させた責任を取って結婚した妻。そのせいで医学への道を断念した。子供も死亡し夫婦二人で暮らしていた。ランカスターはアル中を克服して1年、立ち直りかけてい>>続きを読む

ブルックリン横丁(1945年製作の映画)

3.0

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エリアカザン初期の作品。彼らしくまじめで暗い。夢を追うだけで生活力のない父。そんな父を支えながらも余裕のない暮らしに疲れギスギスした母親。父が大好きな娘と息子。勉強好きな娘、父親が無理をして転校させる>>続きを読む

西部の男(1940年製作の映画)

2.9

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西部劇。テキサス開拓途上。農民と牧場主との攻防、判事を名乗り勝手に司法を牛耳り、ならず者をのさばらせ、都合が悪いとみな絞首刑にしてしまうとんでもない野郎。その間にゲイリークーパーが立って、農民の娘に味>>続きを読む

ラインの監視(1943年製作の映画)

3.0

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第二次世界大戦直前のドイツとアメリカ。台頭するナチスに対抗するリーダーの一人クルトはアメリカ人の妻と3人の子供と一緒にアメリカに来る。しかし、クルトとともに戦ったリーダーの逮捕を知り、その代わりに指揮>>続きを読む

ピグマリオン(1938年製作の映画)

2.5

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あのマイフェアレディの元の映画。オードリーほど綺麗ではないが。田舎育ちのイライザの訛りを矯正し、人々をだませるかどうか賭けをする話。マイフェアレディ以上にヒギンズ教授の尊大さ、傲慢さに呆れる。何でこん>>続きを読む

風雲児アドヴァース(1936年製作の映画)

3.2

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この時代にしては2時間20分を超える大作。スペインの貴族が商人の娘と結婚するが、娘は別に恋人がいて子供を作って出産するがお産で亡くなる。裏切られた貴族は生まれた子供を修道院に捨てる。修道院で育った子供>>続きを読む

シカゴ(1937年製作の映画)

2.4

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19世紀後半のシカゴの大火をめぐるオレアリー家のゴタゴタ劇。火災のシーンはこの時代の映画にしては迫力あふれている。しかし、こんな大惨事を招いたのは主人公でもあるオレアリー家の不注意。元々後ろ足で蹴るバ>>続きを読む

黒蘭の女(1938年製作の映画)

3.3

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南部の我儘、高慢ちき、最低女が、恋人に愛想をつかれ捨てられたのに、自分のもとに帰ってくると信じて、別に結婚したと分かればいつか取り戻してやると画策し、といった役どころを若き日のベティデイビスが見事に演>>続きを読む

ミネソタの娘(1947年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

農場育ちで気立てが良く賢いカトリン。看護学校へ通うため田舎を出るが最低野郎のペンキ屋に騙され学費を無くし、政治家の家でお手伝いをしてお金を稼ぐことに。持ち前の性格の良さから女主人と政治家の息子、執事に>>続きを読む

大自然の凱歌(1936年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ウィリアムワイラーならではでよく仕上がっているが、よくよく見るととんでもないエロじじい。金にものを言わせて娘ほどの若い、しかも親友の娘を手に入れようと、実の息子とも争いいい寄るとんでもない野郎。最初は>>続きを読む

ヘンリー八世の私生活(1933年製作の映画)

3.4

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英国のヘンリー8世の生涯をコメディタッチで描いた映画。テンポもよく、全体の構成もよく考えられておりこの時代の映画にしては退屈しない。

リング(1927年製作の映画)

2.1

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素人をリングに挙げてプロのボクサーと戦わせるという意味不明な興行。美人の受付嬢に乗せられ試合に臨む色男。戦うボクサーは彼女の彼。しかし色男はボクサーに勝ってしまう。彼女は色男に心惹かれながらもあっさり>>続きを読む

ふしだらな女(1927年製作の映画)

1.6

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安易な美貌は非難中傷の対象になるとあったが、これは「安易」だったということか?時代背景の違いもあるかもしれないが、全然分からなかった。美人の人妻が画家のモデルになる。画家との関係を疑った夫を画家が射殺>>続きを読む

農夫の妻(1928年製作の映画)

1.9

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時代かな。でも面白くない。ストーリーがひどすぎる。無声映画だが字幕が少なすぎて展開がよく分からないし、最初はどういう関係性なのかまったく理解できない。かぶせてくる音楽もまったく展開や内容に合っていない>>続きを読む

ジュノーと孔雀(1929年製作の映画)

1.5

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音声入りの作品。何だこれは。サスペンスでもない、恋愛ドラマでもない、悲劇でもない、誰にも共感が持てず、どういう作品?嘘つきで怠け者の父親と見栄っ張りの母親、アイルランド紛争で片腕を無くした息子。いまい>>続きを読む

マンクスマン(1929年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック初期の無声映画。字幕も出ないセリフも多いのだが何とも言えない秀作。漁師のピートと弁護士のフィルは幼馴染の親友。ピートには美人の彼女ケイトがいる。ケイトに結婚を申し込むが一文無しであることを>>続きを読む

ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックの初期作品の中ではよく出来た作品。面白かった。警官の彼氏がいながらわがままで身勝手、尻軽の女。デート中に機嫌を損ねて別の男とデートに。一人暮らしと知りながら夜中に男の部屋へ。盛り上がりその>>続きを読む

殺人!(1930年製作の映画)

3.2

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英国時代のヒッチコック作品。法廷サスペンス的なお話。陪審員の一人として死刑に賛成してしまった主人公が、その後悔から真犯人を見つけ出しついには真相を語らせるというストーリー。いまいちどうして真犯人が被害>>続きを読む

リッチ・アンド・ストレンジ(1931年製作の映画)

3.2

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現状に不満を持つサラリーマンの主人公。奥さんは慎ましやかな生活にも満足する素敵な女性。ある日、叔母からのプレゼントで世界クルーズへ出発。船酔いする主人公から相手にされない奥さんは、長官と呼ばれるステキ>>続きを読む

第十七番(1932年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

何だこれは?ストーリーがさっぱり読めない。突然登場する主人公の得体が知れないし、不明の死体、そこで出くわす浮浪者。ドタバタ劇が最後まで続くがラストシーンまで結局分からない。機関車やバスの暴走シーンなど>>続きを読む

暗殺者の家(1934年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

知りすぎていた男としてリメイクされる英国時代のヒッチコックの作品。始まりが、どういう設定なのかまったく理解できない。もう少し状況説明があった方が良いのでは。ただのわがまま娘と子供をしっかり教育できない>>続きを読む

巌窟の野獣(1939年製作の映画)

2.9

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ヒッチコック英国最後の映画。身寄りを亡くし唯一の親戚の叔母を訪ねてコーンウォールの宿屋に。しかし、実はその主人で叔母の夫は盗賊の親玉。それを知っていながら離れられない叔母。最初に親切にしてくれた領主に>>続きを読む

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大女優の夫が殺された。殺したのは妻で、愛人に助けを乞う。愛人は何とか助けようと協力するのだが、実は女優の罠で、殺人の濡れ衣を着せられる。困った愛人は女友達の主人公に助けを求め、主人公は父親とともに友を>>続きを読む

山羊座のもとに(1949年製作の映画)

2.9

まだ観ていなかったヒッチコック作品。ヒッチコックらしさがあまりない映画。最後はさすがに引き込まれるが前半が退屈。イングリッドバーグマンの演技も稚拙。

I AM アルフレッド・ヒッチコック(2021年製作の映画)

3.1

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映画監督アルフレッドヒッチコックのドキュメンタリー映画。これまでに数多くの作品を見てきたが、それぞれの作品にまつわるエピソードなどが紹介され、もう一度観てみようかなという気にさせられた。ということは良>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.4

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あのナイチンゲールの伝記映画かと思って観たらさにあらず。イギリス植民地時代のオーストラリアでの鬼畜のような英国将校に騙され犯され夫や赤児を殺された主人公が、同じく虐げられた現地人ビリーをこき使いながら>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

FBIの名を語っての車泥棒をカタに取られてFBIのスパイをさせられる主人公ビル。ブラックパンサー党の議長ハンプトンに近づき仲間を装う。貧しい人たちによる革命を訴えるハンプトン、FBI.、警察、司法がグ>>続きを読む

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

るろうに剣心シリーズ第二弾の2作目。一応これで完結。幕末期、いいように権力者に利用され、役目が終わったら使い捨てにされたり、裏切り消されたりした影の立役者、暗殺者たちの悲哀を描く。一方でみずからも殺し>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

るろうにシリーズ最終章の2作目にして1作目の前編。謎解き風でもあり、この順番はなかなか心にくい。
巴との出会いから、次第に心惹かれ愛し合うように。しかし、悲しい時代に巻き込まれて自ら犠牲になって、剣心
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

るろうに剣心シリーズ最終回?亡くなった有村架純ちゃんの弟が復讐のため剣心の周囲に破壊の限りを尽くす。最後は誤解が解けるというストーリー。前作まで観たはずだがうろ覚え。でも、結構楽しめた。

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.3

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突然の隕石襲来。恐竜絶滅クラスの被害予想。グリーンランドのシェルターに入れるのは一握りの人。避難者に選ばれる主人公家族。夫婦は破綻し愛する子供は糖尿病。避難の権利をめぐり争う人々。誘拐、暴動、殺人も。>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.1

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バカでいい加減で無神経な女の子が主人公。ある日、ちょっと変わった男の子と出逢い少しずつ変わっていく。彼のことを好きになるが、一向に距離は縮まらずイラつく彼女。彼女は実は生まれつき特別な病気で心臓移植を>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

2.8

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実話に基づく。白人至上主義の暴力集団に属する全身タトゥの主人公。殺人・放火親代わりのリーダーの指示に従い悪の限りを尽くすが、3人の子を持つシングルマザーとの出会いをきっかけに集団から抜け出そうと。しか>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

心ならずも嫁に行かされる娘と、その肖像画を母親に依頼された若い女性画家。最初は半目しあい絵も上手く描けないが、次第に打ち解け合い、絵も順調に完成に向かう。その過程で二人はレズへ発展。絵の完成と共に二人>>続きを読む