上から謙さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

上から謙

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ど根性一代(1963年製作の映画)

3.1

ただ勝新太郎が輝いていた。曽我廼家さんも高千穂さんもすてきだった。
最後の決闘シーンがどこか何故だかあまり頂けなく感じてしまった。そこまではなかなか見応えあったのに、曽我廼家さんの「あのど根性があれば
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日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)

3.6

関東大震災後の築地の覇権争い。
革命の映画。
丹波哲郎の船長帽、「おい、呑気ボウズ」爆笑。
北島三郎さんの死に様。
魚河岸という設定もありボリュームはMAXで。

鶴八鶴次郎(1938年製作の映画)

4.2

浮雲へと通ずる感じを勝手に感じるドンデンドンデンチントンシャンチトテンチトテンテン男と女のすれ違い劇。
ずっと観たかったのもあり成瀬巳喜男監督信者になろうかと改めて思い至った。

陸軍落語兵(1971年製作の映画)

2.5

ゆるーく進んでいく。落語兵が斥候に行かされるシーンの様な感じ。
観た回が仕事帰りの人たちなのか、オジサンたちが一日の娯楽といった具合の銭湯にあるサウナでテレビを見てるような感じで思い思いに声出して笑え
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色の道教えます 夢三夜(1961年製作の映画)

3.0

全三話の短編で構成される艶っぽい噺集。
全てに鴈治郎さんが絡み、世にも奇妙なのタモリさんが一つ一つのエピソードに関わり、訳ありの男女の絡まった糸?紐?を解いていくような映画。
一話目、完全に寝落ちして
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人情馬鹿(1956年製作の映画)

3.9

喜劇は悲劇
ラストシーンの切なさ、キャバレーの女に入れ込む男の阿呆さ。
女の気まぐれの妙。
困ったら関西弁と上方女の気迫で押せ押せドンドン。
男は野心ばかり抱き、でかいことを言うが釈迦の手の上で踊って
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

全員の性格がこれでもかというくらいひとりびとりにありて、それが絡み合うからこれ何がいいたいんだっけと思ったりするが、そもそも別にこれって何か思わないといけないとかじゃなかったよなと子どもの頃に映画を観>>続きを読む

一刀斎は背番号6(1959年製作の映画)

4.6

感動。まどマギを観た時の様相。木村恵吾監督という方の度量や姿勢をみせつけられた心持ち。まさしく一刀斎の如し。

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