りんじんさんの映画レビュー・感想・評価

りんじん

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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恋に落ちた気難しい老人の滑稽さを押し出したストーリーで、ああ、そういえばこれミステリーって紹介されてたなと最後に思い出しました。個人的にはミステリーというよりシニカルなシュールギャグといった風情。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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資本主義社会を風刺しているらしい不思議な映画。見る時に大事なのは「なぜ、どのように」という謎解き部分ではなく、何が最適解なのかを考察することかな、と。
果たして、少数の良心が富を管理することで平等を生
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冴えない中年教師がアルコールでやらかして、酒は飲んでも呑まれるな…的な話に見えたけど、本質は人生に起こる問題との向き合い方や姿勢の話なのかなと感じた。軽いアルコール度数のうちは、かつてあった楽しさを取>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

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シンプルなサスペンスかと思いきや罪の在処を問う哲学映画だった。
最後の展開は、「なるほどなぁ」とも「何だったんだこれ」ともなってちょっとモヤモヤしたけど、面白かったです。見返したら細かい伏線とかあるん
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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淡々と主観的に進行していくので人間関係と状況が把握しづらい。ただ細かい描写の積み重ねでジワジワ追い詰められ、ふいに転げ落ちる様が不気味で、風評が命を握る現代を表しているようで非常に惹き込まれた。主人公>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

4.0

フランスは軟弱、ヘビメタを聴け。
リアリティなんて女々しい考えは捨てろ。