この作品を観た後、何年ぶりに'思い出の桜’の近くを通った。あの季節とはちがって、青い葉が生い茂っていた。 桜の季節に眺めていた頃、登場人物と同じようなことを考えていた。カレが世界の中心で、カレのことし>>続きを読む
周防監督の商業作品1作目。想像していた以上に楽しめました。
'出家する’と一言でいっても、朝から夜までぎっしり作法(寝方や用の足し方に作法がある!)と座禅修行、そして楽しみは粗食と…これは辛い。モック>>続きを読む
あのリュック・ベッソンが帰ってきた!(レオン辺りじゃないけどね)本作は、とんでもアクション大作(だよね?)
「フィフス・エレメント」や「Taxi」好きなら、興奮する要素は十分ある!つまり、何も考えな>>続きを読む
「アンジェラ」から遠のいていたリュック・ベッソン作品を、最新作をきっかけに鑑賞。
本作は「インディ・ジョーンズ」やら「ナイトミュージアム」と表されていたのを見たけれど、それでも違うなぁ(汗)
「TA>>続きを読む
原作未読ですが、実際にドームふじ基地で料理人だった方のエッセイのようです。なる程、行動一つひとつにウソがない(映画オリジナルエピはないそうです)沖田監督、ハズさないなぁ。
早い話が、南極コント(笑)>>続きを読む
初ホン・サンス作品、なのに二本立て。
掴みどころのない主人公ソニ。こちらは、呼び寄せなくても三人の男性から好かれるキャラクター。男性に合わせてキャラを変える辺り、小悪魔的な可愛さもあります。
この三>>続きを読む
初ホン・サンス作品、なのに二本立て。
終始、男性に思わせ振りな態度をとる主人公ヘウォン。感情移入しがたいキャラクターですが、かなりリアリティーありました。こんな男女いるいる!
相手である妻子ある男性>>続きを読む
今年最初で最後の花火。私はリアルタイムで「If もしも」を観ていました。あれから何年ぶりに観るのだろう…岩井作品でも、特別な存在すぎて見直せずにいました。
本作は、このドラマの一作を編集して劇場公開>>続きを読む
「ガス・ヴァン・サント&マット・デーモン特集」にて鑑賞。
最初から死が描かれる。けれど、イーノックはどうも実感がない。赤の他人の葬式だから。それにも理由がある。
葬式で出会う少女アナベル。なんだか掴>>続きを読む
邦題が…だけれど(汗)また観てしまった。しかも、一回目は珍しく洋画を映画館で。偶然見つけたのに、ヒットしました。
男女間の友情。これは永遠のテーマだと思う。これに、女性の妊娠適齢期(精子バンクのような>>続きを読む
BDで久しぶりに観賞。 CHARA×浅野忠信は『FRIED DRAGON FISH』で主演と主題歌という組み合わせでしたが、本作で共演。ふたりのその後はいわずもがな。『undo』よりも艶かしいキスシー>>続きを読む
映画館の4周年イベントにて観賞。二回目ですが(映画館で観たのもあるのか)そのスゴさが薄れてない。むしろ、主人公(精神病気質)の‘こわれゆく’様子が倍増しているようにも見えた。なんという作品だろう…>>続きを読む
本作は、戦争映画として見るというより、ヒューマンドラマとして見ようと二度観て思いました(もちろん背景を理解することも大切ですが、あまりに辛すぎるので)
手紙というありふれたアイテムが、とても重要になっ>>続きを読む
3D字幕 Dolby Atmosで観賞。かなり圧倒され、初めて3D酔いを経験…
デザスタームービーでもあるとは思いもよらず、とにかくビビりまくりの私…このジャンルを映画館で見るのは初めてで、刺激受けま>>続きを読む
故森田芳光監督が脚本を書かれてた作品(というのを見直して改めて知った)90年代の日本映画って、ドタバタコメディ多かったし、その中でも面白い題材かも。
本筋に沿って、フィクションとして作る側の‘映画’が>>続きを読む
一度映画館で観たことを忘れていて(印象的なタイトルなのに、汗)結局最後まで見てしまった。
'恋愛を知りたければ、ヒュー・グラントが恋に落ちる映画を見るべし’って、とある映画のネタになってたしね(笑)洋>>続きを読む
なんだか思ってたバンド映画と違う…これでこそクドカン!しかし、けっこうお下劣。歌詞もキテる!監督作だけ見ていったら、日本映画界の異端児だと十分思う、汗。
ミュージシャンではない田辺誠一や勝地涼(あの前>>続きを読む
岩井監督の長編デビュー作品。初見(学生時代)では何故かストーリーが理解できず(どっちが藤井樹?みたいな)何年ぶりかに観て、同姓同名の話のくだりをようやく理解。
藤井樹の青春時代(酒井美紀と柏原崇)がみ>>続きを読む
中学生のエロ妄想が、発想がアホすぎる(笑)クドカン監督作での、何かを突き抜けてしまったギャグは「真夜中の弥次さん喜多さん」からわかってるハズなのに、何故か慣れない(苦笑)脚本のみ参加作品の、ライトなギ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Al型OSに恋をするという一点に気を取られていました。ふたを開けてみたら、離婚間際の夫婦のお話だったとは。そして、気持ちを相手に伝えることの難しさを扱った作品でもありましたね。
私は女性目線で見てし>>続きを読む
‘障がいは、個性である’
このような表現はあれど、それを実際に描こうとすると、どうしてもフィクションな雰囲気になるけれど、本作はリアリティーをとても感じた。 これは、あくまで主人公がシモンということ。>>続きを読む
原作未読。山下作品の常連俳優、山本さんが序盤から‘童貞なんで’のジャブ!乳首見た?見てないとか(笑)『ばかのハコ船』といい、監督・向井さんとの共同脚本がいい味出してます。
旅先で取り残された面識のない>>続きを読む
La cuisineという深夜ドラマの最終話だった作品(のちに劇場公開された)
料理がテーマとなっているこのドラマ、岩井監督が過去関わった「オムレツ」(高田純次が別れた女房の味を再現しようと奮闘する話>>続きを読む
お馴染みのシーンそれぞれがパワーアップ!序盤から「スーパーマン観てるのよね?」と、何度もツッコミ入れたくなった(汗)と同時に、私の知ってるストーリーって、前シリーズ?初期シリーズ?と混乱(混合されてな>>続きを読む
映画として評価しずらい作品。ドラマ(しかも特別篇)と完全に繋がっているからです。単品の作品として成り立っているとは、とてもいえない。
柴田と真山というキャラクターとその関係性は、トリックの山田と上田、>>続きを読む
前知識を入れずに見たからか、ツッコミ所の多いアクション大作という印象で…派手な兄弟ケンカやら、最後は結局○○○頼みかよ!とか、戦闘中でも、安定のスターク(アメリカン)ジョークで、もう(笑)
アイアンマ>>続きを読む
原作は未読ですが、西加奈子原作の「円卓」を観た後なので、世界観が繋がって入り込めました。大阪のノリというより、こちらは向井理・宮崎あおい夫婦が軸になっていて、大阪色は薄め。逆にいえば、アクは強くない。>>続きを読む
原作未読。行定監督=「GO」「セカチュー」イメージを、自ら野心的に打ち壊されたのではないでしょうか。監督らしくない!が第一印象。
まず、キャストがほぼ西日本出身!「きょうのできごと」で感じた関西弁のち>>続きを読む
大森監督作品は、初めての観賞。みなさんおっしゃってるように、多田と行天の雰囲気がいいですね。脇もいい。高良くん、大森さん、柄本兄、松尾さん(笑)橋口作品で印象的な片岡さんがルル、ハイシーって鈴木杏ちゃ>>続きを読む
山下敦弘監督の長編デビュー作。作中に登場する「あかじる」って、本当にあるし!でも、青汁と同じような商品だろうと売れ行きで想像できます…
主人公が甲斐性なしすぎてハマれなかったけれど、ばかだから仕方がな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
個人的にはドラマ版のツレこと、原田泰造さんの演技の方が好きかもしれない。堺雅人さんの役作りが間違ってるというわけではなく、好みの問題かと。
原作者のいわんとすることが、これだったのかちょっと疑問。あの>>続きを読む
ここでも、高梨臨&加瀬亮コンビが見られるとは!たまたま「ライク・サムワン・イン・ラブ」を観賞前に観たので、その関係の違いに笑ってしまったw
「婚前特急」の監督作なだけあって、一筋縄ではいかない男女5人>>続きを読む
邦画みたいな洋画。でも、クレジット表記、キャストはすべて日本語なので、邦画といってしまってもいいと思います。
日本人監督でも、過剰演出もなく東京を素直に撮っている作品もあまりないような。オープニングの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
興味本位で観てしまった。後悔はしていない。サイコスリラーとは思えない奥深さが本作からは感じられたから。オープニングから雰囲気がとてもよかった。という表現が合っているのか不思議な感覚。
モーガン・フリー>>続きを読む
骨太な日本映画という印象。どっしりしていて、誰が観ても素直にいいと思える作品。
辞書編集部での、松田龍平とオダギリジョーという正反対の組み合わせ、いいね!そこに入れ替わりで黒木華が加わるというのも、面>>続きを読む
私はきっと、裕福なのだろう。彼らが見えていないのだから。見ないように、関わらないように生きているわけではない。接点が見当たらないのだ。
主演の綾野くんの‘どうしようもなさ’もよかった。けれど、菅田くん>>続きを読む