朱音さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

朱音

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

評価が高いのと好きな俳優さんが沢山。とのことで少し期待し過ぎた感が…。カラ-が特徴な作品で,所々のアニメ-ションの様なシ-ンがテンポ良くて面白かったけど,こんなにコメディ押しとは思わなかった。この>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

ごく普通の少女がブル-の髪の少女に恋をして世界が変わる。エマ役のレア・セドゥがとても中性的で美しい。こんなに少年のようなあどけないレア・セドゥ初めて見た。表情が豊かですぐ感情を露わにするエマ。そ>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

4.2

命を懸けて護りたい仲間が居るからこそ仲間には残酷な選択を強いる。甘やかしてばかりでは何も護れない…。そうやって強く固い絆が生まれる。様々な戦場を見てきたからこそドンはそうせざるを得ないのは理解出来る>>続きを読む

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.0

まだあどけない少女が見事に開花していく様子は美しすぎて美しすぎてそれはもう…見ていられないほど美しすぎる。身体は子供なのに表情や仕草は大人の女。あまり家に帰らない母親に愛されたいが為にその意味も分から>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

3.7

環境テロリスト集団に潜入して計画を暴くスパイ。だけど上司の指示に不満を感じ,彼らの信念に共感する。善と悪の鬩ぎ合い。彼らのやり方が過激で残酷だけど考え方は正しい。彼らは仲間想いだし環境に優しく資源を>>続きを読む

マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

3.0

もっと明からさまにカルト集団なのかと思いきや,一見普通。でも所々おかしい,でもそれを普通だと思って行動してるからカルト集団なのか。強盗だけなら悪ガキでも出来るし…。ちょっと思ってた集団と違ったので困>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

さすがノ-ラン監督。としか言いようがない。3時間という長さを一切感じさせない展開で大満足。文句無しの星5つ。がっつりSFなのに根本にあるものは家族愛。ユ-モアたっぷりなロボットが場を和やかにしたかと>>続きを読む

40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.1

すんごいナチュラルに下ネタばっかな爽快コメディ。なんだろう…本当に運に恵まれなかったオタクがやっと羽化する感じはラストの爽やか-なミュ-ジックビデオだけでも充分描かれている…気がする。スティ->>続きを読む

アルバート氏の人生(2011年製作の映画)

3.5

なんとも言えない哀しさが付きまとう作品でした。孤独,孤独,孤独。とにかく孤独。きっと孤独が長過ぎて「愛」というものが何か理解していないのでは⁇と思えた。アルバ-トの夢を追い掛ける直向きさや,やっと見>>続きを読む

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.4

完全に思ってた方向とは違う展開で,良い意味で裏切られた感じ。とにかくニコ-ル・キッドマンが美しくて美しくて…それだけでも観る価値ありな作品。機械化された妻と本来の妻がギャップあり過ぎて違和感だけ>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.0

完全に神木隆之介に主役持ってかれてる感満載の展開。演技力もあの異常な,いっちゃってる感が最高でした。パ-マ似合ってたー。スト-リ-の展開は一つ一つの課題で短編みたいに観れるからそこまで中弛みはしない>>続きを読む

ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

2.0

………で⁇ってなる作品。環境保護の過激派がダムを破壊する話だけど,それぞれが何故それを行おうとしたのか⁇そこに触れていない。だからとても物足りない薄っぺらい作品に思える。ジェシ-・アイゼンバ->>続きを読む

(2013年製作の映画)

2.0

妹役のジュリア・ガ-ナ-がとにかく儚げで美しい。スト-リ-はカニバリズムの伝統を守る家族の因果的な⁇伝統と家族に囚われた哀しさすら感じる作品。やっぱりこの作品も描写ではなくテ-マでR18指定な>>続きを読む

サボタージュ(2014年製作の映画)

2.5

観る前から「グロい」と聞いていたからかグロさが物足りなかった…。もっと血とか内臓が飛び出してもいいのに…と。スト-リ-は至って普通の展開。信頼関係が抜群の精鋭達の集まりのはずが,「金」というくだら>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

事件を解決したい刑事と娘を見つけたい父親。ゴ-ルは同じなのに進む道は正反対。この作品を観てると本当に善悪ってなんだろう…と虚しくなる。人の生死が掛かってる以上,ミスは許されない。でも愛する娘が助けを>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.4

とりあえず…別に世界は救って無いよね。「救う‼︎」ではなく「救う!?」の方が合ってると思う。今回のサイモン・ペッグはやたらとカスな役で救いようのない存在でした。昔が懐かしいのは分かるけどあそこまで>>続きを読む

カニバル(2013年製作の映画)

3.0

描写ではなくテ-マがカニバリズムだから18指定なのか…⁇雪と寒さに包まれたとにかく静かなスト-リ-。几帳面で神経質で繊細な主人公が獲物である人間の女性に恋をして失う痛みを知る話。何故,彼が人肉嗜好>>続きを読む

美女と野獣(2014年製作の映画)

3.5

実写にするにあたって良くあるパターンの別物ストーリー。でもこれはこれで面白かった。作品全体を通して美しい色彩に彩られてひとつひとつのシーンが綺麗。野獣のビジュアルも尻尾がキュートで可愛らしい。特>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

4.0

そもそもこの作品の「その男,悪にして英雄」というキャッチコピーに違和感を感じる。自分を犠牲にして誰かを護ろうとしている時点で確実に「悪」ではない。とすると…「闇の力=悪」若しくは「ヴァンパイア=>>続きを読む

ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.4

とりあえず…序盤からドウェイン・ジョンソンの髪の毛姿に違和感を感じつつ鑑賞。でも髭も生えてるおかげで中盤からは慣れました。

ギリシャ神話における半神半人のヘラクレスを題材にしてるけど,実際は神
>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.0

アンソニー・ホプキンスの若い頃にしてはイケメン過ぎる気もするけど,美しい彼が笑みを浮かべながら人を殺す姿にはハンニバル・レクターの面影が見えなくもない。何故彼が人肉嗜好になったのか??何故感情が欠>>続きを読む

ノー・ワン・リヴズ(2012年製作の映画)

3.8

ルーク・エヴァンズがそれはもうセクシーに躊躇いなく強盗一家を虐殺します。色気が半端ない…。だってあんまり写らないけど肉体美の持ち主なんですもの!!偶然とはいえ…愛する人を奪われ,または殺され…取り>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

シリーズの中で時系列順に観ると一番最初のストーリー。なんとなくエドワード・ノートンが苦手だったけど,このエドワード・ノートンは嫌いじゃない。黒髪イメージだったから髪色の問題かな??そして相>>続きを読む

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

3.1

グレイス・ケリー。彼女の気の強さ,決意の固さ,愛の深さなどがニコール・キッドマンによく似合っていてはまり役だと思った。とても華やかな王族の苦悩。お金や肩書が有るが為に「信頼」が何処に有るのか分から>>続きを読む

耳に残るは君の歌声(2000年製作の映画)

3.5

ジョニー・デップの色気が半端ない。白馬…白馬に乗って登場し,ほぼ無言で常に色気を醸し度してました。そして初めてのキスが別れの時という切なさ…。あまり表情に出さないくせに眠っている彼女を抱きしめな>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

前作よりもレクターの心境が細かく描かれていて,1種のラブストーリーに見えなくもない。完全に狂ったラブストーリーね。このイカれ具合好き。惚れ込んだ女性が窮地に追い込まれているのをほっとけない優しさを>>続きを読む

サドンデス(2013年製作の映画)

3.5

どうせB級の中途半端な作品だろうと思って鑑賞。意外と面白い。女たちの闘いやその裏側,主催者側もきちんと説明されてる。(意味わからん説明だけども…)武器を持たない女の闘いはそれはそれは激しい。殴る蹴るは>>続きを読む

ハリケーンアワー(2012年製作の映画)

3.0

ジャケットからするハリケーンの猛威はほとんど描かれてなく,主にハリケーン後の救助を待つストーリー。至って静か。3分しかバッテリーの持たない生まれたての娘の為に命懸けで頑張る父親。ポール・ウォーカ>>続きを読む

クローズド・サーキット 殺人ライブビューイング(2012年製作の映画)

1.0

エリック・バナはどーした!?
レベッカ・ホールは何処行った!?

……はい。タイトルに寄せられレンタルミスりました。

サスペンスが観たかったのに…デブの中年オヤジのつまらん生活を延々と
>>続きを読む

ブリーダー(2011年製作の映画)

1.5

実験され,どっかの作品みたいにお腹を突き破ってエイリアンが「ぎゃぁぁぁ…!!」的なヤツを想像してレンタル。見事に裏切られ,人間しか出てこない…。しかも突っ込みどころ満載。グロ要素も断片的にフラッシュ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

何だかんだで観てなかった作品。いやー素晴らしい。ハンニバル・レクターの異常ぶりと上品さが相まってすごいサイコな雰囲気を醸し出してる。こういう上品にぶっ飛んでる人はとても興味ある。個人的に捕まって殺さ>>続きを読む

彼女はパートタイムトラベラー(2012年製作の映画)

2.5

ラスト以外ほとんどSF要素の無いコメディみたいな作品。過去に行ってからではなく行くまでのストーリー。登場人物たちの過去とそれぞれの成長。さりげなーくクリステン・ベルが出てるの。面白くなかった訳では>>続きを読む

魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)

3.0

昔の話ではなく,今,現在の話。私たちの知らない所で起きている…コンゴの人々には日常な出来事。この作品が面白いとかつまらないとかの問題ではなく,今も何処かで起きている「残酷な現実」を知るという大切さ。>>続きを読む

フォックスファイア 少女たちの告白/ガールズ・ギャング・ストーリー(2012年製作の映画)

3.5

最初は少人数から始めたフォックスファイア。軽い犯罪から始め,次第に手に負えないような犯罪にエスカレート。段々と増える仲間。自分達の決めた規則に縛られながらも力強く生き,散り散りに…。それぞれの信念に従>>続きを読む

ブラインド・フィアー(2012年製作の映画)

2.0

いろんな設定が活かされていない展開に思わず苦笑い…。主人公が昔戦場カメラマンだった意味!!妹の旦那を警察な設定にした意味!!盲目だからこその抵抗の仕方とかを期待して観てしまったのがダメなのか…。普通>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

3.3

いろんな作品でタイトルやテーマとして描かれる「17歳」。大人びて見えても幼い一面があったり,ふとした拍子に「女」の顔になる。不安定で魅力的で可能性に溢れた年頃。誰にも言えない秘密の顔。その中で起きる事>>続きを読む