hymasuminさんの映画レビュー・感想・評価

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あまろっく(2024年製作の映画)

4.2

もう、尼崎を舞台にした最高の人情劇
再婚相手の早希(中条あやみ)がメチャメチャいい娘。
夫の娘は自分よりずっと歳上、なのに初対面時から「優子ちゃん」と呼び、江口のりこ扮する優子ちゃんにことごとく不貞腐
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.1

面白かった。
TVシリーズは一度も観てなかったので公開時ちょっと躊躇って見逃していた作品。
医療ドラマって専門用語が上滑りして現実離れしてる感が否めないんですが、この映画は違う!
あれだけの専門用語を
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

まず、音響が凄い!
弦楽器を強く速く弾くことの迫力。低い音と高い音、速さ、強さをすごく効果的に使っていて、とくにトリニティ実験の秒読みのところなんて音楽に煽られて私も緊張していった。
ノーラン監督の時
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救いたい(2014年製作の映画)

3.3

動画サービスに新着映画で入ってたし、故郷ネタなのでとりあえず観てみた。

震災後3年経っても人々の生活は復興できておらず、心に負った後遺症をまだまだ癒えていない、といった被災後の生活と心情がテーマだっ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

ニナはなんとしても主役が欲しかった。主役に拘る執念は自分の中の汚い心となって顔を出す。それはママの部屋で見た絵が一瞬動いたことで表現されていた。
主役を掴んだら誰にも奪われたくない。いつ奪われるか不安
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

火星でひとりぼっち。生きてることを伝える手段がない。きっと死んだと思われてる、地球から次に探索に来るのは4年後、ここにある食料は1ヶ月分。
植物学者で良かった。
やっぱり生きるために最低必要なのは水と
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

絵的に苦手な部類なんだけど、次々進むから目を離すことなく最後まで一気に見てしまった。

七つの大罪、残った二つと、それまでの登場人物の描き方からなんとなーくもしかして〜って思ったら、ちょっとパターンは
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

VFXではなく実際の映像を現地目線で映し出されると、本当にそこにいるかのような臨場感があります。爆撃の音も逃げながら吐く息の荒さや泣き叫ぶ声も演出ではなく、こうして戦地外の者が戦地で何が起きているのか>>続きを読む

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.1

1人の命を守るためのお金を払うか、テロにつながるお金は払わないか、人質に取られたときにいつも選択を迫られる問題。

デンマーク政府は何があってもテロ支援につながるお金は出さないという一貫した方針。
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

ワルシャワでピアノを弾いていたユダヤ人のシュピルマンは、ドイツ軍のポーランド侵攻により身を潜めながら転々と逃げていた。廃墟でドイツ軍将校に見つかってしまう。 

ゲットーに押し込められたユダヤ人たちの
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.6

検察官が取り調べ中に容疑者が死亡。殺人の罪で懲役ン年の実刑。冤罪を喰らった元検察官は収監先で出会ったイケメン詐欺師とタッグを組んで、冤罪を着せた犯人を追い詰めていく。

カン・ドンウォンの詐欺師ぶりが
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.7

ハ・ジョンウの演技力に終始した98分

何かの不祥事でTV局キャスターからラジオ局パーソナリティーに左遷されたヨンファ(ハ・ジョンウ)。番組でリスナーとの生電話コーナーでピントのズレた応答をする男と話
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

飛行機墜落事故の原因解明にブラックボックス(ボイスレコーダー)を解析するマチュー。録音されているすべての音をノイズを除いたり時間を合わせたりして出した答えは、新たな事実が出るたびに変わっていく。

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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.1

12年に及んで奴隷として自由を全て奪われ家畜同然の扱いを受けたソロモン・ノーサップの回想記「Twelve Years a Slave」を原作とする映画。

原題の「12 Years a Slave」が
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127時間(2010年製作の映画)

3.7

ユタ州ブルージョンキャニオンでトレイル中のアクシデントで岩に腕が挟まって動けなくなってからの5日間を再現した映画。

絶望的な状況の中で冷静さを失わないようにしながら岩と格闘、脱出を試みる。
パニック
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

3.5

暖かい作品。

夫のDVから子どもを護るために子ども2人を連れて家出。車だけあってお金はない。食べるものも着るものもない。
何かしらの訳アリ背景があるような人が集まる老舗ロシア料理店に救われるという物
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ロスト・イン・マンハッタン(2014年製作の映画)

3.7

ダンディーなリチャード・ギアが完璧なホームレスになる。

なりきってましたねー 
原題のtime out of mindの方がわかりやすい。
心の限界に行っちゃったのよね。気がおかしくなるほどの困難に
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.4

1人を除き乗客全員死亡の列車事故、無傷で生き残ったデヴィット・ダンは悪人を退治するヒーローに目覚めていく。ヒーローに覚醒するきっかけを手引きしたのは、生まれながらの先天性骨形成不全のために運動ができず>>続きを読む

ラスト・クリーク(2018年製作の映画)

3.0

就活中のソーヤは面接に来いと言う知らせを受けて喜び勇んで車を運転してワシントンに向かうが、主要道路が渋滞してるからとナビを頼りに迂回して通ったことのない道を行く。それが悲劇の始まり。
ナビの誘導先が行
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.3

なるほど、たしかに騙され続けた。

1時間半の映画だし、登場人物少ないし、ほぼほ法廷シーンだから、サクッと観れちゃいました。結果、騙されたわけで、もう一度ざっくり観たら、あっちこっちにネタは撒かれてあ
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ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

3.8

史上最も困難な海難救出に成功した実話を基にした映画。

減速しなければ溶接部が外れるという乗組員の進言をタンカーの船長は聞かなかった。酷い嵐で砂州は越えられないという隊員の進言を沿岸警備隊の司令官は聞
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.6

イ・ビョンホン、パク・ソジュンというビッグネームだけで観た。
なんつーか、めちゃくちゃな..
まず、今観る映画じゃないね、映像が被る。
そして、K国あるあるのリアル。

状況が今の北陸と被るからど
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

ジブリ作品の中で一番のお気に入り。
描かれる油屋の建具にお婆ちゃんの家を思い出すし、油屋の場面に流れる音楽も、銭婆の家に向かう電車の場面で流れる哀愁いっぱいの音楽も好き。

千尋の両親が食べ物にがっつ
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フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

3.6

実話ベースの航空パニック映画。

重慶発ラサ(チベット自治区)行き四川航空の四川省上空で起きた高度約1万メートルでの航空事故。
コックピットの窓が割れて副操縦士が機外に体半分吸い出されてコックピットは
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34丁目の奇跡(1994年製作の映画)

3.8

もうすぐクリスマスだから..

クリングルのお顔が優しくて素敵。まさに、イメージどおりのサンタさん。
これは、大人のためのクリスマス映画ですね。大人が子どもの頃の思いに帰って、夢を蘇らせてくれる映画。
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

良かったんだけどさあ、、

山が、、寒冷地の山じゃなくて、いかにも日本の山..
一番残念なのはラーゲリの中の様子も寒さがなくてシベリアの冷たい空気感がなかったこと。

二宮くんは上手かったね、あー、で
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

4.0

ある日父親が「新しいお母さんだ」と女性を連れてきた。その継母は鬼母だった。箸の使い方が下手で食べ物をこぼす7歳のミンジョンを姉のダビンに躾を命じるがミンジョンはいつまでも箸を使えない。鬼母への化身はこ>>続きを読む

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.8

実話ベース。
シンドラー、杉原千畝と同じく、多くのユダヤ人を救った夫妻がここにもいた。知らなかった。

ワルシャワの動物園がドイツ軍に攻撃され、残った動物を保護しながら檻や地下室にユダヤ人を匿い、ドイ
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告発のとき(2007年製作の映画)

3.0

イラク戦争から帰還した兵士から聞く実話を元にした映画らしい。

イラク戦争から帰還した兵士の中に息子マイクがおらず、行方不明だと知らされたことで息子探しをするが、マイクが焼死体で発見されたことから犯人
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

恋人と別れて結婚もせず仕事一筋にウォール街で成功を収めていたジャックは、朝目覚めると別れたはずの恋人ケイトと結婚生活を送っていて子供も2人いた。仕事はタイヤの販売店勤務だった、という話。

ジャックは
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Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

4.0

大谷選手の思考はよく伝わったけど、すでに知らされているようなことが多くて新鮮さには欠いた。
奇跡のロングインタビューというからもっと新鮮な視点を期待してただけに..

それぞれにインタビューしたのだと
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.7

大統領の妻の命を守れなかったことで大統領のシークレットサービスを退いていたバニングが、ホワイトハウスが北朝鮮のテロリストに占拠され大統領が捉われていることを知り、ほぼたった1人でテロと闘う。テロリスト>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.7

ボーンがCIAの特殊要員を志願した理由が明かされる。

父親の死の理由をCIAから聞かされたボーン、ボーンはなぜCIAで仕事をすることにしたのか、5作目は新鮮さは足りないものの、1作目からのシリーズは
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

シン・ゴジラがつまらなかったので今回のも観るの躊躇っていました。でも観て良かった。

舞台は敗戦後の日本。特攻隊員としての務めから逃げ、ゴジラ襲来しても狙い撃ちもできない度胸も根性もない敷島を神木隆之
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

過去鑑賞時のログ(記憶)です。

最新作を観たのでその前に。

緊迫感を出すためだったのかもしれないけど、早口で次々発言するのが、セリフ暗記してきましたかのように棒読みに近く、全然入り込めなかった映画
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.6

CIAの極秘計画に絡めたスピンオフ作品だったのね。ボーンの登場を期待してたのに待てども待てども... 動くボーンが見たかった...

前3作でスピード感やボーンの知力を見続けたからどうしても物足りな
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