hymasuminさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.5

某FMでこの映画が絶賛されていて、オスカーに5度もノミネートされながら逃しアカデミーは批判され、ついにアカデミー賞名誉賞を授与してアカデミーが謝罪したと聞いた。
映画を観て曲をイメージするのではなく、
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.8

ルーブル美術館の館長が他殺体で発見され、自らダイイングメッセージを残していたことから、容疑者とされたラングドンがメッセージの謎を解きながら疑いを解くストーリー。
原作は未読。

私はキリスト教の信者で
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.8

もっとハラハラドキドキがあるかと思っていたけど、人類滅亡の世界的パニックというより、人間のエゴと愛がテーマの映画でした。
1型糖尿の子供に欠かせない薬とインスリン、病人は助けないと決めた国防省の判断は
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

さすが韓国のエンタメ。臨場感ある映像と効果的な音。俳優はみんな演技が上手い。
でもねー、韓国人が演じる日本人(日本語)が出てきたところからちょっと冷めてしまいました。
そのあたりからの仕上げへのまとめ
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.9

漂流者、生き残った者
突然、原始人のような生き方を余儀なくされた究極のサバイバル生活。
バレーボールのウィルソンに話しかけることで孤独な日々を慰めて、友達のように大切に思うようになり、失ったときにいよ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

原作未読なので観るの迷ったけど、未読でも問題なく鑑賞できた。それどころか、臨場感、躍動感、スピード、迫力、まるでそこにいるかのようにひとつの試合を見に行ったような気持ちになる。

隣の30~40歳代と
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パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.7

なかなか終わりがわからないコロナ禍だから、パンデミックの映画でも見ようかなと思って観た。
ウイルスが感情を操りその後一つの感覚を喪っていくパターンが繰り返されて一つずつ感覚を無くしていく話

発症の追
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

計算された緻密な構成と演出、俳優陣の高い演技力、重いテーマと潜ませた社会問題、完成度の高い作品ですね。

全編に青空がなく、主要なシーンは雨。または雨上がりのたっぷり濡れたアスファルト。
私は、雨に込
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.0

かつて観たとき、途中で寝てしまった作品。
ちゃんと観ればこんなに良い映画だったんだ。

壮大という形容以外浮かばない。
広大な荒野と、自然と共生しているインディアンたち、言語が通じなくても肌と心で理解
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

何度途中で観るのやめようと思ったことか。
ごめんなさい、全然入り込めなかった。

斎藤工、西島秀俊、長澤まさみらの演技派俳優たちは良かったけど、禍特対の他のメンバーにもっと演技頑張ってもらいたかった。
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.8

ツッコミどころ満載の2乗www
その、あり得ないのにまじめに演ってるのがなんか痛快
500m落ちた大事件なのに人命救助に緊迫感なく気合いが入ってるようにも見えない消防、あれ、警察いたっけ?
泥まみれで
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.7

なんと言うか、、息苦しい映画だった。
あまりに王室ルールに反抗するダイアナ妃はまるで精神異常者のようにも見えたし、ほぼホラーだったけど、そこまで気持ちが限界域に追い込まれていた経緯を想像すれば、いかに
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

2年前、クリニックの診察待ち中に途中まで見てそのままにしていた映画。
その時はこの映画のタイトルさえ知らず、女の子のキャラにあまり好感が持てなかったのでそのままにしていたのが、偶然CSで目に入って2年
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.2

何度も観てるけど、何度見ても好きな映画。
改めて今夜、昭和のノスタルジーがプンプン。売ってるハガキ20円、かかる曲はイルカの「なごり雪」、3人が乗る車はマツダファミリア、炭坑の広場で歌うのは銀座カンカ
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.9

加湿器のカビ繁殖対策として政府も認めた加湿器殺菌剤の吸入による健康障害の実話がベース。

ダーク・ウォーターズにも水俣病にも共通する企業と政府と民間人の闘い。こういうのは知るほどに腹立たしいし、個人の
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.7

体験したことがないことを死ぬまでに全部やれた、というのはなんて羨ましい死に方。
たとえそれが自分がやりたかったことではなかったとしても、無関係の子供が考えたことだとしても、未体験の世界を知って死ぬのは
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.6

現金強奪が目的ではない銀行強盗の話。
冒頭から犯人の顔を出し独白させておき、その独白の意味を最後に見せるというのはなるほど!と思ったけど、それにしても人質になった人たちの聴取に時間を交錯させた構図で私
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

宇宙を舞台にして孤独と愛を考えさせられる壮大な物語。
音楽が無重力の遊泳そのもの。観ながら自分の呼吸も無重力空間に合わせていた感じ。
音と映像が美しかった。
そして独白の多い静かな映画。

公開当時観
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ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)

3.6

一応事実を基に製作されたとありますが、基になったとされるその人は1942年にソ連によって釈放されているらしい。
となるとこれは普通にフィクションということになる..?

4000マイルはただ歩くだけじ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ハリウッド的エンターテイメント。
暴力血だらけのアクション続きで食傷だけど、バカ楽しいアクションコメディだと思って観ればそんなもんだとまとまる。

米国人が持つ日本のイメージが、使われるシチュエーショ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

ホラーはほとんど観ないんだけど、trailer観てホラーっぽさがあまりなかったので観た。
ホラー怖がりの私でもちゃんと観れた。

黒人と馬が話の根底にあるみたいですが、米国の黒人の歴史は知らないので、
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

前半と後半が全然違う。前半はこんな外交官いる?っていうようなコミカルを超えたちょっと誇大気味な演技(脚本か)が目に障ったけど、後半反乱軍の滅茶苦茶な銃撃からの脱出劇は、一体どこでどのように撮影したのか>>続きを読む

原爆の子(1952年製作の映画)

3.7

終戦記念日だからですね、CSで放送。初めて観た。恥ずかしながらタイトルは聞いたことがあったけど話は知らなかった。
日本人なら、今観ておくべきと思って視聴。

音羽信子さん、宇野重吉さん、奈良岡朋子さん
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キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.8

ソルギョングが、なんと清廉な役だったことか。
いつも凄い役を演じておられるので、この役どころが加わってさらにファンになった。

金大中の実話に基づいて作製されたということで、大統領選挙も国会議員選挙も
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.9

DIYの極み✨
建造物の丁寧な美しさに見惚れる。
建造に費やした33年を105分に収めているので、風が吹くように出会いと別れが通り過ぎていった感じ。

寡黙で人付き合いが下手なシュヴァルの言葉の少なさ
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海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.7

途中までは現実にもありそうだと思って観ていたけど、船長の残酷な隠蔽手段の後の船員たちの狂気は...

機関長だけが人として普通の反応だったと思うけど、他の乗組員はあまりにも狂ってて、ちょっと引いてしま
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リーサル・ストーム(2020年製作の映画)

3.2

ちょっと過大な邦題ね
昨今のゲリラ豪雨の方がよっぽどリーサルだわ
タイトルに期待し過ぎた。

ネコ、なんの意味?と思っていましたが、途中から読めて、その通りに進行。

メル・ギブソンは、お嬢さんが離れ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.9

青春だな〜 なんかとっても懐かしい気持ちになる映画でした。
1970年代の15歳というのがいい。
男の子も年上のお姉さんも特別イケメンでも美人さんでもなく、すごく優しいとか性格が良いというわけでもなく
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

ウィンド・リバーは先住民保留地で、この土地で起きたことには州警察も群警察もは関与しないいわゆる無法地帯だそう。だから、ネイティヴアメリカンの女性が失踪しても実数は調査もしていない。
映画が事実に基づい
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.6

なかなか..この国の問題を今こんなに自国民自ら表しているということは、これからこの国も変わっていく可能性があるとみて良いのかな

貧しい者はさらに貧しく、富める者はさらに富む。非正規雇用が増え失業者が
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JFK(1991年製作の映画)

4.0

JFKの暗殺事件は何かの映像でしか見てないけれど、かつて「2039年の真実」を読んで組織的計画的クーデターだということは知っていた。
その本を読んでいたから、この長すぎる映画の理解は難しくなかったし、
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.4

舞台ミュージカルは何度も観てるのに映画は今頃..舞台で満足してたからなぁ..
歌もストーリーも全部知ってるけど、初めてラストに涙。舞台ミュージカルでは泣いたことなかったのに、やっぱり表情アップで観れる
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

寄せ集めの擬似家族みたいな構図は万引き家族に似てました。

捨てていい命、生まれてこなかった方が良かった命なんかあるはず無いけど、「生まれてきてくれてありがとう」の言葉がもっと心に響くシチュエーション
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

5.0

究極のノンフィクション。ほんの少しだけ時間を遡ったドキュメンタリーだから、まるでリアルなライブ映像。

ナワリヌイ自身が、疑う実行犯たちに直接電話をかけて聞き出していく生々しさと緊迫感は、どんな上等な
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.5

あっさりした展開だと思った。司馬遼太郎は読んでおらず予備知識なく観て、盛り上がりが足りないまま終わった感。
河合継之助がどういう人物で、なぜ武装中立を図ろうとしたのかの説明が無さすぎる。だからかな、映
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

公開当時、劇場で見たはずなのに、まるで初めて見たと思うような途中の記憶の無さ。寝てたんかなぁ..
そしてインベーダーゲームを思い出した。

死ぬかもしれない戦闘機に乗って攻撃に加わるとは、生還しても死
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