hymasuminさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.3

実力派俳優が揃ってそれぞれの個性がしっかり出ていて見応えがありました。民主化のための韓国の歴史を生々しく描かれていて、スピード感と重量感に圧倒されました。ユ・ヘジンssiがここでも人間味あるいい役。カ>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.4

観る価値ありました。流れるような展開、フィットする歌、ドナとソフィとその親友たちの時間を超えた登場も違和感なく最後まで楽しめました。
メリル・ストリープの存在感がすごい。物語を思いっきり引き締めて、涙
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

この映画をたくさんの男性が観て育児の大変さを少しでもわかってもらえたらと思う。それに、自分が小さいときに母親がどれくらい手をかけて育ててくれたのかに想いを馳せて母への感謝を思い出してくれたらと思う。タ>>続きを読む

追想(2018年製作の映画)

3.6

痴話喧嘩はきちんとお互いの考えを聞きましょう。ということですね。
それにしても、その時代、古き良き時代です。現代人は理解しにくいかも。

7号室(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

中途半端。観る者に何を伝えたいのか何を感じて欲しいのかが最後までわからなかった。店を高値で売るために死亡事故を隠蔽、死体は遺棄、騙して売るという強引な非常識が倫理的に不快。いっそ徹底的に笑い満載のコメ>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.8

アボジ、オモニが秀逸。韓国と日本の俳優の実力の差を感じるばかりでした。
ラストはアボジとオモニの演技力で引き締められたように思います。
とくに井上真央が全編通して自然じゃなかった
映画はまるで舞台演劇
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.2

良かった。
自分の地位や利益を守るためには嘘を平気でつき弱い者には権力で押さえつけるという人や組織は、地位が上がったり規模が大きくなるほど虚偽や隠蔽を暴くのが難しくなるのは常。そのために濡れ衣を着せら
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天命の城(2017年製作の映画)

3.7

大雨警報の中での仕事やら何やらで疲労しきった翌日に鑑賞。始まって間もなく予想通り意識喪失。少しして鑑賞し始めましたが、それでもストーリーについて行けないことなどなかったのは、登場人物の関係がわかりやす>>続きを読む

蝶の眠り(2017年製作の映画)

3.6

アルツハイマーで記憶をなくして死に向かうしかない熟年女性と、彼女の辛さや切なさを支えて護る異国人学生との愛の物語、ということで、ハンカチ握りしめて観に行きましたが、中山美穂の序盤の演技が拙くて映画に没>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

やっと観に行けました。強さとユーモアと優しさを備えた役は、やっぱりマ・ドンソクssiが一番だと改めて思った内容でした。
破壊的なシーンも痛いシーンも露骨な残虐さがないので女性でも観れる映画だと思います
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.1

どこまで事実が描かれていたかはわからないけど、そんなことより無条件にひきつけられました。真実を守るため、信じる人を守るために、護身を捨てて戦う勇気。出来事の大きさは違うけど自分に勇気をもらいました。>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

二度目の決断はわかるような気がした。容疑者の車のドアの上で遊ぶ小鳥、自身に訪れた体調の回復、スマホに保存した家族の動画、一度目の決断を変えさせるいくつかの要素は、それまでカティヤの気持ちだけに焦点を当>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.1

メリル・ストリープとトムハンクスが共演するというだけで必ず観たかった映画でした。2人の台詞沢山のワンカット長回しがいくつもあり、しかも相手の言葉に間髪入れない台詞が多く、感嘆するばかりのハリウッドオス>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

ダンケルク観ていてよかったと思いました。40万人の兵士を撤退させるまでイギリス議会がどんな意見を持ちどのようにして決めたのか、ダンケルクの映像とずっと被ってました。
辻一弘氏の特殊メイクはほんとにすご
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ザ・キング(2017年製作の映画)

3.6

面白かったけど
韓国映画はどうしてこんなに暴力シーンが多いんだろ。すぐ殴る。それに残酷シーンも遠慮がない。
日本映画ではあり得ないようなプロット。
この国の姿?

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.3

モードとエベレット、世の中に多くを望まず肩の力を抜いた生き方が、今の時代の乾いた心を洗ってくれるようでした。
カナダの自然とともに2人の愛情も全てが胸に沁みていき、終盤は涙が止まりませんでした。
モー
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長江 愛の詩(2016年製作の映画)

4.0

老朽船の軋む音と水の音がほとんどで会話の少ない不思議な映画。
原題は長江図。いっそ「長江図 愛の詩」と
した方がわかりやすい。
川を上る先々でなぜか出会うアン・ルーという女性、その名前と単語の意味、フ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

実際の人物をその人物としてキャスティングされましたが、俳優が演じているかと思えるように演技が上手かったと思います。
ラスト、オランド大統領が勲章を授与する実録のVも、それまで演じていた3人と当然一致し
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.1

化け猫の壮大なファンタジー映画。
名探偵KU-KAIってところ?
吹替じゃなくて、中国語版日本語字幕で観たかった。言葉わからないけどその方が歴史の世界観があるでしょう。

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.0

カッコいいヒョンビンと庶民的なユ・ヘジンのコンビが緊張感だけでなくゆるみ感を醸して、とても楽しめる映画。
'北'はイメージにあるファシズム的な抑圧感はそれほど感じられず、やはり韓国的雰囲気があって、そ
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悟空伝(2017年製作の映画)

2.5

迫力映像は面白いし、ストーリーも良いのですが、
CGばかりで飽きた。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.9

お金返してと思いながら見てましたが、終盤の大どんでん返しで株急上昇。
私はこっちの方がタイトルに合ってると思います。「殺人者の記憶法」アルツハイマー版。
オリジナル版を観てからの方が、このバージョンの
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.5

シリア内戦の難民には何の罪もないのに居場所がなく否定される。難民問題を扱った社会派映画だと思う。空中浮遊でハンガリー市街を見晴らすアリアンの目を通して難民の希望と苦しみが映されていたんじゃないかと思い>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.2

恥ずかしながら新参者に初参戦。シリーズを観てなくても十分引き込まれた映画でした。
松嶋菜々子の14歳時を演じた桜田ひよりさんの泣く演技が秀逸です。心揺さぶられました。将来が楽しみな女優さんだと思います
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.7

キム・ナムギルが出演してるので、ストーリーにはあまり惹かれないものの観ようと思った映画。
アルツハイマーのまだらな認知のおかげで、妄想なのか現実なのか、あるいは認知できていない振りなのか、わからない場
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ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

3.8

水深45mて何時間も冷静に作業できるところが現実的じゃないけれど、ダイバーシーンが多くて楽しめた。娯楽と思って見ればとても面白い。
JKシモンズが劇を飾ったと思う。

クイーン 旅立つわたしのハネムーン(2014年製作の映画)

4.0

ラニの成長が爽快でした。女性の自立と伸び伸びした自由な生活は、本来ラニの将来にはなかったかもしれなく、経緯はどうであれそれらを体感して考え方も変わって行くのがわかりやすくて面白い。
日本人のイメージは
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

4.1

土屋太鳳の病気の演技が素晴らしい。まさに脳に障害を持った患者そのもの。まずそこに感動しました。家族の絶望感、フィアンセの愛情、医療現場がよく研究されてリアル感もありました。
佐藤健の意識を失ったフィア
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

ミステリーのリメイクは難しいですね。結末知ってるし、どうしてもオリジナルが蘇る(笑)
今回のは映像が華やか。当然ですね、CGはオリジナル時代にはまだなかったから。
「最後の晩餐」のような仕上げは良かっ
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

面白かった。1960年代の生活も服装も良い。人種差別、男女差別を実力と負けん気で覆すのに見応え十分。過去フィルムも要所で出てきて、時空を超えた復元が映画にしっかり溶け込んでいました。3人の女性リーダー>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

いろいろ怖かった。見終えてもまだ推測が残って、終わらないサスペンス。
冒頭のアートは、、これもいきなりサスペンス?
全てに引き込まれる映画でした。

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.7

アニメじゃない、油絵の動画。それもゴッホが描いたかのような精巧なタッチ。ずっと絵画展を観ているよう。こんな映画初めて観ました。
人物関係が初めよくわからなくて少し意識失いましたが、目覚めればゴッホの死
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.5

西田敏之さんが秀逸。
過去と現在を往き来する時間の隙間に置かれた若い3人の演技力の不足が勿体無い。
前半、テンポの悪さに数十分意識を失っていました。

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

3.4

佐古監督の舞台挨拶で「なぜ米軍基地問題で沖縄の人があれほど反対するのか、また反対してる、という報道ばかりで、反対する歴史を正しく伝えられていない」という言葉を聞いて映画化した意味と、理由がよくわかりま>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

40万の兵士に撤退の命令を下したチャーチルの英断と、一市民が敵の攻撃を恐れず(恐れたかもしれませんが)兵士の救出に向かった正義と勇気に感服。
死と背中合わせの脱出&救出は臨場感満載で目が離せませんでし
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

映像の迫力はさすが韓国映画。
マ・ドンソクさんが男前で、コン・ユさんといいコンビでした。
人を思いやる子供と、自分のことしか考えない大人を対比させて、何が大切かが伝わる映画。
ただ、USJのストリート
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