Misosruさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

スタンリー・キューブリック監督作。

「時計じかけのオレンジ」は、
一言で言えば、抑圧と誤った “矯正” により “偽りの平和” がもたらされるストーリーだ。
この物語は、ナチスをはじめとする独裁への
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.9

スタンリー・キューブリック監督作。言わずと知れた名作映画。

この作品の売りといえば “映像美” と答える人が多いだろう。
色彩の散りばめ方といい、対称性の調和の取り方といい、
1シーン1シーンが1枚
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愛のメモリー(1976年製作の映画)

3.5

デ・パルマ監督作、
ヒッチコック監督の「めまい」リスペクトのミステリー映画。すなわち、”生き写し“ がテーマの作品。

…と思いきや、終盤にさすがのアレンジが加わっている。
デ・パルマ監督の仕掛ける
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.3

続編である「エイリアン・コヴェナント」を鑑賞後に鑑賞。
続編の疑問点がだいぶ解消できて良かった。


途中まではよくあるエイリアン映画だったが、
急に超展開が始まり、エイリアン, 人類の起源, アンド
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.4

巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の王道ミステリー。

“交換殺人” をテーマにしていて話も分かりやすいのだが、
ヒッチコック作品にしてはやや捻りに欠けている感じがした。
(この作品をもとにした二番煎
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

3.5

デ・パルマ監督作、“人格形成” をテーマにしたサスペンス映画。
ホラー映画の「アイデンティティ」が好きな人なら間違いなく楽しめる作品。

この作品は終盤にまさかの展開が起こる…。一種の“どんでん返し”
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IT/イット(1990年製作の映画)

3.3

「グーニーズ」や「スタンド・バイ・ミー」のような子供時代の心躍る冒険譚と、子供たちに襲いかかる正体不明・不気味な怪人ピエロ (“IT”) の恐怖!!

ストーリーは楽しめたので、映像について。

ステ
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.0

ヒッチコックの “DIAL M FOR MURDER” のリメイク。
ヒッチコックの方が断然面白かった。

ROOM237(2012年製作の映画)

3.9

スティーブン・キング原作、
スタンリー・キューブリック監督作の
「シャイニング」という映画。
一見するとただのホラー映画だが、IQ200のキューブリックが監督したこの作品、実は隠されたメッセージだらけ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

リドリー・スコット監督作。

もがけばもがくほどハマっていく… まさに泥沼のような逃亡劇。
その割に終わり方が爽快だった!「自由に向けて羽ばたくんだ」感がたまらなかった…


泥沼ものといえば「フォー
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.5

デ・パルマ監督が贈る唯一無二のミュージカル作品。
こんなにロックでカルトチックに振り切れた「オペラ座の怪人」は観た事がない!!


冴えない作曲家のウィンスローは、オーディションを受けた事をきっかけに
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ファム・ファタール(2002年製作の映画)

4.0

デ・パルマ監督作のミステリー。
芸術的センスとサスペンス要素の絶妙な融合、としか言いようのない完成度。
間違いなく、もっと高く評価されるべき作品。

冒頭からクラシック音楽にのって「ミッション・インポ
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

これぞ愛の逃避行!!
全体的に (良い意味で) バタバタしていてテンポが良い映画だが、
特筆すべきはラストシーンの畳みかけるようなドタバタ感!
思わず口を開けてしまうような展開で、タランティーノファン
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悪魔のシスター(1973年製作の映画)

3.6

デ・パルマ監督作のホラー。
ドミニク&ダニエル…怖すぎる…

「キャリー」が好きな人に特にオススメしたい恐怖演出に加え、
「ミッション・インポッシブル」などで使われていた“二画面並行”の演出もたまらな
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スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

3.6

ジャケットとタイトルだけ見ると、ニコラス・ケイジがチャラチャラ遊ぶ映画のように誤解されそうだが、
実はデ・パルマらしい “陰謀” サスペンス。

序盤はものすごく惹き込まれたけれど、後半で失速してしま
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虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

3.2

デ・パルマ作品で法廷もの。黒人差別問題がテーマ。
トムの演技もさすがだったが、検事演じるモーガン・フリーマンの演説が印象的だった。


ドライブ中に貧民街ブロンクスに迷い込んでしまった富豪(トム・ハン
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

ミュージカル映画はやや苦手気味な私だが、友人の強烈プッシュで鑑賞。

なぜ苦手だったかと言うと、ミュージカル映画は「辛い状況を力を合わせて乗り越え、最後には仲良く謳歌し大団円」という固定観念があったか
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

冒頭からオシャレで痺れるカーチェイス全開!!
テンポの良い音楽に乗り、ノリノリに追っ手をかわしていく疾走感と言ったら!!!

全てがノリノリでスタイリッシュ、そしてシリアスなシーンとの緩急といった融合
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

娘, 友人, 妻と合流するため、3人の男が団結し、ゾンビ溢れる新幹線内を次の車両, また次の車両へと強行突破していく…。

新幹線内という閉鎖空間での攻防がアクションとしても楽しめるし、人間ドラマとし
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.5

88分と短めな中、緊迫感がよく演出されていた。
スナイパーの恐怖と言ったら…

チープでグロテスクなシーンが終盤に1シーンだけあって、そのシーンさえなければかなりの完成度だと思う。

あと犬が可哀想だ
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パッション(2012年製作の映画)

3.3

記憶喪失もののサスペンス映画、かと思いきや…
デ・パルマ作品らしくまさかのどんでん返し!

ただ、ジャケットで薄々感づいていたけれど、独特のエロティックな演出が多くて観る人は選ぶかも…

オーディション(2000年製作の映画)

3.1

途中から怪獣映画みたくなってしまったし、メッセージ性が理解できなかった。

失楽園(1997年製作の映画)

3.0

黒木瞳と役所広司がイチャイチャする映画。それだけ。

スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー(2014年製作の映画)

3.0

男にレイプされてからの復讐劇。
主人公は周りにいつも (見えない) お友達がたくさんいる人。

「サベージ・キラー」を思い出した。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.3

だんだん若返っていく人生は辛い。
途中からブラピだったことに気づいた。

ファインド・アウト(2012年製作の映画)

2.9

テスト勉強してた妹が突然失踪した。

誘拐された過去を持つ姉が、「過去に私を誘拐した変態が、間違えて妹を攫ってったんだ!」と暴走。

そもそも誘拐されたこと自体被害妄想だろ!って言ってる周囲の人々は全
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.6

カーペンター大好きクラブ会員 (自称) として今更ながら鑑賞。

読んだ人を狂わせる ”In the mouth of madness” という本。

その本の中に出てくるありもしない町にいるという著
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