少年が大人への一歩を踏み出すまでの物語。
時代と文化が違いすぎて、その衝撃に気を取られて話に入り込むまで時間がかかった。
うちら共産主義とか馴染みないし。
でも、ディーノの眼光が良かった。
大切なものを観たと思った。
面白いでも、良いでもなくて、ただ大切な映画に出会ったな、と。
社会人になって、男性社会の中で働くうちに鈍っていた真の私を叩き起されたような。
昔はもっと切実に、必死に、こ>>続きを読む
人生。って感じの映画。
誰一人として完璧じゃないというか、皆それぞれ愛すべきところも憎らしいところもあって、それがリアルで良かった。
でも私は青くんとは友達になれないなって思いながら観てました。
穏やかな夜明けの物語。
少しもドラマチックではないし、登場人物の過去も、関係性も、画面の外での出来事も、心の内も、何ひとつ誰も説明してくれない。
あまりにもありふれた日常。
だからこそ、多くの人>>続きを読む
登場人物たちが各々持っている人間臭さみたいなものが面白く愛おしい作品でした。
あとはひたすらに画が美しい。
前半の1時間は少々退屈ですが、そこを耐えればあとは謎解きみたいに次々ピースがハマっていって>>続きを読む
私の感情は、私だけのもの。
ってすごくシンプルな分かりきったことなのに、どうしてみんな上手くできないんだろう。私もそう。
佳純は言葉にするのは苦手かもしれないけど、いつでも自分の気持ちに素直な人で、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ただただ苦しかった。
苦しい悲しい世界にも変わらず人の営みがあって、人生があって、感情があって、愛があって。
だからこそ、一層苦しかった。
愛する人の死を笑って見送らなきゃいけない世界なんて、あってい>>続きを読む
