諏訪さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

諏訪

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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

3.8

モノクロであることが全く気にならなくなるどころか色を自然と想像できていた。りんごを食べて……のくだりは、池に浮いていたところを助けられたシーンで済ませた内容かと勝手に思っていたので、あのタイミングで出>>続きを読む

山猫は眠らない(1993年製作の映画)

4.2

久々に見た、ワンショットワンキル。やっぱり面白い。ジャングルの土と葉と雨の匂いにむせ返るような映像。あの冒頭からあのラストへ、単純な構成のようでしかし感動するものがあるのは過程に引き込まれたからに他な>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

4.4

着想が面白いし厨二心をくすぐってきてつらい。武器がすげー強そうな銃だったので笑った。仲間が増えるのもいい。最初の方で死んじゃったじいさんが残念である。EDへの入りがめちゃくちゃかっこよかった。

それから(1985年製作の映画)

4.3

松田優作の演技がすごすぎる。躊躇い、思慮、言葉を選ぶ感じ。静かながらも感情の大きく揺れ動くさま。「炎上」の市川雷蔵を見たときの感動に近いものを感じた。
良かれと選択した決断が結局は最悪の形で自分に跳ね
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

5.0

ために溜めての大爆発に笑った。というかずっと笑ってた。ジョニデ…

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

5.0

ファッキンファッキン言ってる映画が大好き。ゾンビだよ〜

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

夏の眩い太陽が消えても、冬の暖炉は燃えてんのになあと思ってしまった。エリオの気持ちもオリヴァーの気持ちも考えてしまう。だけどいつか人生の終わりが近づいた時、二人はきっと一緒にいる気がする。

上海から来た女(1947年製作の映画)

3.5

なんだかこうイマイチわかんねえな〜と思いながら見ていたが、ラスト15分で怒涛の展開を見せびびる。水族館、二人のバックで泳ぐウミガメの異様な大きさが怖い。クレイジーハウスでアーサーが登場するシーンが素晴>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

面白かった。あれほどの頭脳があるなら危険なカンニングビジネスで稼がなくてもいずれ社会的地位を築けただろうにと思うが、そこからして考え方が違うんだろうな

炎上(1958年製作の映画)

5.0

その昔原作小説を読んだ時に抱いた感情をまた深く抉られるような気持ちで見ていた。実際の事件の背景はよく知らないけど、この映画は小説よりずっと闇が深かったし救いがなかったなあと思う。
副司さんと典座さんが
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月へのミサイル(1958年製作の映画)

2.6

君に勝てるのは美しい地球くらいさ(キラッ)そしてTHE END

アエリータをまた観たくなった

黒い十人の女(1961年製作の映画)

5.0

女から見た男と、女たちの物語。三輪子の霊が泣いている風のそばへ寄って来て消えるシーンの演出が素晴らしい。ラスト、暗澹たる道行を示していると思わざるを得ない、真っ暗な、真っ黒な夜。ともあれ、彼女たちは男>>続きを読む

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.8

オリジナル曲の作るにあたってのアイデアを生活の中から見出してるのがいい。トナカイが破砕機に挟まっちゃった音をみんなで「これだ〜〜!」ってなるのがなんか12年もバンド組んでて特に活動らしい活動をしてこな>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

あまりにも自由だった。ザ・エドガーライト。アリソンピル、やっぱりいいなあ

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ジョーカーが生まれてしまったら最後死ぬのを許さないのは我々なんだなって

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

キャストが豪華。エイドリアンブロディのダリはすごく合っていた。過去はいつでも輝かしい、だけど今が一番素晴らしい。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.8

すべてが始まったキングスクロス駅から、死へ向かうことも、生きる列車に乗ることもできる。その岐路にダンブルドアが立っていることに、なんだかずっと泣いてしまった…