しせさんの映画レビュー・感想・評価

しせ

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君が最後の初恋(2021年製作の映画)

4.0

めっちゃ泣かされた
チンピラのロイ・チウをずっと見ていたい
暴れろ暴れろ〜

ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦(2014年製作の映画)

3.8



話すように歌い生きるように踊る、環境と精神を持つ人たちがたまらなく羨ましい

スポーツをプロでやる、ってことは現実かなり厳しいのだろうけど
やってる人も、観てる人も楽しむために上手くなる!それに
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先に愛した人(2018年製作の映画)

4.3

"dear ex"を「先に愛した人」と訳すセンス…
気楽に観れるかと思いきや、思ったより重く、センシティブであった

ロイ・チウがこの世のものとは思えないイケメン、
チンピラのような振る舞いと、恋人に
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.9

▼2024/2/11 (28才)時の感想

エンドロールで、はじめて涙が溢れた。
劇中は、いつかの自分を重ねながら、どうか朝まで永遠の幸福が続くよう、無意識に必死だった。

あなたが最後の1ピースだっ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞後、「あれ?もしかして私の身体も?」と一瞬の不安がよぎったけれど
私のこの身体的機能と特徴で経験し感じてきたものは全て私の、もの、以外の何でもない

はじめて旅をしたときに感じる世界の彩度と、
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

前頭葉おかしくなっちゃった鶴見中尉、狂い具合が相変わらず最高
ストーリーもおもしろいしアクションもすごいけど、ちょっとしたズームの動きとかとても日本っぽくて、少し画面と距離うまれちゃった

欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

4.5

雨と煙草で視界がよくない
そこに肉体があること、だけで互いを支えている気になっている

一緒になっても幸せにならないってわかっている人ほど、夢を描いてしまうのってなんでなんでしょう

列車の中での「そ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

心地よく退屈だった。役所広司(肌きれいすぎ)に惚れ込む映画。
丁寧に毎日を暮らしていたら、思い出し笑いする出来事も、突然襲いかかる悲しい記憶も。
毎日同じことを信念をもって繰り返していける人は強い。
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

大学生のときから観たかったゴーストワールド。
女性の人生を縦に二分割するとしたら、私はもうダナの方だなと思う。
そんなことあったなぁ、と俯瞰する側。
大学の時に見ていたら、きっとイーニドを応援している
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

能登半島での地震があった翌日に鑑賞。
焼け野原になった東京が、今朝見たニュースの映像を悲しくも想起させる。
明日は我が身。
貧しくても、たったひとりでも、生きていける知恵とエネルギーが、今の私には到底
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.8

はじめてみた!
家族がいない家の、自分の家ではない感じ
すごい8歳だ

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

「成功か失敗かは時間が経たないとわからない」
大学入学時、新しい友達が言っていた言葉。おそらく受験のことだろう。
推薦入学だった私は「かっこいいな」と思った。

うまくいくことと、(長期的に)成功する
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

最初の火事のシーンが一番感動した。動くジブリはアニメーションの魔法だと思った。

そして、観た人が絶対に内容を教えないぞ、という国民きっての団結感が良かった。情報統制の社会実験。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

「音楽は世界中の人が、年齢も国籍も問わず同時に楽しめる最高のエンターテイメントだ」と、信じている私の想いがもっと、確信に変わった映画だった。

言葉も音も究極の手段でしかなくて、それは指から伝わる振動
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

3時間のハカ映画!
めちゃくちゃ良かった!

個人的にはエンディングの偉人たち(歴史勉強したくなる〜!!)が走馬灯的に出てきたのアツかったな

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

「人生の楽しみは人間関係だけじゃない」から、「強くあることより自分が強いと感じられること」を求めての旅、やっぱり羨ましい。

今日なにがあった、ではなく、総じて元気にしている という粒度の会話
幸福が
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

アバターの世界観をみて、綺麗だ、酷いと思う自分を客観的に見て、(自分たちのことだよ、)可笑しいなぁと思うところまでがセット

物語としての面白さはハナマルで、最後の「いのちは借り物」という言葉、を人だ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

相変わらず国と人と関係性を覚えるのに相当な労力がいるけど、、馬に乗って闘うのって、かっけー!!

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

東京に置いてきた感情や言葉とまた出会えた2時間

人生とは責任である、
責任とは、いま向かい合っているものや人でゆるやかに変わっていく
季節がめぐるように、良い悪いの最中にはない真実があって、
「結婚
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.9

昔の映画のような画がどこか遠くに感じる物語みたいなのに、こられきれない心情が手に取るようにわかる、美しい映画だった!

あの火をつけてあげるシーンは、何度でも観たいし、やりたい(できない)

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.0

you don't love me? me neither.
からのラストまで、本当にもどかしくて微笑ましかった!

小さいお店がなくなっていく過程は辛かったなぁ
けど終わりは始まり、成功か失敗かはあ
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.8

異国のものではなく、庭にある食材素材で
命が溢れてくる料理と場を

土井善晴の「料理は誰か(自分含め)を想ってこそあるもの」という考えが、革命前夜フランスの田舎で同じように、まさに革命のように。料理で
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スケーターガール(2021年製作の映画)

3.8

夢をもてない、わからない という環境でもなにか好きと言えることがあると心から幸せそうに笑ってくれるのね!

ちょっと良いストーリーすぎたけど、まちづくりではよそもの、わかもの、ばかものがまちを変えると
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ももいろクローバーZ アイドルの向こう側(2022年製作の映画)

3.5

可愛さ100点
ドキュメンタリーとしては25点。笑
制作費、めちゃ少なかったんだろうなあ
と、感じちゃう編集、構成ばかりでした〜

マスク(1994年製作の映画)

3.5

最近はドラマばかり観ているので、
「THE!アメリカン映画」を摂取するために、、
5秒後の展開が手に取るようにわかるストーリーと、分かりやすい表情がたまらないねえ

マスクしてるときの、ジムキャリーの
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リマスター サム・クック(2019年製作の映画)

3.5

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで彼の存在を知った
愛の歌として愛のダンスに使われていた

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.8

美しかった
世界を敢えてふたつに分けるなら、「地上」と「水中」なのだろう
二つの世界を隔てる境界線は限りなく曖昧だし、そこにいるものたちも同様に、同じいきものだということを愛をもって示してくれました
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

人生をやり直せる場所なんてどこでもいいじゃない、現実も仮想も遠い別の場所のように見えてひとつの世界
そういう時代になってきたんだよ、という、壮大なオープニングセレモニーのような映画でした

ツッコミど
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

お酒と恋愛は似ている
陰と陽の対照が濃いほど惹かれる、人類史一番の薬でもあり、毒

観るときの精神状態が感想に直結します

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