Lilyさんの映画レビュー・感想・評価

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

映画公開開始時&長距離移動の際の飛行機内にて&ネットフリックスでの放映開始記念にと、3回見てもまだまだ飽きない名作。
前作のオマージュの数々、息を呑むほどの複雑な空中戦、何度も聴きたくなる神曲とBGM
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

アクション、コメディ、クライム、アドベンチャーの豪華詰み合わせセット!
ライアン・レイノルズが出演する作品はいつも頭を空っぽにして楽しく観られるからあらすじを確認せずに観始めたけど、やっぱり大当たりだ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.1

ジェシーとスタアが今でも活躍しているような描写から、製作陣の三浦春馬さんと竹内結子さんに対する愛と感謝の気持ちが伝わり、ぐっときた。
映画も3作目となると流石に「もう騙されないぞ」と構えて観てしまうの
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

4.3

初日公開の初回放映を鑑賞。
冬場の早朝であるのにも関わらず、劇場は満員。ジャニーズへの愛をひしひしと感じた。
ドラマシリーズと同様に、一人一人の登場人物の癖が強いのに、皆息の合った掛け合いができていた
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

キングスマン、相変わらず最高だった。
これまでのキングスマンドらしい派手なアクションと巧妙なスパイ活動の描写以外に、ヒューマンドラマの要素を上手く混ぜ込んだことで、いつも通りのキレキレの戦闘シーンで手
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.4

前半は盛り上がりに欠けたけど、後半は大どんでん返しで面白かった。
なんであんなに作家に会いたがっていたのか、最後になってやっと理解できてしんみりした。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

こんなホテルに泊まってみたい!
派手なアクションもなく、壮大なスケールのロケがあるわけではないが、木村拓哉さん、長澤まさみさんをはじめとした華のある俳優陣の自然な演技とミスリード続きのストーリーのおか
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.7

映像と音楽は素晴らしかった。
ストーリーやキャラの心情描写は浅く、ツッコミどころが多かった。長いミュージックビデオを見せられているような感覚に陥ってしまう。
1番無理だったのは、顔だけが取り柄の幼馴染
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

ゲーム好きからしたらたまらない世界観。
私も道端でコインやアイテムを回収したり、武器を何もない所から出したり、転移システムを使ったりしたい。
リアルとゲームの世界が分かれていながらも、どんどん繋がって
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.5

役者全員の演技力が半端ない。
鈴木亮平演じる上林が狂気的で、行動が全く読めないから出てきた瞬間、手に汗を握ってしまう。ただ、彼には己の行動に迷いがなく、死すらも恐れない芯の強さがあるため、惹かれずには
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愛のくだらない(2020年製作の映画)

3.5

チネマット限定試写会で鑑賞。
忙しい現代社会人、自分の物差しで他人を
測ってしまう人や長年連れ添った恋人、配偶者がおり、なあなあの関係になっている人わに警鐘を鳴らす動画。

仕事熱心で何でも完璧にやろ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

とてもハードボイルドな作品。
まず演出が神。ブタの〇〇を食べさせるシーンや、真珠が切られるシーン等がとてもリアルでやられた側の痛みや屈辱がひしひしと伝わってきた。1980年代の広島県の架空都市を舞台に
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

殺人、暴力や革命等全くなく、街と人々の微々たる変化から、異国で悩み、もがき苦しみながらも前向きに、懸命に生きていく移民達を描いた映画。
私は登場人物達と環境は違うが、ベトナムから日本に留学・就職したの
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

訳がわからんけど面白い。
鈴木亮平の肉体美すごい。
人はどのタイミングで変態になるかわからないんだな、気をつけよう。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

夏になるとなぜか細田守の映画が観たくなる。
映画の設定が斬新。非現実的なようで技術の進歩によって将来、こんな世界になるかもしれないと思うと見ていてワクワクする一方、ITリテラシーをしっかり高めなければ
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走れロム(2019年製作の映画)

3.3

デーは貧困層だけではなく、中流・上流階級でもハマっている人が多く、ベトナム社会全体の課題となっている。本作では問題が改善されつつあると言っているが、ベトナム人の私からすると数年に一回デーの組織が逮捕さ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

設定は面白くアクションも見所はあるが、ツッコミ所が多い映画だった。
未来の戦略中枢にいる人達がドヤ顔で色々指示出す割にはミスが多くて笑った。前半転送された時点で敵ではない原因で兵が半滅するのはさすがに
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

ファッション&演出が素晴らしい。
作中に登場する衣装は47種類もあり、クルエラが車の上に立ち、バロネスの顔を隠すという衣装は、5,060枚のフリルを使用して制作されたそう。作中で映るのは一瞬なのに細部
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.5

ギャング映画を得意とするマーティン・スコセッシの最高傑作と言っても過言ではない作品。上映時間は3時間近くあるものの、テンポの良さがやばい。
前半はグッドフェローズ=「気の置けない友達」をそのままに、結
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

ゲーマーであれば誰しも一度はゲームの世界に入って冒険したいと夢見たことはあるだろう。私もRPGにハマった際は一年間家に閉じこもっても大丈夫だと思えるぐらいのゲーマーであるため、意図せずともそんな夢を叶>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

ガイリッチーらしい、お洒落な「ならず者」の犯罪群像劇。
出てくる男の人全員渋すぎ。かっこ良すぎ。痺れる。ストーリーも裏の裏の裏をかくような展開ばかりだから観ていて飽きない。
リッチーはどの映画でもファ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

公開された週に観に行きましたが、あまりにも強い思い入れがある作品であったため消化に時間がかかり、やっと2回目の観賞後にレビューを書きます。

本作は途方もない25年をかけてやっと向き合った親子のドラマ
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.3

法廷ドラマというよりは親子の絆を描くヒューマンドラマだった。
そこに愛情はあったはずなのにお互い不器用で素直になれず、不仲が続く親子。最後は決してハッピーエンドではないけどお父さんの死を看取れてよかっ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

暴力団排除条例のおかげで私たちの平穏な生活が守られているのは重々承知しているけど、こうやって一人一人のヤクザの人生にフォーカスして、その人がヤクザになった理由、家庭環境や暴力団離脱後の生活を見せられる>>続きを読む

バレンタインデー(2010年製作の映画)

2.3

キャストが豪華で、登場人物同士が実は知り合いだったことを徐々に発見できるのが楽しい。
ただ、映画でかなりいらっとしてしまった箇所があり、映画に対する評価点を大幅に下げてしまった。
「愛とは相手を丸ごと
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.6

バレンタインの時期にぴったりの、フランスの田舎の信仰芯が強く閉鎖的な街に風変わりな母娘が引っ越してチョコレート専門店を開店する物語。
チョコを作ったり食べたりするシーンがとてもおいしそうだし、幸せそう
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交渉人(1998年製作の映画)

3.6

交渉人vs交渉人、交渉人vs警察機関の熱い戦い。
怪しい行動をして明らかに犯人らしい人が無関係(ただの仕事できなくて引っ掻き回してる奴だった)で、脇役すぎてあんまり気にしてなかった人が犯人だったという
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.5

半沢直樹とは全く違い、苛立ちを感じるぐらいクズでポンコツな堺雅人演じる桜井。記憶をなくしても、貧困生活に陥っても意思が折れることなく、何事にも丁寧に取り組むことでめきめきと成果を出す香川照之演じるコン>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

頭をからっぽにして見られる映画。
冒頭での瞬殺シーンや、不良に絡まれるシーン、ゴミ処理場でのガンアクション(特に小島救出時)は、テンポがよく、見ていて気持ちよかった。
笑いのツボはあまり合わなかったか
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

一番に特記するべき部分は映像。水中都市、海洋生物、髪の毛一本一本の細かい揺らぎや、水中に差し込む光等の描写が美しく、違和感を全く感じさせない。シチリアの街でアーサーとメラそれぞれの戦いを、疑似長回しの>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

学生時代に一度観たがストーリーを忘れてしまったため、再度鑑賞。
Love actually is all around(この世には愛が満ち溢れている)というイントロ通り、恋愛だけではなく、親子愛、友情
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

マンガを全巻読んでいたため、わざわざ同じ内容の映画を観に行くか迷ったが、「千と千尋の神隠し」の興行収入を超えて歴代1位になったとのことで、仕事納めがてら映画館に。
結果、とても良かった。モノクロの漫画
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.3

ラストクリスマスの歌詞を物理的に忠実に再現している映画。トムの言動を見るとそうなのかなと薄々気づいていましたが、最後の20分の種明かしは切ないですね。
映画の所々に点在する社会的メッセージが素敵でした
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

シンジ君と同じぐらい多くの視聴者も話の展開についていけなくて、お互いのシンクロ率が400%を超えた作品。
今作のシンジ君は空回りばかりして不評なようだけど、14歳の子供が大人に利用されて訳もわからない
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