あじむさんの映画レビュー・感想・評価

あじむ

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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.2

8年前ほどに観てから、再鑑賞を劇場で。
あの頃不透明だったことが、理解できるようになってた。ちょっとは大人になれたのかな。

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

5.0

あまりにも美しい最後の贈り物でした。
映画でしかできない表現でもあったし、本当に観れてよかった

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.8

ドライブマイカーからより純文さを突き詰めた作品になってる気がする。要所要所のやりとりに、監督の深い人生観を感じることができた。静かな興奮を味わえたけど、ラストシーンの消化が難しい...。是非ともこんな>>続きを読む

炎628(1985年製作の映画)

5.0

演技、を超えた何かだった。あれを人が演じているとは到底思えない。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.9

こうした曝け出すドキュメンタリーを描くことができたのは、彼女の写真家としての信念があったなら何だろうな。

それ故に、この事件の背景を深く説明せず、サックラー一家の言い分も無い。この事件を知ってるのは
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

歴史的価値のある作品として尊ささえ感じてしまった。作品の質の高さは語るまでもないだろうけど、政治的な観点から、この作品の制作には想像を絶する苦労があったろうし、制作に関わった方々にはもちろん、日本で上>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

とても優しく沁みる作品だった...
自分の死期を知るきっかけを、死神的な存在を通して知るという現実離れした表現法なだけあって、予想できない出来事もありシンプルに楽しめた。加えて、現実離れしつつも、明確
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.2

どんな人生を送ればこんな世界観を思いつくことやら...画集とかあったら買いたいな。

オリガ・スミルノワのジゼル in cinema(2023年製作の映画)

4.0

スクリーンとはいえ、人生初バレエ。いつか生で観劇することが人生の目標になりました。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

純粋にめちゃめちゃ楽しめた。感じられるリアリティさが凄まじく、かなり丁寧に作り込まれてる気がする。神様視点で事実を明瞭に描かなかったのがとても良かった。この映画にあるような条件において、真の意味で事実>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

-

人間関係の構築される過程があまりに雑ではなかろうか...。テーマも、介護、親子間のDV、恋人間のDV、トランスジェンダー、ネグレクトと詰め込みすぎとしか思えない...

杉咲花の偉大さは間違いないが、
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

きっと不快な感情で溢れるんだろうなという期待をしっかり満たしてくれた。ミッドサマーと比べるとまとまりの無さを感じると同時に、この監督は間違いなく薬物中毒だろうという確証を得た。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

タイトルとポスターに一目惚れ&凄まじい高評価に釣られ劇場に向かった。どんな素敵な作品かと期待したら、まさかの知らないバンドのライブのみ。序盤に、あ、これライブだけ流れるやつやと気がつき帰りたくなったけ>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.2

何故ここまで単調な描き方なのに、飽きるどころか食い入るように観てしまうのだろうか...
無駄に劇的にせず、丁寧に描かれる死が沁みました。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.2

子役の子があまりに尊すぎた...あの眼差しは忘れられなそう...

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

4.5

これは...興奮というか高揚というか...鳥肌立ったな。もっと早くに観なかったことを後悔....

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

昨今、世間はかなりセンシティブになっている内容を、ここまで臆する事なく真っ直ぐ表現し、芸術作品として完成させる姿勢にただただ尊敬の念と感謝に溢れました...

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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表現したかったであろうホラー要素、幸せについてのどちらも中途半端で観てられなかった。基本的にどんな作品にも敬意を払いたいマンだけれども、パンフの監督インタビュー欄では、他の監督と比べて映画は見ないやら>>続きを読む

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.5

ポスターセンスエグすぎてつい劇場へ。
アニメ映画ってより、前衛アートってほうがジャンルとしてしっくりくる気がする。最高。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.2

劇中歌の選曲センス最高か。コメディ要素まみれであると同時に、実は肉食である人々が、家畜に対して行ってる事と、この夫婦が人(ヴィーガン)に対して行ってる事は大差ないのではという、ある意味ヴィーガン思想へ>>続きを読む

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

4.2

いろいろと思うところはあるけれど、とりあえず将来のやりたい事リストに、演奏しながらついてくるオーケストラ雇って街中練り歩くが加わりました。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

ニヒリズム的な考えから抜け出せず、苦しくて仕方ない日々を送っていたけれど、この作品のおかげで救われました。生き方の答えを学べた気がする。観る人の人生を変える力のある映画だと心から思います。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

-

壮大な音楽に迫力満点な映像、紆余曲折ありながらも結局素敵なハッピーエンド。こんな王道作品がたまらなく嫌いな自分であることを改めて気付かされてしまい心底悲しくなってしまった...


終始製作側の、ほら
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市子(2023年製作の映画)

4.2

杉咲花の、表情の移り変わり。凄いもの観てしまった。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.8

この作品に出会えた機会と、監督、役者陣への心からの感謝...

世間に晒されない、閉じた環境下で人は容易に恐ろしい存在なってしまうだなという事を改めて学べました。人であることの定義とは一体....

修羅(1971年製作の映画)

4.5

なぜこの監督の名が広く知られていないのか理解が出来ない...

ナポレオン(2023年製作の映画)

-

虚しかった...きっと極力史実に基づいて作ったんだろうけど、映画にしなくて良かったのでは感が...ナポレオンが嫌いでネガキャンのために作りましたなら成功だし少し納得

正欲(2023年製作の映画)

4.2

LGBTQ系映画に溢れつつある中、次は対物性愛ですかとやや斜に構えた気持ちで観に行ったけど、言葉の一つがグサグサ刺さりまくりでした。

印象に残ったのは、カエルみたいな格好して性器の出し入れすることに
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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

4.2

微笑ましい側面ありつつ、メタな視点でみればヒトの営みの全ては所詮茶番という、皮肉たっぷりのメッセージにも思える気がする。

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