オヨヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オヨヨ

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奇跡の歌(1998年製作の映画)

3.5

ヴィニー&ザ・ドリーマーズという60年代アメリカの実在のグループの実話を元にしたお話。
知っている俳優さん達は全く出演していないし、実際のミュージシャンの事も全くノーマーク。

妻を亡くし、時代に合わ
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人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

3.3

セス・ローゲンらしくない落ち着いた雰囲気のロードムービー
ママ(バーブラ・ストライサンド)がパワフル。初っ端からずっと喋り倒す。中々イラッとさせるタイプの母。

息子は内気な感じで、内心過干渉な母をう
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ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ロイヤルコーギー達が思いの外腹黒で野良犬達はいいやつ。

人間達は中々間抜けで、そこそこ似ているので、本国では流石にヒンシュクを買うのでは?

ロイヤルコーギーと聞いて英国作品と思い込んでいたが、英語
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少女バーディ ~大人への階段~(2022年製作の映画)

3.0

レナ・ダナムの作品は全く知らないので、この作品が彼女らしいのかどうかは分からないが、理不尽な扱いに挑戦する女子というテーマからすると、反映されているのだろう。

主人公の少女バーディはかわいいというか
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.3

声のメンバーで実写版観たい〜!
私の地方は吹替上映のみ。せめてサムロとオークワフィナ、アンソニー・ラモスの声で観たかった。

ドリームワークスのアニメーションなので、期待通り音楽の使い方とかテンポも小
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アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

貧困層グリースと富裕層ソッシュの抗争の末の様々な出来事。

何のために戦うのか、何と戦うのか??
生まれた環境を選べない事への怒り?

常にナイフや拳銃を持ってる事に驚き。そりゃあ使いたくなるよね。
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シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.8

シェイクスピア本人の晩年の話。
記録に残っている事実と、残した作品から、ケネス・ブラナーが人間シェイクスピアに迫った作品。

庭仕事をしているシーンはあるが、庭はあくまで家族のメタファーとして登場して
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から美しいシーンでテンションが上がる。
久々にこの世界に浸れて嬉しいやら、懐かしいやら。

トーマスには今度こそ幸せになって欲しい。

考えてみればTVシリーズからグランサム伯爵の存在感は薄かった
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.0

旅立つ若者を見送るおじさん達がいい感じにゆるくて癒される。

父の不在を叔父と祖父が補って成長するが、やはり父との関係の決着を付ける事で大人になるってストーリーは西洋的。
酒の飲み方や車の運転を教える
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

自分のことを好きになれない30代のブリジット。大学中退してフリーター中
仕事もセックスライフも適当なのは、自分に自信がないからなんだろう。
良くない状態と本人が一番わかってるんだけど…
期間限定のナニ
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー五世(2012年製作の映画)

3.5

BBCホロウ・クラウンシリーズ4作目。
ここまで来ると、ダイジェスト感があり、TVシリーズも気になる所…

ヘンリー5世トム・ヒドルストンの魅力全開!ファンの為の作品と思う。彼の凛々しい、憂のある表情
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の父と長女が主な登場人物。
冒頭二人の会話のシーンが自然ですぐに引き込まれる。

父アンソニーの視点で話は進むが、どこか違和感があり、観ているこちら側も混乱して、終始不安な気持ちになる。
時系列
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

冒頭の若者達とほとんど変わらないおじさん達で、内容は共感出来なかった。

主人公は高校教師。中年の危機を迎え自信を失っていた。情け無い表情のマッツさんがお酒の力で自信みなぎる人になって行く演技はさすが
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

映画館で観るか迷っていて、見そびれてた作品。
映画化になっても、張り切ってど派手な演出をせず、日々の生活のちょっとしたシーンを丁寧に描いている所がらしいし、好感が持てた。京都旅行くらいの贅沢が何とも奥
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.3

1よりも好き。パディントンの行動に慣れたのもあって観やすかった。
飛び出す絵本のシーンが好き過ぎる。

家族との絆も強くなってる。面会を待つ姿に涙。

色々な映画のパロディも満載。
メアリーママの水中
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

フランス版のエールを鑑賞済み。

フランス版よりCODAとしての悩みに焦点が当たっていて、進路への不安や家族への思いも丁寧に表現されていた様に思う。

兄が妹にかける言葉は辛辣だが、兄妹ならではの葛藤
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

この父が居なければ二人のスタープレイヤーは生まれなかったし、素晴らしい思い込みではあったのだろう。
当たり前と言われている事に挑戦して壁を打ち破る事ができる人は特別な信じる力を持っているのだなぁ

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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の麒麟のシーンが辛くて、ニュートの事を責めてしまった。観るのを止めようかと思ったが、まぁ空想の生き物だし気を取り直した。

ダンブルドアにジュード・ロウをキャスティングした方、素晴らしい!
鎖に巻
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自然の光や景色がイメージビデオの様に流れる前半。
色に飲み込まれる様な美しい映像と不自然な歪みがフィンセントの視線で見ているかの様な演出。

行く先々でトラブルになり、治療と称しての病院での仕打ちに胸
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女優レディ・ガガの存在感、
一族問題を分かりやすくしている脚本、
一族の男たちのキャラ、
など良かった点もあった…

が、パトリツィアにそこまでひかれなかった。本当の意図はどこにあったのか?妻としての
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー四世 PART2(2012年製作の映画)

3.4

王冠の呪い。
王冠を戴くヘンリー4世のやつれ方!
廃嫡したリチャード2世の言葉がよみがえる。
周りに推され、望んで王となったものの、息子でさえ信じられなくなるのは幸福なのか?

放蕩息子のハル王子が即
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

アラン・カミング演じるルディとギャレット・ディラハントの相性が良くて微笑ましい。ルディの佇まいだけで、切なくなる。

母が逮捕され行き場の無いダウン症のマルコを引き取って暮らすが…

子どもを放置する
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.7

使ってる音楽のセンスやイラスト使う所とかが好き。
ジェームス・ガン監督の作品なので悪趣味なのは想定内。
エリオット・ペイジ(当時はエレン・ペイジ)の扱いがペドフェリアっぽくて苦手な人も居るかも。

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アポロ13(1995年製作の映画)

3.3

アポロ13号についての知識なく鑑賞

閉所恐怖症の私には到底耐えられないシチュエーション。宇宙服着る事考えただけでも息苦しい。

失敗からのリカバリーが流石としか言いようがない。それも実話とは。
メン
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー四世 PART1(2012年製作の映画)

3.5

ヘンリー四世はロリー・キニアからジェレミー・アイアンズに代わっている。
内容は息子のハル王子と従者のフォールスタッフが物語の中心。

そもそもリチャード2世を退けて王位につついたヘンリー四世には、常に
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.6

静かな反戦運動。

寡黙な重苦しい夫婦の時間が次第に軽やかになっていくのが良かった。
人間、やるべき事をやっていると自覚できているのが幸せなのかも。
何のために活動しているのか分からないままでは生きる
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

娯楽大作としては楽しめるレベルではあったと思う。

キャストはクリプラ、ブライス・ダラスハワード続投で、旧作のお歴々も参加だし、フィナーレなので期待してた訳ですが、色々と納得いかない〜

ジュラシック
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恋する人魚たち(1990年製作の映画)

3.0

鑑賞する年齢で印象は違うかも。

私は、娘役のウィノナ・ライダーよりシェール演じるママが良かった。奔放そうに見えてそこまででは無く、娘達への愛情もある。
娘とのこじれた関係も分かるなぁ〜って感じ。
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ハート・ボール/プリティ・フープ(2009年製作の映画)

3.7

弱小高校女子バスケチームの監督がサム・ロックウェル。
チームのメンバーにエマ・ロバーツやルーニー・マーラーも。

サムロの情けなさ具合がポイント高し。娘に冷たくされて落ち込むサムロやダンスするサムロが
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ドンバス(2018年製作の映画)

3.0

色々と理解に苦しむ。

エピソードが設定なのか、事実なのかちょっと分かりにくい。

パンフレットを読むと、エピソードは事実だそうだが、嘘っぽい作りになっているのは皮肉。

守ってやっているんだから、協
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八月の鯨(1987年製作の映画)

3.5

超高齢化社会
自分も将来はこんな風に穏やかに暮らしたい。季節に合わせて住む場所を変えるのも憧れる。

リリアン・ギッシュ演じる妹が表情豊かで、愛らしくて、素敵。
ディナーに備えて身だしなみを整えたり、
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

肝はアクションシーン

ゲームが元ネタのようですから、サクサク話は進みます。
わちゃわちゃしたトムホを楽しむには十分かと。

女子キャラの魅力がもっとあれば楽しめたかも。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

神の世界はなんでもありなんです。
これでいいんです!笑
ヤギが…
ストームブレーカーが…
ゼウスが…
ほんと、なんでもあり。

主役なのに引き立て役なソー。クリスは、コメディリリーフ路線を楽しんでる感
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

70年代アメリカへの郷愁。
設定が特殊で共感できる部分は少なかったけど、主役2人の関係が好み。
年齢差も有るから、セクシャルな部分はわずかで、バディの様な、姉弟の様な不思議な関係。

特にクーパー・ホ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングのキラキラした雰囲気に期待値も上がってた所に、いかにも悪人顔のトム・ハンクス演じるトム・パーカー登場!

まるでヴォルデモート⁉︎ 親切そうに近づいて、エルヴィスを追い詰める姿にゾッとする
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でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード(2021年製作の映画)

3.0

児童文学の映画化なので、しっかり子ども向け。

クリフォードの動きがややぎこちないけど、だんだんと気にならなくなった。

なぜ赤いのかは結局謎のまま?ありのままを受け入れるって事かな。