オヨヨさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

オヨヨ

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みんな元気(2009年製作の映画)

4.0

デ・ニーロパパのコメディー調作品の量産は肯定的では無いけど、これは良かった。コメディーではありません。

妻を亡くして8か月、週末に集まるはずの子ども達に皆キャンセルされてしまい、自分が子ども達を訪ね
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

家族の中で1人だけ魔法のギフトをもらえなかった女の子のミラベルが主人公。

前半は家族との格差が酷くて、見ていて辛くなってきた。
無理して明るく振る舞っているミラベルが痛々しくて、辛くあたる祖母がもう
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.0

年始は楽に観られる作品をという事で選んだ作品。
ディズニーランドのジャングルクルーズの要素を詰め込んで思わずニヤリとする設定。

主人公のリリーがちょっと強引過ぎて、置いてきぼりになりそうになったが、
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

ティア・レオーニ演じるケイトがめちゃくちゃ魅力的。表情がキラキラしていてどこか親しみやすさもある。

アメリカの地方都市の中流の人の幸せな家庭ってこんな感じなんだろうなというエピソードが盛り沢山!
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.0

前知識無しで鑑賞。
ちょっと不思議な世界観。
照明が印象的。
初めてでも、自然に身体がリズムをとり始め、歌詞の内容に考えを巡らせる。
ライブで観れたら一体感が凄いのだろうな。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

歴史ともリンクしているストーリーの為か、予想に反してシリアスな展開だった。世界史の知識を動員して何とかついて行ったけど、分からなくても普通に楽しめる作品ではある。
伯爵夫人の教えが尊い!

リス・エヴ
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.4

本当に苦しい時、悲しい時はただそばに居て一緒に苦しんだり悲しんだりしてくれる人が居る事で救われるのかも。

若い時の病死は本当に周りも大変な事だと思う。
実話なのが驚く。デインみたいな人中々居ないよ。
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僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)

4.0

かなり風変わりな雰囲気で始まる。
アメリカ人のジョナサン(イライジャ・ウッド)の祖父の祖国だったウクライナを訪ねて、ガイドのアレックス(ユージン・ハッツ)とアレックスの祖父の運転で1枚の写真を手掛かり
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赤い河(1948年製作の映画)

3.0

頑固に自分のやり方にこだわって大牧場を作り上げたダンソン(ジョン・ウェイン)と子どもの頃に孤児になりダンソンが面倒を見てきたマシュー(モンゴメリー・クリフト)の父息子の関係を描く。
父ダンソンを息子は
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大人がいい加減で頼りにならないのが腹立たしい。

子どもはちゃんと見ているって事はよくある事なんだよね。

最初からずっと怪し過ぎて、犯人探しよりどんな決着なのかが気になった。

エール!(2014年製作の映画)

3.0

自分以外の家族は聴覚障害者という長女ポーラの成長と旅立ち。

ポーラが家族と社会のつなぎ役をしている為自分の夢を追ってパリの学校に進むかどうかを迷う。
歌の教師が中々の辛口で好きなキャラクターだった。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

主演のアニャ・テーラー=ジョイ(サンディ)と、トーマシン・マッケンジー(エロイーズ)、60年代ロンドンという設定は大好きなものばかり。公開を楽しみにしてた。

「ベイビードライバー」の時も感じたが、エ
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.5

カースト制度により生きている世界が全く違う2人の交流をそっと見守る視点が優しい。

それにしても、20代で未亡人として婚家の言いなりに生きて行くしか道がないラトナの人生は絶望的。
それでも、自分なりに
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.2

軽く観られて楽しめる。
エディとヴェノムのカップルの様な痴話喧嘩がずっと見られる。

最凶最悪というにはカーネイジが振り切れて無かったのが残念。
ウディ・ハレルソンもナオミ・ハリスも今回は役の魅力が薄
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

コメディータッチですけど、中身はかなり怖い話。
見せ方が上手いし、クスッと笑ってしまう所も多々ある。

クリスチャン・ベールがご本人そっくりなのは想定内でしたけど、他の方々も中々な作り込み。
エイミー
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ブロードウェイミュージカルを映画化。
出だしから、主人公が歌います!

曲がとにかく良かった。
エヴァン役ベン・プラットが映画向きなビジュアルじゃ無いのでそこは残念だけど、圧倒的な歌唱力。歌い方クセが
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.5

アレサ・フランクリンの事は詳しくは知らないのだけど、ソウルクィーンのイメージで晩年の彼女のビジュアルやヒット曲を知ってる程度。
演じるジェニファー・ハドソンの歌声が素晴らしく、音楽の神に愛されている人
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.3

料理のシーンが美しくて美味しそうで見ていて楽しい。
料理の師匠とチコから影響を受けてエイブが色々と学んでいく所はワクワクする。

しかし、内容はそう甘くない展開で…
母はユダヤ系で父はパレスチナ系とい
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.0

1960年代のアメリカの田舎の風景が沁みた。
高校を卒業して街を去る者残る者それぞれの一夜の出来事

今ではアメリカン・グラフティってタイトル以外考えられないほどぴったりだと思うけど、製作当時は不評で
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

何故か鑑賞後すぐにレビューあげられなかった。感想がまとまるのに時間が必要だったのかも。
前作のシャンチーとはまた違う世界観。
壮大で神話のような雰囲気。
ジャケ写もクロエ監督っぽい。

これだけのエピ
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スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

3.3

クリスティン・ヴィグとビル・ヘイダーが双子のお話。
コメディーかと思いきや、塩分多め。

親よりも、より一層近い存在だから、鬱陶しくもあり、お互いほっとけない感じがよく出ていた。

二人の子ども時代は
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

3.5

ロンドンの過去の映像を見るだけでもテンション上がる!
活気のある 60年代。
イギリスの階級社会が崩れた事によって力が生まれ、アート、ファッション、音楽が活気付く。

30代のマイケル・ケインが魅力的
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トゥルーへの手紙(2004年製作の映画)

3.0

映画としての魅力はあるかと言われるとちょっと微妙かも。
監督も冒頭で言っているように、私的なホームムービーなのだろう。

写真家のブルース・ウェーバーが 、9.11以降アメリカ中が不安や熱狂的な愛国心
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.3

イザベル・ユベール演じるブリジットは畜産家の妻で、かつて当人も畜産を学び同級生と結ばれたという設定。
内容はいい意味でフランスっぽく、恋愛に対して大らかな感じ。パリの風景も美しい。
ブリジットの服装も
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.5

真実の重み。
数字が物語る。
多くの人々の苦しみに理由を求めるのは当然の事。

政府や報道を信じる事が怖くなる。
ウケる(売れる)ニュースしか扱わないのは、国のせいだけでは無いのだけれど。

ウディ・
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シンデレラ(2021年製作の映画)

2.8

ミュージカルっていっても、出演者が歌ってますってだけな気が…

でも親世代は豪華で見応えあった。
継母役のイディナ・メンゼルは歌はもちろん演技も凄みがあり貫禄十分。
王妃役のミニー・ドライバーは相変わ
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ネイバーズ2(2016年製作の映画)

3.5

オークワフィナ目当てで鑑賞。
セス・ローゲンのコメディーなのでどこもかしこも下ネタ祭なのは予想通りだけど、出演者が意外に豪華で楽しめた。

クロエちゃんの同級生役にオークワフィナだけでなく、ビーニー・
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

女として生きていく事の不自由さ。
出だしから悪い予感しか無かった。どんどんと悪い方に転がる。

二人の関係が次第に変わって行く所が面白かった。フワフワしたテルマが追い詰められるにつれてしっかりしてきて
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.5

ヴィヴィアン・マイヤーは膨大な写真を撮っていたにもかかわらず、発表することなく(殆ど現像さえせずに)保管していた。
偶然発見したジョン・マルーフが現像し発表した事で一躍話題となる。それは、写真が魅力的
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.3

「ペンタメローネ」という古いイタリアナポリの民話集がベース。
この後、ヨーロッパで編纂されたペローやグリム童話にも同じ様な話しが有るとの事

子ども向けではないし、イタリア、フランスの作品だから、それ
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.8

期待以上でした!

スパイと言っても実話に基づいているので、アクションは無し、サスペンス。

まぁ周りではMI6 CIA のプロ集団が暗躍しているんだろうけど、ミッションの中心にはグレヴィル。民間人、
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.0

きのこドキュメンタリー
きのこが好きすぎて、研究、販売なんでもやっちゃうポール・スタメッツ氏の熱意を感じた。
きのこ素晴らしいです。すごいです。
菌類を介して植物が土の中で連絡取り合っているというのは
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.3

ドラァグクィーンを目指す高校生ジェイミーの成長の物語。
ミュージカル舞台の映画版。主演のマックス・ハーウッドは魅力的だった。

日本の舞台版は鑑賞済み。
曲も大好きだけど、印象が弱かった。
映画の良さ
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ヒップスター(2012年製作の映画)

3.5

監督の「ショート・ターム」が好きだったので、前から気になってた作品。

ちょっと売れ始めたシンガーソングライターのブルックが主人公。
前半アーティスト気取りの嫌な奴って思わせて置いて、3人の妹達の登場
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.0

ドイツだけでは無いと思うけど…この時代の子どもの教育が、未熟な者を鍛えるという考えで、大人の思うように育てようと罰を与えるシーンには気が滅入る。

子ども達にスポーツの良い面が影響して、次第に何が正し
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

ヴィンス・ヴォーン、キャサリン・ニュートン主演。
私見ですが…失礼ながらどちらもイマイチ花が無いというか地味な印象。
しかしそこを逆手に取ってる所が上手いなと感じた。

ホラーと学生生活が程よくミック
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