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非常に興味深かったです。『テネット』『インターステラー』という品質に全てが懸かっているかのような作風を直近で立て続けに観たからでしょうか、この作品に関してはカットの長さや撮影、グレーディングのちぐはぐ>>続きを読む
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おそらくほとんど全編において手持ちショットで画角上の水平があえて取られておらず、カラーグレーディングも相まって映像が自然な質感であったことには驚きました。それらは日常生活にエイリアンが介入してくる様を>>続きを読む
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この映画に関する私の評価は、単に群を抜いた作品の品質に、そしてそれを可能にしている技術と全てのスタッフの手つきに対するリスペクトからのものです。全ての映像が非常に美しく、そして細部に対して非常に周到に>>続きを読む
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執拗に繰り返される左右対称の構図、絵画の額縁とそれを覗き込む同じ時代の人々、色面として機能する踊る身体、冗長とすら感じられるような構成のマイムなど、全てにおいてこれが戯曲であることを露呈し続けるような>>続きを読む
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冒頭の古今東西の理想郷伝説を列挙していく際の映像における品質それ自体をコラージュするような質感、ドラえもんのひみつ道具だけSEにルームリバーブがないこと(というよりSE全体にないのでしょうが)、細かい>>続きを読む
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みたひ: 240318
とても興味深かったです。生存してきた時代の背景や思想も、そして当然ながら「性格」も全く異なる登場人物たちの口論や往来が常に執拗に長く廊下から映されていて、ここは正に交差点だと>>続きを読む
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みたひ: 230423
キリスト教のバックグラウンドがあまりわかっていないのでストーリー上の展開を掴み/感じ損ねている箇所が多々あるのでしょうが(ある「インパクト」が時間進行の中でどの程度持続するか>>続きを読む