いちさんの映画レビュー・感想・評価

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.9

話は捻り無くシンプル王道なんだけど主役二人の演技と時間の経過だったり映像演出が丁寧でよかった、台南とか情景の見せ方も沁みる!
ミスチルが普遍的で長いからどの曲を聞いてるとか色々想像させてくれるのも良い
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.9

映像の質感とか湿度が良い。痛々しい若いひと夏の〜に留まらないけど飛びすぎず死の匂いもして面白かった。
進撃オマージュも楽しい

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

全体的に低体温で感情の山が小さいからストーリーの起伏も無いんだけど空気感とか台詞が面白くて答えのない微妙な感情の悩みがリアルで嘘がなく惹きつけられた

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.9

漫画のレイアウトとかカメラワークが凄すぎるからあれ以上の臨場感を出すの大変だろうけど音とか画とか映像ならではの演出に工夫があって同じ試合なのに飽きなかった!
ただ編集が微妙で原作に比べてちょいテンポ早
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

語らなくても仕草とか雰囲気でそれまでの人生、自分ともう交わらない理由がわかるの切ない
アングルも脚本も表情も繊細で行間が絶妙
選択することの儚さが痛いほど伝わるけどその愛おしさもある
特にラストの演出
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パレード(2024年製作の映画)

3.8

死後の世界への視点が優しくて温かい
ただキャラ数も多くて全体的にエピソードが散漫で薄味に感じちゃったから監督の思い入れが深いマイケルに焦点を絞ってがっつりレクイエムぽくしたのも観てみたかったかも、その
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

多様性を認めようとか言っても流行りだからなだけでマイノリティも理解できてる自分に気持ち良くなってるだけだよねって投げかけられたような、世の中に何となく流れてる言葉の気持ち悪い違和感に切り込んだ面白さが>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

このタイミングで映画館で観ることができて良かった
土佐弁の魅力、時間の経過、音楽、構図.背景の繊細さ、平成初期の等身大の若者、同窓会の雰囲気ぜんぶ好き

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

詰め込みすぎ感はあったけど話の力強さと杉咲花の演技で見応えあっで良かった
こういうテーマにしては演出がエンタメ寄りだったからもうちょっと抑えめな方がより入ってきたかも

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

詩的で静かな映像美が心地良い
同じ景色を色々なアングルで撮ってたり淡々と繰り返すルーティンも編集で面白く見せてて平山さんが好きな音楽とか本もいい感じに絶妙、特にラストの役所広司のショットは凄すぎて溜息
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.7

間取りの見せ方とかよかったのに特に効果が無くてもったいない
映画ならではの演出とか裏切りも強くないし何人か演技も気になっちゃった、から豪華なんだけど2時間ドラマ感が拭えなかったかも
岡山天音すき

女優は泣かない(2023年製作の映画)

3.8

想像してたより脚本がベタだったけどいい台詞入ってたし創作論、仕事論の部分をもう少し深掘りしてほしかった気もする。でもテーマもタイトル回収も着地もまとまっててしっかり面白かった。風景も方言も好き。
蓮佛
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市子(2023年製作の映画)

4.1

長谷川が市子を探してく過程で触れてこなかった部分を知っていく時の若葉竜也の表情、受けの芝居がめちゃくちゃ良くて泣きそうになった。
浸かってくように行動的になってたのは触れてこなかった後悔もあるのかな、
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

序盤から漂う空気感は好きだったし、くるりの音楽も心地よかったけどちょっと乗り切れない部分もあった。
ちひろさんみたいな大人が子どもの時近くにいると視野が広がったりする気持ちは凄いわかるんだけど、タイミ
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.7

脚本と画がミスマッチなのか坂元裕二も宮崎あおいも大好きだけどハマれなかった。
ラインナップからセットもワクワク感凄かったけど要素詰めすぎて中途半端になってたような、いつもの台詞のキレとか心の機微が薄く
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

相当アレンジされてて、音とか編集での緊張と緩和が絶妙でコミカルでもあるけど本人たちは追い込まれてくのがおもしろい
ノンストップサスペンスで二面構成って勢い落ちそうだけど、綾野剛と岡田くんの演技で元々魅
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花腐し(2023年製作の映画)

3.9

よくある話だけど刺さる部分が多くて惹き込まれたしエンドロールのさよならの向こう側も良くて聴きながら余韻に浸れる。現代パートがモノクロなのも好き
雨のショットめちゃ綺麗だったな

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

キャラ造形、言動、ドラマパートのわざとらしさがずっと気になっちゃったんだけどVFXは良かったしゴジラの動き造形ビジュアルはちゃんと迫力あって超かっこいいし見応えあった!

春画先生(2023年製作の映画)

3.7

後半何を見せられているんだろうっていうカオスさ嫌いじゃないし春画そのものになっていく様は面白いんだけ冷静に観てしまった、北香耶がめちゃくちゃ頑張ってるなと。

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.7

斎藤工監督だからか演出のクセもそれっぽくて役者の使い方が上手く感じた。窪田正孝も窪塚洋介も中島歩もみんな良かった。
序盤から不穏な空気感が覆っててゾクゾクしたんだけどメリハリの無さが気になった。
90
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.7

一つ一つのショットが綺麗で目にとまる画が多くて自然の風景を中心に映像美でずっと見てられる。
女たちのキャラもおもしろいんだけど、主人公のバックグラウンド含めてもう少し掘り下げてほしかった。
前半のゾク
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

ホラー味ある演出とか脚本はよくまとまってた気がした。
やりたい気持ちはわかるけど車の爆発シーン使いまわしすぎなのは気になる。
ちょっと浅いフェミ要素もあんまりハマらなかったけど基本的には楽しめた!

まなみ100%(2023年製作の映画)

4.2

直視できないくらいには刺さった、
特に女性陣がめちゃくちゃ魅力的に撮れてて監督の自伝て後から知って納得した、個人的だからこその切実さでこれは自分の映画だと思わせる強度がある、、
若気の至り特権も後悔も
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.9

この監督は毎回ロケーションのクオリティが高くてそれだけで見応えある
安藤サクラ目的でもう当たり前のように最高だったんだけど、山田涼介も良かった
フィルムノワール感も早口の関西弁の応酬も好き
暗証番号の
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

日本の負の歴史、加害を描く題材と複眼的な視点がちゃんと描かれてて見応えある
自分こそ被害者だという思い込み情報リテラシーの無さ主語の大きさ、100年前だけど
どんな時代でも人間の本質的な部分は変わらな
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Gメン(2023年製作の映画)

3.6

映画全体のノリがちょっと合わなかったけど吉岡里帆が最高。高良健吾かっこいい。恒松裕里も良かった!
クロマニヨンズもテンション上がる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

色も構図もいつも以上にウェスアンダーソンなカラフルで魅力的な世界観で、全カット見惚れる画作りでずっと観てられる!
起きたいなら眠れ的な台詞が印象的で、全体的に作り物感を出してるのも虚構の中でしか得られ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

映像体験としてかなり楽しめたしちゃんとかっこいいし王道なお約束を抑えた展開で実話なのも凄いけど、映画として全体的に描写不足なのが気持ち的に若干乗り辛かった。
特に事故からの挫折のシーンはもっと掘り下げ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.7

ディズニー行きたくなる連動するような演出で楽しかった
ホラー要素もほぼ無くパンチも弱めで良くも悪くも無難になってて映画としての満足度は低めだったから、どうせならもっとアトラクション感を強めにしたのも観
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余命10年(2022年製作の映画)

3.8

要素だけだとテンプレぽくなっちゃいそうだし実際ストレートではあるんだけど実話ベースだからこそわざとらしい演出が少なくしてたり美術に映像も上手くて見入っちゃう

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

何年後の未来とか過去とかじゃなくて2分っていうスケールの小ささが良かった。
かといって30秒とか1分だと流石に疲れるしそれ以上だと出来ることが増えちゃうしベストだと思う。
実験的だけど、エンタメ性がち
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

広瀬すず松坂桃李、横浜流星が特に凄くて震える。
李作品に出てる時の広瀬すず本当良い。
演出、撮影、編集、劇伴すべてクオリティ高いし上手く言葉で表せないものを受け取ったような、ハッピーエンドとか関係なく
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

事前情報ゼロで映画を観られるのが初めてでハードル上がりまくってたけど自分の中で本当に大事な映画になった。
宮崎駿のこれまでの軌跡が詰まっててその問いかける力と説得力の強さに2時間圧倒されっぱなし
今ま
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

画面から伝わる庵野の俺が観たいものを撮ってるんだ感が良い。
ディテール細かくてこれまで以上に作家性が強く出てるしロケとマスクの造形がかっこいい。
ただアクション筆頭に分かりづらい部分も多かった。個性の
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犬王(2021年製作の映画)

3.9

アヴちゃんの魅力で引っ張る感じかと思いきや題材もテーマの扱い方も脚本も上手かくて映像も面白かった。舞台の上ではどんな個性も障害も受け入られ大衆は熱狂するアーティストの性と残酷さが描かれててラストの尖り>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.7

女優が魅力的に撮れてて良かった、安達祐実のキャスティングも吉岡里帆の受けの芝居も好き。
良い台詞や画もいくつか入ってるけど、雰囲気エモを抜け出せてなかったりちょくちょく挟まれる詩羽のソロシーンとか所々
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