『アメリカン・サイコ』と『ハード・キャンディ』が『黄金の眼』の秘密基地で合体した!TV映画職人ピエロ・スキヴァザッパ監督、唯一無二の傑作。
ドン・ドーラーの最高傑作!『悪魔のいけにえ』ミーツ『ランボー』と言うべきか、しかしそれも誰も予期せぬ方向へと爆走するので、ドーラーの脳味噌の引き出しの多さ、あるいはテキトーさに唸らされるばかり。ゴア描>>続きを読む
映画にセンス・オブ・ワンダーを求めているなら、この映画以上にそれを与えてくれるものはない!と断言してもいい。90年代、マカロニホラーが息を引き取った後で登場したアル・パッセリによるクリーチャー・ホラー>>続きを読む
本作の特殊効果はジム・ヴァンベッバーの手によるもの
長閑な展開から、後半に怒涛の巻き返しが入る作劇は「スロー・バーナー」と称され、タイ・ウェストの作風がそれであることは諸作より疑いようもないのだけど、本作に至っては「あらゆる悲劇が起き尽くした場所」を舞>>続きを読む
『悪魔のいけにえ』続編として2作目、4作目、そして本作を支持します!
無害そうな善人を演じるアーネスト・ボーグナインが、悪党に逆襲を仕掛けるべく三又フォークを手にノッシノッシと近づいてくる絵面が怖すぎて素晴らしい。タイトルバック含めてフライシャーの過美でないが不足もない>>続きを読む
リチャード・フライシャーと並列化され語られることの多いドン・シーゲルであるが、フライシャーが過不足のない「引き算の作家」であるとするならば、シーゲルは「足し算の作家」である。それが顕著なのがまさに本作>>続きを読む
メインでフィーチャーされているのが成功者のリチャード・カーンではなく、ニック・ゼッドという志の高さに感動。ニック・ゼッドを崇めよ!シネマ・オブ・トランスグレッションの諸々の作品が日本語字幕付きで観れる>>続きを読む
ヤクをパクった友達を殺害した若者リッキー・カッソ(通称アシッド・キング)の映像化。カッソをジム・ヴァンベッバーが演じており、線の細い青年であった実物とかけ離れたビジュアルが衝撃的。殺害シーンの容赦のな>>続きを読む
いくつかのフッテージはジム・ヴァンベッバーの過去作(『Roadkill』)などから流用されているものの、非道な映像作品として見応えアリ。本作でフィーチャーされているバンド「ネクロフェイジア」のボーカル>>続きを読む
ジム・ヴァンベッバーは親トランプなゴリゴリの右翼である。それはどうなのよ…と思う部分はあれど、それが氏の作品の一部を形成していると考えたら…ちょっと肯定的な気持ちになるのが不思議だ。本作もまた然り。し>>続きを読む
メモ①: 劇中に登場するフェイク・バンド「トニー・コカコーラ&ザ・ロースターズ」のボーカル、トニーを演じたD.A.メトロフ(D.A. Metrov)はジム・ヴァンベッバーの『Deadbeat at D>>続きを読む
『羊たちの沈黙』にロメロが出演していたように、ホラー映画の潮目を変えることをキャスティングで宣言するスタイル(あるいは予兆的な何か)はすごく興味深い。トニー・トッドとフレッド・ヴォーゲルが同じフレーム>>続きを読む
LUNCHMEATによる「オラフ・イッテンバッハとクルト・クレンの中間に位置する」という惹句が面白かったのでメモ。
オラフ・イッテンバッハが2人目の妻タニヤ・イッテンバッハと共に制作したトーチャーもの。法で裁かれなかった人間たちに残酷な私刑が執行される。人体破壊描写は壮絶で、近年のイッテンバッハ作品ではかなり極悪な>>続きを読む
オラフ・イッテンバッハがゾンビやクリーチャーといった超自然的なものを排して作った「ヒトコワ」ホラー。楽しい川遊びに狂人が乱入して夫婦が酷い目に遭うお話。本作よりイッテンバッハ組に参加したトーマス・リト>>続きを読む
オラフ・イッテンバッハによるゾンビホラー。制作中止。残念です。大規模ロケを敢行していたとのことで、キャストによる写真をインターネット上で見ることができます。