当時の風俗観やジェネレーション、土地柄といった分断によって自由が絶たれるお話…と言うよりも「物語を語ること」の否定。この対極に50年代の西部劇やジャンル・ムービーがある…言い換えるとそのカウンターとし>>続きを読む
チャド・フェリンらしい天真爛漫な悪虐さはそこかしこで観られるものの、良くも悪くもヤケッパチな感が否めない一本。フェリンの映画には細かい部分で人を不快にさせる危うさがあるが、どうもそこを欠いている気が。>>続きを読む
ジャーマン・ゴアの雄、ティモ・ローズが『ヘル・レイザー』をなぞった映画。随分前に観たのだけど、記憶がかなり薄れている…。ああ、いいもん観たなあ…と思った気がする。たしか!
ジャーマン・ゴアの雄、ティモ・ローズが監督した狼男ホラー。ちょっと驚かされたのは、狼男ハンターの組織が手にする武装ウェポンがカッコいいこと。このガジェットに対するクールさは評価されて然るべき…かも。ど>>続きを読む
ジャーマンゴアの雄、ティモ・ローズが勝手に『狼よさらば』をリメイクした一作…であるのだが、誰も完成版本編を観ていない。しかし、イーライ・ロスより前に『狼よさらば』のリメイクに取り組んだという一点におい>>続きを読む
『Violent Shit』シリーズのアンドレアス・シュナースがエロ・ホラーに挑んだ!呪われた聖杯(ゴブレット)を巡る物語。このゴブレットを手にしたものはセックス中に男性器が大膨張して女性の身体を突き>>続きを読む
アンドレアス・シュナースが敬愛するイタリア映画界へと殴り込んだ一本。それでなんで『キャッスル・フリーク』みたいなものを撮ってしまうのか理解に苦しむけど、それくらいの螺子の緩さがシュナースらしくていいじ>>続きを読む
アンドレアス・シュナースとティモ・ローズが共同監督したシリーズ第2作。シュナース御自らカール・ザ・ブッチャーを演じた前作のはっちゃけっぷりはどこへやら。今作はなんだかすごく地味。何だったんだろう、この>>続きを読む
80年代のウーリー・ロメルの立ち位置を決定づけてしまった一本。『ハロウィン』にあやかったこの映画がヒットしていなければ、ロメルはどんな時代を過ごしたのだろうか。この時期のロメルはアンディ・ウォーホルや>>続きを読む
光がビカビカしたら人間が死ぬホラー『ブギーマン/死霊の鏡』でホラー映画監督として80年代のアメリカ大陸を歩み始めたロメル。アメリカでの妻となったスザンナ・ラブを魔女役に据えて、ドナルド・プレザンスが光>>続きを読む
ニュー・ジャーマン・シネマの離島派にして、80's トラッシュ・シネマ監督という異端、ウーリー・ロメルがゼロ年代に濫造した殺人鬼映画の一本。特筆すべきはドイツ非倫理映画界(そんなものがあるとしたら)代>>続きを読む
チャド・フェリン監督は、相当な天才か、とんでもない人でなし……あるいはその両方だ!
破壊された頭部から汚らしい大腸のようなものがズルズル出てくるシーンで異様に感動した。これがムービーマジックだ。