あの手この手を使って学校をサボる要領のいいフェリスと、なんだかツイてない彼をとりまく人々のドタバタ劇。
80年代90年代リバイバルな今、フェリスや友達のファッションがとてもオシャレ。
何をやっても要>>続きを読む
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自分が未来のコメディの王だと信じて疑わない男が、有名コメディアンに執拗につきまとい、自らの願望を叶えようとする話。
冒頭で妄想と現実を交錯させるシーンがあったので、その後のヤバイシーンの数々もどうか妄>>続きを読む
邦題にするとしたら、「結婚の話」ではなくて、「結婚生活の話」。
ずっと一緒にいて近くなりすぎると、相手と自分の境界線がぼんやりとしてくることがある。特にけんかになると、その越えてはいけない境界線が激>>続きを読む
小学生のトモの母親は、しばしば彼女を置いて長期不在にしてしまう。俗に言う育児放棄。
その間、トモが身を寄せるのは、母親の弟・マキオくんの家。数年ぶりに訪れたマキオくんの家には変化が起こっていた。リンコ>>続きを読む
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合宿先の土手で、田中と秋平がゴロンとしながらダベる、その後ろで流れる「悲しくてやりきれない」と、土手の緑と空の青が切なくて、物語の流れが静かに確実に変わった瞬間がとてもキレイだった。
相撲部のために>>続きを読む
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全員失業中、その日暮らしを送る4人家族が、長男の仕事をきっかけに裕福な家庭とのつながりをもっていく。
半地下という危うさ、韓国の格差社会ってこんなことになってるの?という驚きを隠せない。
それとなく>>続きを読む
本当の人間関係、恋愛関係って、こういうことなのかな。
一緒にいると幸せ、だったはずが、暮らしをともにしていく中で一緒にいることが苦痛になっていく。それでも幸せだった思い出は消せなくて、かといって関係性>>続きを読む
自分が監督で脚本で主演でコレを作るって、正気の沙汰じゃない。
おっさんのしょーもない妄想と欲望が本能のままに垂れ流されて、こんなところまで見せていいの?!という感想。
エロ描写がしんどかったが、人間の>>続きを読む
感想を書こうと、ストーリーを手繰り寄せようとするたび泣けてきてしまうほど、泣いてしまった。
運命的な出会いをしてから10年間。大喧嘩をしながらも仲良く暮らしていた夫が突然いなくなってしまう。
寂しく>>続きを読む
友だちに嫉妬してその恋愛につべこべ言ったり飲み過ぎてヒドイ目見たり誰かのちょっとした冗談にイラッとしたりするのは万国共通のようだ。
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憎め、憎め、とパンチを重ねようとしてきたケンジ。
憎めなかった、繋がりたかったって気持ちでシンジと向き合って、その思いが渦になって周りの人を繋げていくラストシーンがぐっときた。
想像していたよりも怖くなかったしひとつひとつのシーンがすごく面白かった。
音楽がめちゃくちゃ恐怖を煽ってくるのはすごくヒリヒリした。
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言葉にできない
見たことのない阿部サダヲ
これから十和子はどうやって生きていけばいいの?
これは愛かもしれないし復讐かもしれない。
やわらかなタイトルに騙されてがっつり心をえぐられた衝撃作品でした>>続きを読む
魚喃キリコの漫画って、淡白な絵柄なのになんだかすごく温かみがあるところがとても魅力的なのですが、まさしくそんな淡白なんだけど温かさを感じる作品でした。
せいちゃんろくでもないけど、芯があってかっこいい>>続きを読む
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恋人になれないマモちゃんと、変な関係を快く受け入れて進んで尽くし続けるテルちゃん。
引き出しあけて靴下が勝手に全部揃ってたら、「留守中に人が入るの本当はイヤだから今言ったから覚えといて」って投げやりに>>続きを読む
ああああああ!って心の声が不意にダダ漏れちゃったりとかfxxkって思わずつぶやいちゃったりとかに共感しちゃってる自分もわりと拗らせ寄りの人間なんだろうなと。
赤い付箋と卓球の音はなんだかエロスすら感じ>>続きを読む
インテリな黒人音楽家と、下町のイタリア系アメリカ人が、人種差別が強く残る南部地方を旅するロードムービー。
トイレやお店を分けるというわかりやすい差別だけが差別じゃない。
ふとした会話のディテールにも>>続きを読む
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夢と芸術の街、パリ!
みんな今の時代に不満を持っていて、
みんなそれぞれに過去を黄金時代だと思ってる。
ギルが、ガブリエルと黄金時代を築けますように!
レア・セドゥは本当に雰囲気があって綺麗…。
ブリジットに振り回されちゃうコリン・ファースが愛おしくてたまらないです。歳を重ねてからの彼のほうが魅力的だと思う。