Ideonさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.0

ゴジラの出自にアメリカ流の解釈がなされていたり、敵の怪獣がエヴァの使徒みたいだったり、気になる面は多いが、つまらない役者の小芝居を極力廃して、怪獣プロレスに徹しているところは好感が持てる。アレクサン>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.0

スタジオジブリの職人技が光っているが、強く訴えてくるものがない。「風立ちぬ」は宮崎監督の趣味に走った部分があったが、大震災の場面など、見る者を唸らせるものがあった。良くできた作品だが、これでは大ヒッ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.5

面白かったが、登場するキャラクターが印象が薄く、見た後何も残らない。スターウォーズのような作品だと言われているが、そんなに何度も観たくなるかというとそうは思えない。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.5

フランキー・ヴァリについては、グリースの主題歌を歌っていた人という認識しかなかったが、全盛期はどんな人だったのか、よく分かった。難しい話になりそうなところをイーストウッド監督が絶妙な演出で魅せるので>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

ジャウマ・コレット・セラ監督の新作。エスター、アンノウンなどウェルメイドな作品を作り続けている人だが、今作もよくできたミステリーになっている。後半がやや強引な展開で残念。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.0

ものすごくきれいな映画なのだが、眠くなる。BGV代わりに流すのにはいいかも。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

ものすごく深遠なテーマを描きたいのか、軽いアクション映画にしたかったのか分からない変な作品。でも面白くないわけではない。韓国資本が入っているのかなと思うほど、韓国よりなのが鼻につく。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.0

題材としては一番弾けているのに、作品としてはパワーがなかった。清野菜名は大胆な演技で、将来性を感じた。

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

小説は多分あまり出来が良くないのだろうと思うが、映画は良く出来ていた。蓮佛美沙子がイメージを変えるような演技で新境地。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

この映画に出ていた頃のジョセフ・ゴードン・レヴィットはとてもいい感じの青年だったが、最近は何故だが型くずれしていると思う。クロエ・グレース・モレッツもいい味を出していた。

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

アンディ・サーキスの名演技!アカデミー主演モーションキャプチャー賞という賞を作らないと、かわいそうなくらいの名演です。

ルパン三世(2014年製作の映画)

2.5

ほとんどタイとの合作映画という趣。イッコーさんの親戚みたいなタイ人がぞくぞくと出てきて不快。ルパン一味はアニメには似てないが、原作漫画には良く似ている。黒木メイサは漫画の不二子には良く似ている。

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.0

監督が福山雅治が好きなのか、彦清十郎の場面が長すぎる。そのため、説明不足の部分が多々あり、後半はダイジェストみたいになってしまった。しかし、役者たちの演技やアクションは素晴らしい。

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

マーク・ウェブ監督の個性は活劇に向いているのかな。主人公が見栄えが良くなって、恋愛も様になっているが、何か流れが停滞しているようなモヤモヤ感がある。

渇き。(2013年製作の映画)

4.0

原作に大変忠実な映画化作品。中島監督のカラーは薄め、もっとポップな作品を期待していたが、園子温監督の作品の亜流みたいになってしまったのが残念。

永遠の0(2013年製作の映画)

3.0

この監督の作品はなぜか、観た直後は感銘を受けるのに、後からじわじわと「さっきお前が食ったラーメンは実は春雨だったんだぜ。」みたいな騙された感が沸き起こってくるのだ。今度のドラえもんも同じである。そも>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

原作と比べると、ずいぶん俗な話になってるなあとは思ったが、そんなマイナス面を吹き飛ばしてしまうような、神田沙也加と松たか子の吹き替えが素晴らしい。ディズニーの吹き替えでは最高の出来ではないだろうか。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.5

IMAX3Dで観た。新しい映画の始まりという感じがあった。登場人物はほぼ2人、90分にまとまっているのも見事。アカデミー作品賞を受賞してもよかったエポックメーキングな作品だと思う。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.0

アカデミー賞有力ということで観に行ったけれど、開始10分で隣に座ったかみさんが寝息を立てはじめ、それぞれの役者の演技合戦は素晴らしかったが、テンポの悪さは否めない印象の作品だった。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

これで無理ならかわいそうなくらいのレオ様の大熱演だったのだが、あまりにも下品な映画の内容が、アカデミーの会員のお気に召さなかったらしく、受賞ならずでした。主演賞をあげたかったなあ。

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