アメリカ政府が関わる判事暗殺事件の陰謀事件の真相にたどり着いたジュリア・ロバーツ演じる法学部生と、真相を追うデンゼル・ワシントン演じる新聞記者のバディものクライムサスペンス。
特筆すべきところは特に>>続きを読む
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鈴木亮平演じるゲイの編集者を軸として2部構成で展開され、前半は宮沢氷魚演じるウリ専のゲイ青年との同性愛を、後半は阿川佐和子演じる青年の母親との疑似親子愛を描いている。
脚本・映像ともに徹底的にナチュ>>続きを読む
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BSPの録画で鑑賞。
ベニスで療養するダーク・ボガード演じる音楽家が、療養先で出会ったビョルン・アンドレセン演じる青年に向ける感情が、コレラの蔓延によって廃墟化してゆくベニスを背景に描かれる。
ボ>>続きを読む
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【4回目】
亀有movixにて。そういえば、劇中に映画タイトルと同名かつ類似展開を推測させる劇が展開されるという点では、澤井信一郎の『Wの悲劇』と同じ入れ子構造にある映画だったとも言える。
【2回>>続きを読む
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二度目の鑑賞。
牧歌的な情景のなかで走り回る子どもたちをロングで撮影するカットの多用が印象的。また、船着き場から発着したり、海をたゆたいながら進む船を横から写したり、自転車で走るシーンは何度も挿入さ>>続きを読む
最後の敵との取っ組み合いで手持ちカメラで意図的にぶらして撮影するのは明らかな深作欣二『仁義なき戦い』シリーズのオマージュであり、実際エンドクレジットで劇中使用映画ポスターとして同作品のタイトルを列挙し>>続きを読む
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狂気の街と狂気の犯人が重層的な関係にあり、犯人の動機と腐敗と貧困の進んだ街の構造が密に繋がっているさまに犯行に至るまでの説得力があった。
最後に現れるこの物語が実話を題材にしているという文言を修飾す>>続きを読む
生身の人間の視点としてPOVを用いまくると違和感が大きくなるところ、改造された人間の視点であると途端に説得力が増すことを示しているようだ。
硬直化した教育に閉じ込めようとする親、学校を放り出し、親の車を燃やしてトロッコで走り去る、こんな甘酸っぱい青春映画が他にあるだろうか。たとえ倫理に背くとしても、少年少女の爽やかな逃走に共感する。
映画を見始めたきっかけの作品の一つのはずなんだが、ほとんど覚えてないので要再見。
第一部後半の港湾都市制圧シーンで、左から右へ騎馬隊が進んでいくシーンの迫力は、このスクリーンサイズでなければ実現し得なかっただろう。