あいうえおさんの映画レビュー・感想・評価

あいうえお

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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

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正直言ってよく分からん。20分固まった。kgbをfsbです。ってわざわざ訂正する所が好き。

メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

条件は揃っているが、あまりにも嫌い。俺だったら毒飲んで死ぬと思った。ああなると途中で生きるのが面倒くさくなる。儀式の徒労感と、生きる事のグロテスクが対比されてる。なんかレビュー書くのもだるくなる。日常>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

2.0

昔視聴。ハズレ者同士で仲良く。ヤクザのヤクザみたいやな。微笑ましい友情は疲れてる時には癒されるけど、すごい美化されてる。

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

高山の好きな末永が、決して自由でないのはいい。「議員の娘」という仮面から「自由な小説家」という本来の姿に転じようとする訳だが失敗。森屋が目的=警察に向かってヤクザから逃れようと、高山が手段に固執してヤ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

共産党員の女「人間は単純じゃない」とオッペンハイマー「人間は単純だ」の応酬シーンがやけに思い出す。渡した花に苛立ちを覚える面倒な女に対してそう単純ではないと喋るオッペンハイマー。

目的と手段。戦争を
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

恋愛まがいのトラウマ克服映画。すずめと草太互いが、互いに対して自身のトラウマを解決してくれるのではないか、といった幻想が会話を通じて、恋(風)に昇華されている。また、福島を始めとする地震=トラウマとい>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

偶像崇拝、あるいはアイコンに関するジャックの説明が印象的。自然といった偶然性の領域を、アイコンという形で人間の必然性に関わるレベルに落とし込む。この点でナチスとキリストを同一視する。

映画もアイコン
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

普段の日常はリアルではなく、夢の中でしか現実には立ち会えない。主人公が大伯父に向かって傷を見せたとき、あの村上春樹じみた異世界を経由して、彼は自身の中にある現実を見つけた。この映画の意味という日常的な>>続きを読む