脳、心、体。
分離して、収拾がつかない。
まさに人の不思議かつジレンマを見事に映画にしたように思う。
とても単純で複雑なことなど何一つない、ストレートさに惹かれる。
憎むべき相手と仲良くなる。
べき。>>続きを読む
学生時代、話題になって観た記憶が。
鈴木砂羽も片岡礼子も素敵なキャスティングで魅了された。
あの夏は、いったい、どの夏だったか。
映画の中に漂うのは、もしかしたら、誰もが体験した、あの夏だったのか。
なんて最近思う。
何より希代彩の存在のみがJK映画として成立させる。
このリアルな質感こそが命。
物語?結末?意味?
別にどーでもいい。
あとは、作品としてどう昇華するのか。
溝口健二という、映画の最高峰と同じ日本人であること。それだけで自分は幸せだと感じる。
マディソン郡の橋をイーストウッドが?
世紀の駄作だけど、名作でもある。
所以は、世紀の監督が、世紀のベストセラーを映画化したからだ。
室内の臨場感は、この映画ならでは。