楽しみにしていたリューベン・オストルンド監督の新作。
想像以上の汚物まみれ度に、思わず感心してしまった(特に、スタッフに楽しめと命令するロシア人の富豪の女性)。
男性モデル界の裏側など興味深い話もあっ>>続きを読む
人物相関が少々ややこしい。
けど(だからこそ?)、意外さもあり、面白かった。
人生の岐路において目の前に明白な正解が見えればもっと楽に生きられるのかもしれないけど、そんなことはなかなかないですもんね。
隣りに住んでいるが40年も口を利かない不仲な兄弟。
どちらも生涯を牧羊に費やし羊をこよなく愛していたが、伝染病のため村の羊を全頭殺処分することになる。
兄弟仲がメインストーリーで一応コメディということ>>続きを読む
高校の銃乱射事件の加害者の親と被害者の親が1つの部屋で対話する。シンプルな設定だが力強く観応えのある映画だった。
「修復的司法」というものを初めて知ったけど、実際に取り組まれていることなのだそう。
ど>>続きを読む
後半の方が心を動かされたかな。
何かしてあげたいというのが自分のわがままであっても、受け取る相手が愛と思えばそれでいいんじゃない、というのが印象に残った。
個人的に好きだったのは柄本明さんの演技だけど>>続きを読む
結構面白かった。
誰が誰を出し抜いているのか分からず、最後まで緊張感があった。伝達方法とかも地味だけど工夫されてるのが面白かったり。
周さんが渋かった。
自分の親はまだ元気だけど、他人事と思って観るのが難しいテーマ。
子の立場だったら、まだお喋りとかできるのだし長く生きててほしいと思うけど、本人の意思に反してまで生きることを強いるのも辛い。相反する感情>>続きを読む
夫を転落死で亡くした中国人女性ソン・ソレと、彼女に惹かれつつも殺人犯ではと疑い葛藤する不眠症の刑事。
久しぶりに大きい役で見かけたタン・ウェイが、21世紀で最高のファムファタールの1人と言えそうなくら>>続きを読む
コメディなんだね。
何故か交通量の多い田舎の山道。通行人たちの死体への反応に笑った。
最後の子どもの使い方はちょっとどうなのと思ったけど。
兄弟仲がよくて微笑ましいエピソードが多い中で、徴兵制度とか、軍人を標的にする反政府ゲリラ活動とか、覚醒剤もどき?の流行とか、社会背景がのしかかってくるので、ちょっと切ない気分にはなったけど、なかなか良>>続きを読む
醜悪さが美しさに勝ってたけど、なんだかんだ言って映画愛が爆発してた。私の好きな「雨に唄えば」に関するネタもちらほら。でも終盤の畳みかけはズルい手のような気もする。
印象に残ったのはトランペット奏者のエ>>続きを読む
ちょっとクズっぽくも見えるが人を気遣える22歳の主人公が、大学卒業後やりたいこともなく、実家に戻って近所に大勢いるらしいユダヤ教の子ども向けのパーティーの盛り上げ役として働き、ある母娘との出会いを通じ>>続きを読む
まさか観られるとは思ってなかった作品。
静かな映画なのに、変な意味ではなく退屈する場面がなかった。目が点になるところはあったけど…。
なぜあれを目撃していながらああいう選択になるのか、フランクの考えが>>続きを読む
いい意味で思ったよりふざけた映画で面白かった。
底抜けに明るいブレンダン・フレイザーもナイスだったし、やけに人間くさいゴリラも楽しかったし、小さいサルはとてもかわいかった。
インドのアクション映画は観たことがなかったが、せっかくなのでIMAXレーザーとやらで観てきた。
エネルギーが凄い。これでもかってくらいかっこいい画を見せつけられて圧倒されました。
「ポストマン・ファイ>>続きを読む
2人の気持ちがよく分からなかったなぁ…。
まさに狂気としか思えなくて。
なんでそんなに極端で、なんでそんなに諦められないんだろう。狭いコミュニティで、他の人間関係とかやりたいこととかも限られてるから執>>続きを読む
ロバート・エガース監督というだけで、題材に興味もないまま観に行ってしまったけど、ちょっとはヴァイキングのこととか知ってたらよかったかな?
全編通して人の命の軽視が甚だしく、暴力と危なそうな信仰で回って>>続きを読む
ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行の数々を暴いた記事。その舞台裏を描いた映画ということで、注目していた作品の1つだった。
記事にするからには証拠も必要だけど、被害の内容や業界の力関係から被害者に話を>>続きを読む
「カンフースタントマン」を観たらラム・チェンインを観たくなったので。
2は序盤で挫折したけど、3は面白いということで一旦飛ばして観たけど、特に問題なく楽しめました。
妖術師の女性が出てるシーンだけやけ>>続きを読む
香港映画を支え、発展させてきたスタントマンたちの歴史。面白くないわけがないですね。
いつも香港のアクション映画はかっこいいなというのと同時にひ~痛そうだなぁと思いながら観てますが、実際には映画に使わ>>続きを読む
確かに1作目より面白かったかも。
やっぱりダニエル・クレイグは無口な方がかっこいいとは思ったけど。
ブラッド・ピットがやたらとかっこいい。
突き抜けた面白さはないけど、楽しめた。
21世紀の傑作ランキングで上位に見かけて気になっていた作品。
難病ものなら、衰えゆくラザレスク氏と周りを囲む友人家族のドラマなのかなと思いきや、全然違った。
まず、ラザレスク氏が全然好人物ではないし、>>続きを読む
イスラエルの軍基地の管理部門に赴任している女性兵士たちを描いたお話。
タイトルが気になって観てみたけど、やる気がないだけならともかく、迷惑行為が多すぎてちょっとイラッとした。
アガサ・クリスティのことを尊敬してるのか、おちょくってるのかよくわからなかったけど、ファンの方にはどう見えるのかな。
2023年1本目。
爽やかに感動して前向きになれる作品だったので、なかなかよいチョイスだったかも。
SNLはYou Tubeで気になるのを観るだけだったからなのか分からないけど、限られたコントのキャ>>続きを読む
ショーン・ベイカー監督が絶賛していた作品。
クリスマス・キャロルを斬新な視点でネタにしたミュージカルコメディで、笑いのツボが合う合わないはあるとは思うけど、内容が結構よかった。
自己肯定感が低いと、な>>続きを読む
香港映画祭2022にて。
薬物中毒のホームレスであろうとなんであろうと、不当な扱いを受けたら謝罪してもらう権利がある。けど国は謝罪してくれない。
底辺に居ても仲間の面倒見はよかったり、だけど更生しない>>続きを読む
香港映画祭2022にて。
確かにあまり観たことがなかった香港のシニアのゲイの暮らし。
胸を掻きむしられる程の情熱は見せてもらえないので盛り上がりには欠けるんだけども、考えさせられる映画というか、子ども>>続きを読む
財閥の御曹司、孫文、蒋介石と結婚した三姉妹を描いた大作。
楽しい内容ではないが、中国の歴史の流れを知ることができてよかった。
高校のクラスが理系だったからか、世界史はあまり熱心に教えてもらったことがな>>続きを読む
ルイス・クーが心血を注いできた香港のSF映画と聴いていたので観ないわけにはいかず。
内容が特別面白いとか新鮮とかは思わなかったけど、あんだけハイテクなのに意外に刃物でロボットと闘ってたりしてるのが印象>>続きを読む
楽しみにしていたデヴィッド・ロウリー監督の新作。
凄い終わり方をするのね…!
ラストの台詞、どっちのニュアンスなのか私も気になってたけど、ジョーク説を信じたい。どちらにせよ、お気に入りのラストシーンに>>続きを読む
クリステン目当てで観たけど、良い映画だったなぁ。
個人的には、次女が本音を吐き出すシーンが特に印象に残った。
それに、どのシーンのクリステンも素敵だったし、ダニエル・レヴィがホッとさせてくれるし、オー>>続きを読む
こんなに笑顔のレスリー・マンヴィルは初めて見た。
ただ、このヒロインが、良く言えば人の背中を押してくれる親身な人なんだけど、どうもお節介過ぎでは…と思ってしまったのは自分が悪いんだろうか。
ナターシャ>>続きを読む
同性愛者同士で偽装カップルになって高校生活を乗り切ろうとする男の子と女の子のお話。
差別的で狭いコミュニティの中で生き辛いのは分かるけど、周りの人を傷つけてしまう過程がしんどいなぁ。
映画としては、特>>続きを読む
お話も演技もパーフェクトで大好きな映画もあるけど、これは映画全体としてはやや惜しくても主演2人の演技とケミストリーが絶品すぎて、何回も観ている映画。
やっぱり何回観てもフー・ジュンとリウ・イエが最高で>>続きを読む