ミナリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ミナリン

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.0

酷い出来だった。
リアリティを喪失したSF設定と、説明台詞中心のストーリー展開、スベりまくりの演出。
旧劇の焼き直しなんだけど、旧劇のほうが作画、演出、脚本、あらゆる面で上。
シンエヴァが評価されてる
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

5.0

オールタイムベストの1つであり、最も好きな怪獣映画

この度、ドルビーシネマで4K HDR版を鑑賞
最高の環境で最高の映画を見れる体験は、幸福だ

バード・ボックス(2018年製作の映画)

2.5

世界観は良いし、序盤の展開も良いのに、長すぎて眠くなる
こういうテンションの映画がNetflixオリジナルには多い

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.5

まあまあ面白かった
後半のある展開や、ラストの展開に無理がありすぎて正直乗れなかったんだけど、尖ってるクリエイターの長編1作目としては良かったのかもしれない

「来る。」で中島哲也がハマったように、ホ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

圧倒された、今年ベスト
見た後に誰もが語りたくなる映画

推しも推されぬ主演のスター俳優2人のおかげで、ティーン向け恋愛映画のようなルックになってるけど、
ふたを開けてみると、なかなかどっしりくる倦怠
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イルミナティ 世界を操る闇の秘密結社(2019年製作の映画)

1.0

1時間半くらい無になりたい人にはオススメ

一部の好事家が欠かさず見に行くと話題のTOCANA映画
アントラム、wikiUFOに続く作品
見えてる地雷で、クソなのは分かってるんだから、見に行く方が悪い
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

アートな雰囲気を醸し出しながら、その実は完全にジャンル映画
百合映画の新たな金字塔と言える

評価が高いという情報だけ聞いていたので、予想に反して濃厚な正統派百合映画だったのには驚いた
繰り返されるオ
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女優霊(1995年製作の映画)

3.0

Jホラーの先駆け的作品なので、当然ながら一見の価値有り
説明しすぎないストーリーが上品で良い
バスの中に『居る』シーンは本気で寒気がした

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.0

未来視の超能力を持つ主人公が、将来に核のスイッチを押すことになる政治家と出会ってしまい、どの様に行動するかという話
もうこの発想の時点で面白い
スティーブン・キングの原作力の勝利

ファンが多い作品ら
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.5

30年以上経ってリバイバルされるくらいなので、まあ傑作ですよ

ルトガーハウアーの名演変態技が最大の見所なんだが、
不思議に牽かれ合う主人公の青年と殺人鬼の関係性があってこそ、この映画がカルト化し現在
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

傑作だと思う
実在した某騒音おばさんの話かと思いきや、途中から全く別のテーマに変容していく
これから見る人は、前情報無しで見て欲しい

前半の構造をゴーン・ガールだと考えると、もうちょっとミスリードし
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樹海村(2021年製作の映画)

2.5

途中まで(人がバタバタ死ぬところ)は面白かったよ
ミッドサマーと鉄男を足してJホラーで割ったクリーチャーも、まあ無しではないと思う
ただ犬鳴村と同じで、やっぱり脚本が弱い…
特に後半部、物語を畳むパー
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

久しぶりのゾンビ映画で期待してたんだけど、イマイチだった
前作とは設定上の繋がりのみで、テーマも作風も全く異なる
軍人たちにさらわれてからのゴタゴタが退屈で、途中寝てしまった
最後のカーチェイスも、キ
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.5

イーサン,ホークとノオミ・ラパスの演技が良い
マジで突拍子も無い話なんだけど、冒頭に出てくるように史実なんだからしょうがない

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

4.0

面白いが難解
メタファーたっぷり(路上で罵り合う黒人、到着しないバス等々)で、
サンフランシスコの歴史への理解も求められる
楽しく見れたが、とても全てを理解したとは言えない
解説を読んでからもう一度挑
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

国内正規品が高価な白血病薬を違法に輸入し、中国内で流通させた男の実話をベースにした物語
中国社会の問題を描き、紛れもなく傑作で見た方が良いんだけど、やはり中国政府検閲済みというのがモヤモヤする

国外
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.0

あんまり楽しめなかった
設定を聞いて想像するレベルを超えてこない

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

フレッシュで笑える人間狩り映画。
ネトウヨをバカにしながらリベラルを扱き下ろす映画なので、SNSの現状にある程度理解が有る方が楽しめる。

町山さん曰わく、テーマは「第一印象」とのこと。
狩る方も狩ら
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.5

地味だけど佳作。
俺が大好きな実話ベース。
舟を編む×カッコーの巣の上でのような作品集。

序盤は退屈なんだけど、尻上がりに良くなる。
ショーン・ペンの狂人演技が素晴らしい。
ゲームオブスローンズのマ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

序盤のキスシーンだけで結構おなかいっぱい
キュンキュンしたわ

そこからダレるんだけど、意味ありげな演出が続くので、刺さる人には刺さると思う
自分にはあまり合わなかった
ドラン作品は、直近では『ジョン
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

4.0

良い映画!
あのラストの大団円からのエンディングに感動

楽しそうなキアヌを見てるだけで、こっちも楽しいよねー

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.5

傑作ドキュメンタリー(そしてスケボー映画)
プライベートフィルムでありながら、アメリカ社会を見事に描き出す

舞台のロックフォードは、ドトブリーズやイット・フォローズで描かれたデトロイトのように荒廃し
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DAGON(2001年製作の映画)

3.0

「インスマスの影」の映画化
マウスオブマッドネスには及ばないが、貴重なクトゥルー映画なので好きな人は見よう
インスマスとしては佐野史郎版の方が面白いけど

炎628(1985年製作の映画)

5.0

傑作戦争映画

悲惨さという点で、あらゆる戦争映画の頂点に君臨する
戦争映画の多くは、大なり小なりヒーローが活躍する作品であるのに対して、この作品の主人公は完全に無力
これこそリアルであり、同時に強烈
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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

4.0

普通に怖い。良作Jホラー
アンフレンデッドのフォロワー作品なんだけど、本家より遥かに面白い
所々ユーモアもあり、死亡フラグ台詞なんかは最高、笑える
(「鮫島かかってこいよ!オラァ!」、「この呪いが終わ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.5

脚本が悪い。前作に比べて荒唐無稽すぎる。

しきりに『「猿の手」ですよー』と作中で言われるんだけど、
厳密には違うよね?
ダイアナの一番大事なものが「スーパーパワー」というのも、
そんな脳筋キャラだっ
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

1.0

ひさしぶりのクソ映画(原作プレイ済み)
鬼滅の刃やロシャオヘイ戦記をやってる今、これを見る必要は全くない

作画も演出もテレビクオリティで全くダメなんだけど、
最もダメなのは、大半が説明台詞で構成され
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殺人ホテル(2020年製作の映画)

2.0

画面は綺麗で雰囲気も良いんだけど、展開が酷い
他の客がどうなったのかろくに見せてくれないので、「よく生き残った」とか言われても…
残酷でもなく、怖くもなく、驚くべき展開もないので、見る必要がない

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

ニコラスケイジのクトゥルー映画
ニコラスケイジがスラムダンクする映画
基本的に眠いんだけど、ニコラスケイジの変な演技テンションで目が覚める

終盤のクリーチャーのビジュアルは、もろ物体Xだけどなかなか
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はりぼて(2020年製作の映画)

4.0

傑作ドキュメンタリー
権威を傘に着て、他人を威圧する政治家たちの『はりぼて』が剥がされていく
政治が舞台にもかかわらず、起こる事態があまりにも酷すぎるため、笑うしかない
コメディ映画としてエンタメ性が
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ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.5

傑作。
面白すぎて、本当にドキュメンタリーなのかと疑ってしまう自分がいる。

自然と共生する養蜂家の主人公が、資本主義に踏みにじられる。
病気の母の介護をし、孤独だが、それでも力強く生きる主人公が描か
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.5

良い映画とは思うけど、1章、2章まで丁寧だったのに、尺の都合か若干駆け足だったような印象(立て続けにバトルがあって楽しいけど)
2章を見たときはセイバーVSバーサーカー戦にえらく感激したんだけど、3章
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.0

サブタイトルは「怖い間取り」ではなく「ライズ・オブ・パルパティーン」が適切

ふざけた映画
製作者がふざけてることが良く分かる
その結果おもしろいか?と言われると、おもしろくない

3軒目までは比較的
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

古い映画なのに新鮮な映画
クライマックスのギャスパー・ノエがリスペクトを捧げるだけあり、新鮮な映像体験

バニシング、恐怖の報酬と、サスペンス映画の名作リバイバル路線はハズレがない
今後も楽しみにして
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