ミナリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ミナリン

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スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

ヒロイック過ぎる
監督の政治思想が前面に出ていて、それ自体は悪いことではないんだけど、実話ベースとは思えないほどスノーデンが英雄視される

ドキュメンタリーや実話ベース作品は大好物なんだけど、スノーデ
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

5.0

ワアド監督のジャーナリスト精神に敬意を表して★5
どんな大義名分があろうと、戦争で血を流すのは無辜の一般市民
そういう当たり前だけど忘れがちなことを教えてくれる
ドキュメンタリーという形式だからこそ、
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

つまらないわけではないんだけど、盛り上がることなく終わってしまった。
邦題が意味不明なので、原題(電流戦争)で良かったんじゃないか?

見る前はニコラテスラの人生に興味があって気になってたんだけど、
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

2.5

ゆるいスパイ映画
アトミック・ブロンドになりそこねた、いつものリュック・ベッソン映画
2時間は長すぎる

時代考証がテキトーなのがすごく気になる
走ってる車は90年代初頭のものに見えず、ノートPCはど
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

競馬映画。地味だけど良作
オーストラリアのG1、メルボルンカップで初めて勝利した女性騎手の話
実話ベースなので、一定程度の面白さは担保されてる

幼少期の役者が超美少女なので、大人時代とのギャップに最
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

3.0

かの有名な「帰ってきたヒトラー」のリメイクなんだけど、微妙
「帰ってきたヒトラー」のフォーマットは『過去の独裁者を通じて現在の自国の問題を暴く』という構造なので、各国でリメイクする価値のある作品だと思
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

傑作
トレーニングデイを昇華し政治色を強めたシナリオ
簡単には終わらせてくれない終盤の展開
ラストに強調されるメッセージ
素晴らしい映画

透明人間(2019年製作の映画)

5.0

傑作ホラーに敬意を表して今年ベスト
少しでも平均点上げたいので星5!

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.5

全く共感できなかったし、音楽も好きになれなかった
プレイリストムービーだと絶賛してる人も居るけど、そう割り切れない長尺のせいで、脚本の弱さが目立ちかなりの苦痛
上映時間が長く感じた

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.5

面白かった
ちょっと特殊な百合だと思ってて、それはロニートに主体性が無い点
あくまで狂言回しに徹してて、一話完結のドラマの主人公のように周りに奉仕するキャラクター
物語の主軸は、あくまでエスティ夫婦
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.0

みんな大好きA24映画
「アンカットダイアモンド」のサフディ兄弟作品
アンカットダイアモンドと同じくテンポが良く、ぐいぐい引き込まれる
また全く先の展開が読めない
面白い

ラストの弟が全く幸せそうで
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

変な映画でありふざけた映画w
ある意味ゾンゲリアなラストであり、テーマ的にはロメロ

皮肉やメタトーク、悪趣味ギャグには笑ったんだけど、妙に気の抜けた作りだった
個人的にはあまり乗れず

ヤバい経済学(2010年製作の映画)

3.0

インセンティブがテーマのドキュメンタリー映画
経済学的観点から、DQNネーム、相撲の八百長問題、インセンティブ実験について説明する

ラストの実験はなかなか面白かった
手の届きそうな目標に報酬を用意さ
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21世紀の資本(2017年製作の映画)

4.0

傑作ドキュメンタリー
2時間で資本主義の歴史と本質をおさらいできる

ピケティの主張は明快で、
『資本主義を市場原理のまま任せると格差が拡大し、社会不安や戦争につながるので、富裕層に課税して再配分しよ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

時間軸の説明が全く腑に落ちず、混乱する私は少数派なんだろうか?

@午前10時の映画祭

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

説明不要の傑作
伏線いっぱいの脚本が素晴らしい

@午前10時の映画祭

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.0

人間ドラマとトンデモ怪物ハンターの融合
人間パートはとことん丁寧に、
トンデモパートはとことんトンデモに

人間ドラマにはそれほど乗れなかったけど、
「ビッグフットを殺すために米国が核投下を決断した」
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囚われた国家(2019年製作の映画)

2.5

最序盤はワクワクしたんだけど、それ以降眠い
トランプ政権下、コロナによる分断の中では、社会批評性が弱く感じた
現実の方がもっとえげつない

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.5

汚職警官モノ
現役時代のイコライザーことマッコールさんの有志が描かれる(嘘)

デンゼル・ワシントンのガチクズ名演技に尽きる
話は単純だけど楽しく見れるエンタメ

アロンゾには「善い行いをしろ」という
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

面白い!
このクオリティのドキュメンタリーをテレビ屋さんが定期的に作ってくれるなら、テレビ局映画の評価が変わると思う

カリスマ三島由紀夫は超ユーモラスで魅力的なんだけど、対する東大全共闘の芥正彦もか
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

すごく感動したんだけど、創作部分が混ざりすぎててモヤモヤする。
俺だけなんだろうか?
ゲイカップルや、マネージャーとのやりとり、ラストの合唱など、
俺が感動した部分がすべて、どうも創作っぽい…。
モヤ
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ブラジル -消えゆく民主主義-(2019年製作の映画)

3.5

民主主義について考えるNetflixのドキュメンタリー。
日本人にとっても他人事じゃないと思うのは俺だけだろうか。

軍国主義から勝ち取ったブラジルの民主主義が、崩壊していく過程が描かれている。
恐ろ
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イングリッド ネットストーカーの女(2017年製作の映画)

3.5

フィルマークスでは評価低いけど好き。
主役の演技が素晴らしい。
狂人に見えるし、病んでる奴にも見える。

インフルエンサーがテーマなので、Netflixの「アメリカンミーム」とセットで見るのがオススメ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

かなりガッカリでした。
単純な話なのに長すぎる。80~90分で良い。

ハーレイクイン主観で時系列あべこべな演出も、各シーンが長すぎて活きてない。
もっとスリムに、色んなシーンが挟み込まれるなら楽しか
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.0

死体の数を数えながら見たんだけど、86人までしかカウントできなかった
ネット好きは必修の映画
徹頭徹尾狂った映画でおもしろいよ!

初恋(2020年製作の映画)

4.0

いやもうこのレベルの邦画エンタメが映画館で見れて幸せですよ!
良い方の三池崇史
全映画好きにオススメ!

チャック・ノリス vs 共産主義(2015年製作の映画)

3.5

Netflixで見れる良質ドキュメンタリーのひとつ
チャウシェスク政権下のルーマニアには自由がなく、西側の文化が厳しく検閲されていたが、
それでも闇で西側映画のビデオテープが出回り、国民が自由な文化に
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アス(2019年製作の映画)

3.5

難解な映画だと思う
ハンズ・アクロス・アメリカや聖書の引用など、日本人には馴染みのないモチーフが多い
(YouTubeで見れる町山智宏さんの解説が理解の助けになる)

明らかに格差社会がテーマで、
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劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

3.0

テレビ版の分かりにくさはそのままに、抑揚のない演出で御大の体調が心配になる
(御大得意の説明台詞がことごとく外してて分かりにくい)

対デレンセン、高トルクパックなど一部戦闘シーンは見応えがあり、
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

興味深い実験のドキュメンタリーなんだけど、中盤から終盤にかけて実験関係無いようなw
発想そのものは非常におもしろいが、映画としては惜しいと思う

生きる上で必要なものって、実はそんなに無いんだなー

ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

3.5

ミニマリズムの思想を啓蒙するドキュメンタリー
主要人物の経歴から分かる通り、ミニマリズムは高収入勝ち組が競争社会の反動で至る思想
だから普遍的なものになり得ないのではないかと個人的に思う
※ホームレス
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.5

評価も高く確かに面白いんだけど、自分の中でモヤモヤしたものがあり、ムービーウォッチメンの解説でモヤモヤが晴れた。

前半のリアリティに対して、後半の嘘くささが嫌なんだよな。
この手の映画で主人公に感情
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

繰り返し見たくなる傑作
ヘレディタリー級とまではいかないが、見た後にああだこうだ言って楽しめるから、見てない人は今すぐ見に行くべき

色んな解釈があるけど、俺はハッピーエンドだと思った
主人公にとって
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