ミナリンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミナリン

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アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

2.0

モキュメンタリー好きなので同ジャンルは甘めに評価しがちなんだけど、これはさすがに厳しい
出来の悪いホラーにモキュメンタリーパートをくっつけただけ
リングに言及するなら、謎解き要素をもっと面白くしないと
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

面白いけど期待しすぎた
疑似ワンカットが売りだけど、途中二カ所ほど暗転するので広告に偽りあり
夜間のシーンの映像は美しいし、CMで多用される突撃シーンは見応えアリなんだけど、
派手なシーンが少ないのが
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.0

いやこれ大傑作でしょ?
クローズドサークル・ホラーとでも言うべき、
徹頭徹尾、密室空間で繰り広げられるモンスターパニック
この発想を考えついて実践した制作陣は天才かよ

しかも先日見た「屍人荘の殺人」
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

ケン・ローチ凄いなって思った。
超低予算で有名な俳優も出て居らず、あくまで平凡な話なのに、何でここまで面白いの
それでいてメッセージ性も強烈で、見たあとにも残り考える
天才かよ(パルムドール二回なので
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

謎解きの面白い、良質な和製ホラー
こけおどしではない恐怖演出で良い

終わりのない怨念の連鎖により土地が穢れ、最後には人に呪いが憑く
ラストのホームビデオ風心霊映像のいやらしさは本当に素晴らしい

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

素晴らしい題材なのに、どうしてこうなった。
「悪魔のいけにえ」にも「サイレントヒル」にもできたはずなのに、謎解き要素のしょぼい「リング」にしかなってない。
(謎解き要素でさえ、ある人物が全て言葉で説明
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.0

ゾンビコメディ映画の新たな傑作だと思う
見てる間の楽しさは、ショーン~とゾンビランドを超えてる
(ただし後に残るものはない。またB級なので画面のルックでは2作品にかなわない)

今作も、前作に引き続い
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

傑作ドキュメンタリーなので、機会を得られる人は必見
当時の映像と従軍経験者のインタビュー音声だけで構成されるので、隙が無くて凄い
ナレーションが一切無く、冒頭とラストの字幕以外は全編が上記の構成

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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.0

タランティーノがオマージュを捧げる映画ということで、期待して見に行った
もうとにかくフランコ・ネロのジャンゴがかっこいい
かんおけを引きずりながら、やたら降水確率の高いドロドロの荒野をさ迷うジャンゴを
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

凄く良くできてるとは思うんだけど、後出しジャンケン的で好みではなかった
ミステリとしてはどうなんだと思うようなミスリード(○○は□□で、実はこの人が○○的な)もあるので、なんだかなー

観客が「○○は
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.0

個人的にはイマイチ
笑えるんだけど、途中眠かった

ドン・キホーテ映画の撮影をきっかけに、自分がドン・キホーテだと思い込んだおじさんと、サンチョ・パンサにされる映画監督(アダム・ドライバー)の話
ラス
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

Netflix映画のなかではかなりオススメ
序盤の時点で借金重ねすぎてわけわかんなる感覚を味わえる
見てる方が混乱してくる
あの結末も、まあしゃーないわな

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

文句なしに面白い、傑作ミステリー映画
「最後のジェダイ」の監督とは思えないw

好きな役者が多く出てて、007とキャップとハロウィンのBBAとヘレディタリーのBBAとブレラン2049のジョイが共演とか
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惡の華(2019年製作の映画)

3.5

映画秘宝ランキングで絶賛されてたけど、自分はそこまで乗れなかった
玉城ティナが熱演してるのは間違いないんだけど、オーバーアクトにリアリティを感じず

逆に佐伯さん役の秋田汐梨が凄く良かった
序盤は完全
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

面白い
原作力と浜辺美波力の勝利(とにかく浜辺美波が可愛い)
この二点を引き出せているという点では大成功

ゾンビの進入度合いでクローズドサークルの状況が変わるという設定がとにかく面白く、
これは言う
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ファイナルガール(2015年製作の映画)

2.0

ゾンビランド2見た後だから、アビゲイル・プレスリンがこんなに綺麗だったことに超驚き
内容は、
妙に清潔感のある密林で、妙に演劇の舞台調な照明に照らされながら、可愛い女の子が鬼畜男をボコるだけの映画

キャッツ(2019年製作の映画)

2.0

体感4時間くらい
例えるなら、テリー・ギリアムが作った死霊の盆踊り
はっとさせられるビジュアルはあるんだけど、やはりどこまで行っても死霊の盆踊り

ガンビーキャット周りは一見の価値アリなので星2
Gの
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.5

●REC級の傑作POVホラー
これ以上の説明は不要なので見て

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

12月中旬のワイ「マリッジストーリー最高かよ…作品賞は固いな!」

1月10日のワイ「フォードvsフェラーリ最高かよ…これは作品賞の風格!」

1月14日のワイ「パラサイト最高かよ…作品賞確定やな!」
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

凄く良くできてる
万引き家族、ジョーカー、パラサイトと、格差社会映画が熱い

見てる間楽しいのは「フォードvsフェラーリ」だが、見終わってからもあれこれ考えて楽しいのが「パラサイト」

「もし○○なら
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

早くも今年ベスト級
モーター音でアドレナリン出っぱなしの2時間半
編集も良くて体感時間30分くらい

車が走ってるだけのシーンが、なんでこんなに面白いんだ
映画館で見るべき映画だし、より環境の良いスク
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

2.5

2019年最後に映画館で見た映画なんだけど、駄作でした
話がとっちらかってて乗れないし、キャラクターも薄い
グロに極振りするこだわりには交換が持てるんだけど…

ミラジョボさんはセクシーで綺麗でした
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.5

2019年最後の映画に相応しい名作
伝説的カルト映画「ザ・ルーム」の制作過程を描いた映画

撮影が始まってからは笑いと苦笑いが止まらない
そしてラストは泣く

監督の「ザ・ルーム」愛が作品を通してひし
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

年末のNetflix映画はヤバい。
演出がキレッキレ。

トランプ時代らしいテーマ自体は重いんだけど、軽妙な演出と編集で重さを感じない。
かといってテーマを損なっても居ない。
マネー・ショートと似た演
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーへの怒りを込めて星1
本来はルーカスの作家性に溢れた豊かな作品だったのに、商業主義に飲み込まれて巨大なシットホールへとなり果てた
ブランド失墜の悪例として一生語り継がれるだろう

監督個人に
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

面白いんだけど、若干過大評価に思う
白人達やアルジュンがヒロイックに描かれ過ぎてて、そこには違和感しかなかった
電話のシーンなど、容赦のない描写は凄く良かった

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

普通に面白いエンタメ
肩の力を抜いて思い切り楽しめる
ロック様の演技に笑えて最高だし、エンディングでガンズアンドローゼズの原曲使うのも最高

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

良かった。
単純な話にしていないのが凄く良い。
望むと望まざるに関わらず、離婚と子供の親権獲得を通して亀裂が生まれる夫婦を描く。
長回しが多用されることで、アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.5

わりと映画を見てきたほうだと思うんだけど、今までにない新しい映像体験だった

ストーリーはあってないようなもんで、LSDで集団でラリるだけなのに、なんでこんなに面白いの
こんな地獄絵図見たことがないし
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

5.0

今年ベスト級
このような傑作が、ジョーカー、ジョン・ウィックと同時期に公開され、埋もれたことが悔やまれる

鈴鹿央士の演技がとにかく凄すぎるので、それだけでも見る価値がある
もちろん、松岡茉優はいつも
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

「桐島、部活やめるってよ」と同じく、スクールカーストがテーマの映画
群像劇だった桐島に対し、カースト最下層の個に焦点を当てた映画

主人公ケイラの七転八倒は、ほとんどの人が経験したことだろうし、
共感
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

まあ百合なんですよ。
公式コメントで否定されましたが…。

序盤の怒濤の展開はマジで面白くて、「マッドマックス怒りのデスロード」に匹敵する。
サラコナーの登場で頂点に達して、あとはゆるやかに下降してい
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
途中までは話に特段のひねりはなく、「キャラの薄いスタンド・バイ・ミーだなー」としか思わなかったんだけど、終盤の展開にやられた。

唯一キャラが立ってたデブは、無惨にも○○○で、
キャラが
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

とても楽しい映画だった。
しっかりホラーでしっかりグロくて、ちょっと笑えて泣ける。子供だって容赦なく死ぬ。
過去の劇場版のことはほとんど覚えてなかったけど、ホラー版のスリーパーズだなーと。
スタンド・
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

3.0

序盤で提示された轟の人望問題が華麗に無かったことになってて、これで良いの?ってなったw
ファンには評判良いみたいだし、これで良かったんじゃないかと思う
鳳仙の頭の人がくっそいけめん