怒りさんの映画レビュー・感想・評価

怒り

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武器人間(2013年製作の映画)

4.0

武器人間に兵器としての実用性みたいなのがほとんど感じられなくて(実際あんまり強くないし)、ただ人間と機械をくっつけて〜と思ってるだけの奴が作った幼稚な妄想の世界に迷い込みましたという感じが最高

ブリッジ(2006年製作の映画)

-

特典にある監督のインタビューがなんとも表面的というか、倫理的っぽいことを取り繕って喋ってる匂いが非常にする
それを批判したいわけではないけど、人にこういう映像を撮らせるものは実際なんなのかと思う
演出
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自分の属する物語がどこか分からずさまよい、人とちがう仲間外れが誰よりも美しかったというお話こそが自分の居場所と思うも、実は・・・・・・という直球な内容に泣かされる!!!!

三作目の「工場」から見たの
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

うおーーーーーーー
すみっコぐらし自体を初めて見て、今までマスコットの集合としか見えてなかったものが判別できるようになり嬉しい!!

ある場所である役割を演じるのだけが自分の存在する意味だと感じてしま
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

三部作でいちばん好きかも
主人公が本編中で唯一(たぶん)笑うシーンをそんなところに!!!

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.2

劇的ではない瞬間のために劇的なお話を語っているというような

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

美しい
というか可愛い

正欲(2023年製作の映画)

3.5

自分にとって気持ちいいことを誰かと共有できることの喜びと、それが当たり前にできない孤独、幸せをなんの後ろめたさもなく堂々と追求できる人たちへの羨望、そういう話なんだと思った

たかがマイナーな性的嗜好
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幻の湖(1982年製作の映画)

3.8

かなり面白かったけど、回想とか時代劇とかの現在じゃない部分がいちいち割り込んでくるたびに映画のスピード感というか運動が殺されてるのが難
この話って主人公がわけわかんない飛躍した感情に引っ張られてく姿が
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりこれが一番泣けるな
エドウッドを敬愛するティムバートンが、エドとその周りのエキセントリックな人々の生きる世界をこうして映画の中に作ったんだって事実だけでも泣ける

ベラが生きてる、とエドが感動
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ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

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何をおいても菅原さんのかっこよさ
あと渡辺貞夫がリードをいろいろ変えて吹いてみせてくれるところ俺もにっこにこしながら見てた

新文芸坐
アフタートークによると今日は特に音量大きめに調整されていたらしく
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

今更だけど石原さとみが変なキャラやってるらしいという以外は特に余計な予備知識も入れずに観れた
確かにやってた
「日本のいちばん長い日」を今年たまたま観てたんで、意識してるんだろうな〜と分かって嬉しかっ
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ブコウスキー:オールドパンク(2002年製作の映画)

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いいドキュメンタリー映画
初体験の話とか、語りがそのまま小説の言葉みたいだった

ポスト・オフィスの書き出し"It begun as a mistake."に言及してる箇所で、字幕が「最初から間違えた
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綿の国星(1984年製作の映画)

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自分の下の名前の元ネタらしい(母が大島弓子ファンだったため)
原作も今度読む

オカルト(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どこに向かうのかどんな感情になればいいのかもよく分からずついていかされ、おっさんの顔のアップを執拗に見せられ、二人で笑いながら爆弾作り。楽しい
Hair Stylisticsの音楽や本人役で出てる黒沢
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どんどん混沌に向かってる
「そこまでやったら犯罪です」は笑うしかない
あえて言うなら時間遡行はちょっと伏線回収しに行った感が出すぎで若干テンション下がったかも

インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

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呪いで撮影中止になった作品のリメイクに参加した女優がだんだんおかしくなって‥‥みたいな粗筋の枠が一応あるが、起こってることを解する手助けにほとんどならない
引いた視点で全体の形を眺めて何かになってるよ
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バーフライ(1987年製作の映画)

3.8

ブコウスキーが脚本書いてて主人公もチナスキーだった
恋なんて二度としたくないという女性に対して「心配するな おれを愛する女なんていない」は痺れる、生きてるうちに一回はこんなようなことを言いたい

福田村事件(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺戮にしろ不貞やら人を騙すやらの日常的な不正にしろ、自分にはそういう選択肢しか無かったんだと皆言うけど、だってしょうがないじゃないか!ってことにしておいて本当にいいんですか的な話

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.6

黙々と起爆装置を作る男たちがいい
運ぶパートに移ってからはそういう台詞の少なさもすごくかっこいいけど、さすがに前半はもう少しだけ入り込みやすくしてくれてもいいんじゃないか??と思った

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

当時、雑誌に載ってたコミカライズの方をなんの予備知識もなく読んでて、ロボひろしがオリジナルのひろしを見つけてしまう場面に衝撃受けたことをまだ覚えてる
オラのとーちゃんがロボになっちゃった!?みたいなノ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

CUREという単純なタイトルが、観た後は絶妙に厭な感じを受けるようになっているのがいい
催眠で根底の倫理観を変えることは出来ない‥‥という件があるけど、それが出来る人には出来るんだって話ではなく、殺人
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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最初の話は面白かったけど、あまりの情報量の多さに集中力が保たなかった(字幕)
筋を追いながら咀嚼しようとするのではなく、繰り返し視聴する中でそれをしろってことなのかもしれない
もう少し体の元気と心のゆ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーが現実を直接どうにかしてくれることはないけど「目覚めたければ眠れ」、いいと思う
登場できなかった亡き妻(の役者)と顔を合わせる場面は妙に印象的
ちょっと前半なにを見たらいいか分からない時間
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

感覚的で抽象的な表現に、ここで実際は何が起きているのかと想像を刺激されて恐ろしいが、大筋は意外と難解じゃなかった
子供が子供を育てようとする描写は胸が詰まる。マリアが子ブタに対して行うことを通して間接
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