まりんさんの映画レビュー・感想・評価

まりん

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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

原作未読だが辻村深月のファンなので視聴。
学校へ行けなくなった主人公が、鏡の向こうの世界で、同じような境遇の子供達と出会う。
いじめのシーンはリアルで怖かったが、萌ちゃんのキッパリとした物言いに胸がス
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.0

恐怖と悲しみが後を引く映画だった。
震災の描写がリアルすぎて被災者には酷なのでは、、?と見ている最中から気が気でなかった。
恐怖を煽った割に最終的にそれがカタルシスに繋がるわけでもなく、観る者の心を抉
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

昔から良く知る名作ファンタジーだが、新しい街で最初は上手く馴染めなかったり、仕事で嫌なことがあったり、スランプに陥ったり、実はとても現実的な悩みが描かれている。
絵描きの姐さんの「悩んだ時はジタバタす
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

結論、映画館で観る価値のある一作だった。
約2時間という制約の中で、リョータを中心にオリジナル要素が多数追加されつつ原作で観たいと思っていたシーンもほぼ網羅されていた。
山王戦をそのまま見たいと思って
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

20年ぶりにコトー先生が帰ってきた!
彩佳さんがコトー先生の子供を妊娠中とのあらすじから、離島での出産がストーリーの中心になると思いきや、離島医療の限界が痛々しく描かれている。
本作は何とかハッピーエ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

映画というより2時間アニメという感じ。生徒会長が恋路に絡んでくるのかと思ったらそんなことなかった。つまらなくは無いけど劇場まで観に行くほどではないかな…?という印象でした。

映画めんたいぴりり パンジーの花(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

博多華丸演じる大将の人の良さが憎めない。そして夫婦お互い愛し合っているのが感じられてほっこり。父ちゃんは母ちゃんが好きだし母ちゃんは父ちゃんが好きなんだなあ。つるさんに会いに風鈴祭りに行き2人で腕組ん>>続きを読む

BTS: Yet To Come in Cinemas(2023年製作の映画)

5.0

最高オブ最高。
特典は無かったけど観に行って良かった。
自分が釜山の大観衆のひとりになったようで、もの凄い没入感だった。

遠いステージの上にいる7人を観て
「ああこの人たち、本当にスターなんだな…」
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

夫を亡くしたシングルマザーと反抗期の次女の話。忙しい母が子供たちの枕元に手紙を残して仕事に行くところは泣いた。お母さんって強い、凄い。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

おもしろかったけど、結局美男美女じゃねーか!!というツッコミはしたよね。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

直接的なサスペンスとしても怖いし韓国社会の格差も怖い。韓国って上の方の人たちのキラキラを見ていると先進国って感じだけど実際は相当闇深いんだろうな。日本も多分そう。韓国住んだことないけど日本と同じくらい>>続きを読む

BREAK THE SILENCE: THE MOVIE(2020年製作の映画)

5.0

いやもう本当に…ほんっとうに良かった。アイドルどころか芸能人にハマるのが初めてなんですが、舞台裏ってあんなに大変なんですね…。アスリート並みの体力ですやん。芸能人なめてました(プロ野球ファン)。すみま>>続きを読む

BRING THE SOUL: THE MOVIE(2019年製作の映画)

5.0

ジンペンですけど、ジンくんの声は音源よりも生歌の方が良いなと改めて思いました。

by人生で初めてアイドルにハマったオタク

私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

終始笑える系のB級映画かと思っていたら中盤からの展開に泣かされた。序盤の描写で何の取り柄もないがごく普通の家庭を持つ男と思わせておいて、徐々に「この家族もしかして訳あり…?」と思わせる描写は秀逸だった>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

2.5

全く設定が飲み込めないまま終わった。説明がほぼ無い上にセリフが早くて長い。まどろっこしい台詞回しはthe押井節。初見に不親切すぎる映画。原作読んで出直してこいってことですかね。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

3.5

変なキャットファイト等が無い分テレビ版より見やすかった。あなるのファッション可愛いな。好き。あなる応援したい!

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.5

犬の一生は短い。分かっちゃいるけど涙が止まらない…。出てくるわんこ達が全員可愛くて目がキラキラしてて心が癒された。これだけ相思相愛だったら幸せだよなぁ…。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

5.0

自分が如何に呑気かを突き付けられた。物語は完結したが原発事故は終わっていない。今は新型コロナの件で“非常事態”と言われるが、そんな考え方は平和が当たり前だという勝手な思い込みから来るものだ。むしろ戦争>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

尺が短すぎて当然原作の重厚さには及ばないが、音が鳴るという一点において映像化の価値はあった。楽器が鳴っている、世界が鳴っている、もうそれだけで泣ける。私は庶民なので明石の生活者の音楽が耳に心地よかった>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

面白かった〜!…けど後味悪っ!!主役2人の演技が良く演出も良かった。こんなことが現実世界においても日常茶飯事なんだろうと思うと怖くなった。

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.0

カップル文化の欧米は日本以上にシングルの居心地が悪いんだろうなあ…。東京は楽ちんだぜ。最後にアリスが独りで見つけた一瞬の尊さに胸を打たれた。たまに物凄く孤独に苛まれることがあるけど、それが大人になるっ>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

時代が変われば人も変わる。50年後の日本の大学生はどのように在るのだろうか。皆さん頭が良すぎて何を言っているのかよく分からんシーンが多かったが、熱だけは伝わってきた。

怒り(2016年製作の映画)

2.5

結局何が怒りなのかよく分からなかった。犯人が夫婦を殺した動機も理解できなかった。残りの2人はただのミスリードだったということ?米兵に犯された女の子が断トツで可哀想。何故か被害者ヅラしてるけど酔っ払って>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.5

どぎつい話。視聴後に昼寝をしたらマジで悪夢を見た。目を背けたくなる描写のオンパレード、でもどこかに存在するかのような光景。邦画だからこその現実味が余計に吐き気を催す。

これでもかというくらい田舎の嫌
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.0

原作既読。やたら映画の評判が悪いのは知っていたが後編まで見て理由がよく分かった。改変されすぎてもはや別物じゃねーか!!

原作はあくまで「広報官」としての立場で精一杯奮闘する物語なのであって、その範疇
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.0

るろ剣原作の中でも1.2を争う人気のエピソード、追憶編。
その原作エピソードを更に洗練させたOVA版はアニメ史上に残る傑作であり、実写版がOVA版にどの程度迫れるかというのが本作の注目ポイントの一つで
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

大好き。ラストの2人の見つめ合う目の演技、これだけで切なくさせてくれるからすごい。

君の名は。(2016年製作の映画)

2.8

途中で何となく展開が読めてしまった…。
映像はとても美しいが、ストーリーは割とありがちかな?と思った。