夜警さんの映画レビュー・感想・評価

夜警

夜警

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.3

いやーもう最高。
今見るとチープな特撮(でも当時の最大限の工夫を感じる)
コングを運んでくるバカたれ達。
走り方が面白い妙に腕が長いコング。
カワイイおデブ体型のゴジラ。
熱線を食らってアチアチするコ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.4

物理法則と法律を軽視しすぎなコナン映画って、それはいつもか。
あとは思ってたよりはミステリ的な部分が面白くて良い

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.3

原作の力なんでしょうけどトリック自体はそれなりに面白みがあるのに、映画としては平坦すぎる。
緊張感不足もあって飽きてくるし、全く合ってないクソタイアップソングがエンドロールで流れるのが最悪。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

憶測で物事を語ることへの皮肉で批判なことはもうみんなが語っちゃってるので、わざわざ書くのもみたいな気がしちゃう(笑)
まぁなのであくまで俺自身がこの事件をどう捉えるかっていうと、妻は"動物に似た人物じ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

所謂、名作だけど面白かった。
ずっと楽しい映画だね。
何気、ずっと未来行く話だと思ってたけど過去行く話だった(笑)

初恋(2020年製作の映画)

3.6

ちょくちょく笑えるブラック・コメディとベッキー。
三池崇史ってどういう評価の人なのか分かんないんだけど面白かったね

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

思ってたより面白かった。
ちゃんと反戦映画だったし、広島と長崎を直接描かない事には意味があったでしょ。
少なくとも原爆を美化するような映画では無い。
むしろ加担したオッペンハイマーも軍も一般人も痛烈に
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.4

宮沢賢治原作の映画なんて見たことないけどこれ以上の映像化は無いとも思う。
幻想的な宮沢賢治ワールドは目を見張るような美しさでキャラクター達は無駄に語らず絵で見せる。
そして最後はやっぱり泣いちゃうな。

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

4.1

1ショット1ショットが絵画のように完成されている、みたいな評は信頼ならないがこの映画に関してはそれが正しいかも。
1枚絵をカメラを動かして見せるのが多いし。
そのサイケデリックでエロティックな絵を眺め
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地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.8

原作がガロ系漫画、監督の自主制作、音楽が寺山修司でおなじみのj.a.シーザーとアングラ丸出しで面白かった。
シュールな絵に低予算らしい止め絵の多用が逆に雰囲気出してたし、救われそうになっても救われない
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

面白かったけどズルじゃん!
ミステリだったらバカミスの部類だよ、オイ

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

殺しをめちゃくちゃ面白く描いたり、不謹慎だけど同時にクソッタレアメリカに対する批判であったりする。
ブラックコメディ、アンチヒーローを描いても最終的にヒーロー映画としての優しさを持った結末が待っていた
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.1

怒涛のセクハラとちょうどイヤーな所を突くイタソウな描写にだいぶ辟易しつつも最後はちゃんと面白い。
俺の思ってた数倍、パーフェクトブルーチルドレン丸出しの人格分離描写だけどヤリ方が上手いのは流石。
レス
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

熱い。こんなに熱いという表現が適切なこともない。
ひとつ王道を綺麗に行くストーリーに上原ひろみの曲がノるんだからそりゃアガるし、良い訳や。
直球でありながら熱いストーリーも好きだけど個人的にもっと良か
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.9

金欲、出世欲、色欲に駆られた男共が馬鹿を見て、大事なモンを失ってから気づく話。
正直、高望みせずに程々が良いかどうかは分からんのでソコはあんまり。
映像美はモノクロでも伝わってくるし、話も普通に見てて
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羅生門(1950年製作の映画)

4.4

オモロイなぁ。見てる黒澤明なら一番好きかな。
複数の証言が食い違っていくと聞いた時は複雑な映画かなとも思ったりしたけど、見てみると最後に恐らく一番客観的であろう実質的な答え合わせパートが合って、コミコ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

男らしくなるしか無かった主人公だけど最後に寄り添ってくれる人と居場所が見つかっただけまだ良かったのかも知れない

切腹(1962年製作の映画)

4.8

現代にまで通ずる物語のメッセージ性は勿論、作品全体を覆う緊迫感、洗練されたカメラワーク、殺陣の所作、ひとつひとつに見せられた。
前評判に違わぬ傑作

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.7

最後に残る哀れな若者たちの哀愁と一言。
それで十分

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.4

古い映画はどうしてこうもセリフが聞き取りづらいもんか。
それでもわかりやすく儚い男の友情を描いたこの映画は面白い。
孤狼の血の元ネタ的な感じもわかるけどこっちのがオモロイな。
仁義なき戦いも見んといけ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.6

大友(武)があからさまにヤクザ、暴力に辟易してる(実は映画作りに辟易してない?)様子はもはやコメディだし、加瀬亮の役なんかはモロ。
大物役者、わかりやすい暴力を使ってヒットさせた癖に大友は嫌んなってそ
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.2

見返したけどやっぱりあんま面白くねぇな。
その男、ソナチネみたいな味もなくただヤクザが殺し合いしてるだけ。
雰囲気好きだし、つまらないって程じゃないけど飽きてくる。
大友ってヤクザにも古いって言われて
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.3

ナ・ホンジンはコレで3本目だけど全部面白い。
チェイサーとコレで役者を走らせまくってた人がコクソンではジワジワ陰湿國村ホラーをやるんだよな。
個人的に韓国バイオレンス映画の中で好きな斧が大活躍してくれ
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.8

韓国ノワールは甘い人生もそうだけどこんな感じの無常モノが好きだね。
ファン・ジョンミンが映画選びの時には意識してないのに甘い人生にも新しき世界にも出てくるのは良い役者だからか。
映画本編は前半に退屈を
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

女性とそれを抑えつけようとする男性からの脱出ムービーとしての"真面目さ"はあるのに、意外とコメディとしてケラケラ笑いながら見れるという傑作。
衣装、そして世界観もめっちゃ良いね〜。
このなんとも言えな
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TAKESHIS’(2005年製作の映画)

4.2

笑えないコメディ、シュルレアリスムと夢っぽさ(つかまさに夢だし、キタノの夢かと思ったらたけしの夢で、そしてソレって北野武の夢でもあって、とかでややこしいだけ)
3-4x10月みたい

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