馬さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

馬

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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.9

スーパーで半額のお寿司買ったらめちゃくちゃ不味かった

そんな感情にさせてくれる映画だった

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.5

すごい映画だ

1人の人間に住まう人格の複雑さ、そして他者とその仮面の内のどこかが似通ったりするのは珍しくもないが、入れ替わってしまう、どちらがどちらの感情なのか、わたしが見ているのかあなたが私を見て
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ユメノ銀河(1997年製作の映画)

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怪奇でいい雰囲気のインディーズ
演者の魅力がとてもよく引き出されていた
浅野忠信と小嶺麗奈の相性も良い

怒り(2016年製作の映画)

4.5

八王子で起きた殺人事件を引き金に、様々な人間の怒り悲しみ憎しみ絶望が交差し、当事者達の不安や疑惑、失望が顕になる。
眼に見えない罪、捌けなかった罰は、別の視点から観れば愛だったのに、そのギフトを頂くに
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.7

久々にいい映画を観た。
内面を客観的に捉えて映像化させる事に長けている監督だと思う。

アメリカで実際に起きたO・Jシンプソン事件を元に作られた作品らしい。

「ディックロランドは死んだ」この言葉を発
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.0

噂に聞いていたカルト映画を遂に拝見。
優しい消しゴム頭のヘンリー、隣のグラマラスな隣人、奇妙な部屋、ここまででも充分にリンチ節が炸裂しているが、今作のミソとなる彼女の実家へ突入するとカオスが一気に騒ぎ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

逃げ切った女マジですごいしレザーフェイスアホすぎる。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.8

絶え間無い自己否定は、愛をわからなくさせる。愛したいと望むのか、愛されたいと願っているのか。
死にたいと思うのは、生きたくないからではなくて、誰にも身を任せることが出来ない、自由でありながらどこにも宿
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.4

母はどんな気持ちで私を産んだのだろう。
知らない間に大人になっていって、会話は少なくなる。気づけば母が私を産んだ歳になっていて、人生は童話のようなものではなく、森羅万象、絶対的なものなどない事が判りは
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

小生も、8歳で離別した、ペンキ屋の親父がいる。狸と虎のキメラの様な男だった。
父の表情は、三白眼で、睨んでくる、その顔が一番印象に残っている。よく怒っていた。
一緒に住んでいた時、父の寝室の押し入れに
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.8

ガンシーンバチバチの西部劇かと思いきや、謎のネイティブアメリカンのノーバディに出会い、肉体的な死から精神世界へ向かう為の旅になる。ボンボンのブレイクは誤って人を殺してしまったけど、物語が進むに連れて顔>>続きを読む