ilさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

il

il

映画(335)
ドラマ(13)
アニメ(0)

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3


モーガンフリーマンの無駄遣いちゃうか。笑
終始驚いてるだけやん。

脳味噌発達しまくったら、
超能力とか軽く超えちゃうんだね。

10%で、
その10倍の脳力の生物を考えた時の話。

行き過ぎるとほ
>>続きを読む

BARCA DREAMS FCバルセロナの真実(2015年製作の映画)

2.8

記録。

ここ20年ほどが良すぎただけで、
長い歴史の中では普通のクラブだったんだなって感じ。

レアルとモウ嫌いになるけど、
この前トッテナムのドキュメンタリー観てたからまだマシだった。

今のバル
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7


二十代後半には刺さる。
とくに男には。

子供の時の家族との距離、
友達との遊び、
大人ぶりたくて、
及ばなくて、
お兄ちゃんの部屋のグッズにワクワクして、
そういう少年時代って、
どの時代も普遍で
>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.5


9割自分のプライベート流出したのかってぐらいわかりみが深い。

ウイイレの件今日やってたし笑

火花もだけど、
又吉作品は全根暗の心情を代弁しているのではと思う節がある。

細かな何気ないやりとりが
>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.2


むっず。
ていうか文字読むの面倒くさくなって後半ちょっと寝た。

答えが解って仕舞えば、
消去法と、主人公との因果関係でなんとなくロジックは出来たけど、
正確に説明する事は難しい。

後半主人公が銃
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.3


なるほどな。
ってなる映画。

最後はまぁ気持ちよく終わる。

でもよくよく考えると、
あんな弱点あったら、
現代社会では無意味だよなぁと思いつつ、
あの屋敷内の仮初めの夢実現の虚しさに、
少し同情
>>続きを読む

ボビー・ロブソン -英国サッカー界が生んだ名将-(2018年製作の映画)

2.9


ボビーロブソン全盛期は小学生くらいだったので全くサッカーに興味がなかった。

それ故、当時の空気感を知らず、
知りたくなったので。

戦術ロナウド
という名言(迷言?笑)この人だったのか。

監督と
>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

3.7


滅私奉公の鏡。

プロフェッショナル仕事の流儀決定版。

執事になったレクター博士が、
沈黙を通すラブストーリー。

自分の幸せを省みず、
主人の思想に左右されず、
プロに徹する仕事ぶりは尊いと思う
>>続きを読む

コネチカットにさよならを(2018年製作の映画)

3.0


主人公のダンディなおじさんが、
島耕作ばりにヤる。

島耕作見たことないけど。


ありそうでなさそうで、
リアルなようで掴みどころもなくて、
ふわふわした難解さのなか、
淡々と物語は進む。

気ま
>>続きを読む

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.2


ストレンジャーシングスの元ネタ?
もっとあるか。

でもこっから色んな要素をぶっこ抜いてった感ある。


ロミジュリ、
親子の絆、
友情、
映画マニア、
青春冒険譚、
謎の宇宙生物。

王道筋混ぜ込
>>続きを読む

ビート -心を解き放て-(2019年製作の映画)

2.3

中途半端なとこで終わりよる。

外に出させること、
学校に行かせることが本筋なのは分かるけど、あんだけやったのなら、行くとこまで行ったところを観たかったってなる映画。

それ先に言えばよかったのでは?
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.1

なんでレッドドラゴンから観たんだろう。

Netflixにこれしかなかったからに他ならないが。

アマプラのハンニバルのシーズン作品のほうから観たかった。

グロあんまり得意でないので、
レッドドラゴ
>>続きを読む

ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.0

BLM関連。

鬼武者3ぶりにジャンレノ見たら太ってた。

手榴弾が来たら腹で受ける。
地雷を踏んだらそのまま動かずロープで引っ張ってもらう。
を学んだ映画。

後半脚本足したんかな。

時世に合わす
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.4

今更。

人から聞きかじった話で、
大体の展開は予想できて、
案の定庵野作品。

災害への政府、一般人の風刺とみる面が強いし、実際割とこんなもんなんじゃないかなって思うくらい写実的ではある。

4年前
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.3

練られた不条理コント。

ヘイトフル8のほうを先に観たので、
状況の活かし方、脚本の巧さは劣ってしまうように見えるが、
デビュー作でもうらしさが出ているのが凄い。

ラスト、
アイツはホントにプロだっ
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.2


アニメ版の唐突な世界観についていけなくて、絶対好きなジャンルなのにあまり手をつけてなかった攻殻機動隊シリーズ。

Netflixの最新版観たくて過去作から。

これ観てからアニメ1期みたら、
わりと
>>続きを読む

メジャーリーグ(1989年製作の映画)

2.4


深夜テレビで流れてて結局最後まで観てしまった。

ストーリーはベタオブベタ。
王道故話の流れも想像できるし、結果大きくは間違えてない。
でもそんな安定感は安心して観られる不思議。

あんなオチで終わ
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.1


スリリングという一本槍だけ携えて、
シーンは次のシーンを観させる為だけにあるかのようで、コピーライターに転職しても巨万の富を得そう。

予想の斜め下から話が膨らんだり、
何気ない会話が伏線になってい
>>続きを読む

静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

3.9


淡々と、美しい映像によって物語は進む。
彼女の精神性に何度も共感した。

些細な日々のひとコマが彼女の感性のなかでどういう風にとらえられていたのかが少しだけわかる。

尖りすぎた高潔さで、どれだけ生
>>続きを読む

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.9


きっかけになればよいですね。


揚げ足を取ることより大事なことは、
意思と、その意味を理解して、
自分や、現状とすりあわせてみることなのではないか。

とりあえず色々勉強不足なので詳しく調べようと
>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.2


故・狩撫麻礼に捧ぐ。

原作者の狩撫麻礼の漫画「迷走王ボーダー」に強く影響を受けた身としては、今作を彼のずっと変わらないボーダー節の名残と、悲しみをゆっくりと噛み締めながら、世に迎合出来ない「3人」
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.6


まさに今世紀ブラジル。
シャレになってない。

スポットあんまり当たってないだけでどの国でもある事だと思う。

国民あっての国家ではないのか。
自分も年齢を重ねると社会のシステムに追いつけなくなるか
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

胸糞。

でもこの胸糞悪さは、時代経過によって得た一種の洗脳のお陰でもある。

顔も知らない誰かが、この映画のように一石を投じ続けたり、陰惨な数々のやり切れない事例なんかと闘ってくれたから、今の僕達の
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5


観る前からこれ絶対泣いてしまうだろうなと思ってたけど案の定姉の件から泣き通した。

別にストーリーは何の変哲もない王道。
それ故に何も考えさせられる事なくスッと頭に入ってくる。

ミランダ役が可愛い
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

今更。キューブリック好きなのにベタすぎて見てませんでした。

語り尽くされているであろうこの作品に僕なんかが言える事はほぼない。

ここからは初見の僕の仮説と考察サイトでの情報を基にした感想を述べる。
>>続きを読む

ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001年製作の映画)

3.0

面白いもクソもない。
ドンキホーテの挫折のドキュメント。

完成版の補足、又は予習としてみておくべきだと思う。

前後どちらでみたとしても、
完成版の感動は五割増する。

何故テリーギリアムがこれだけ
>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.3

ドンキホーテ、サンチョ、パンサー、ロシナンテ、アンドレ、古里遠く、天国生まれ。

甲本ヒロトの歌でしかドンキホーテを知らないまま観た。最高。
まさしく「映画」を観たっていう感じ。

予定調和とカオスが
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.4

見栄の張り合い、マウンティング合戦、騙し合い。嘘の上に嘘を重ねて斜め上の足し算。

一人一人の役柄が「シンプル」で記号的。
一丸となるチームプレー的演技。
箱庭モノの舞台みたいだった。

ツッコんだら
>>続きを読む

心惑いて行く先は(2019年製作の映画)

1.0

無茶苦茶。
インドの性事情ってこんななん?

歩道でキスはダメで、タクであそこ触ったり映画館で舐めるのはOKのラインが狂気。

皮肉屋短小野郎と一般OLカマトト風あばずれポッチャリのシーソーゲーム。
>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

3.8

最初、タイトルは「失くした右手」なのでは?と思っていたが、これはまさしく「失くした体」だった。

病的な執着心、独りよがり、夢見がちで夢破れ、陰鬱な彼の今までの人間性、彼の彼たる要素は手に集約され、ミ
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.1

今更。

そうぶんぜって感じの映画。
夢中夢の夢を観た気分。

恐らく映画通であればあるほど、
その展開にグッとくるのだろう。
映画通でない自分には、
で?っとなってしまった。

チープさをどう受け取
>>続きを読む

月影の下で(2019年製作の映画)

2.0

なんの感動も感慨もない。
パワーストーリー。
120キロのストレートで押し切ろうとした感じ。

時間軸の行き来がキモといえばキモ。

あっと言わせる為だけに作ったのだろうか。

主人公が海に落ちたシー
>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

2.8

戸川純の蛹化の女と実際にあった事件のモチーフを混ぜて手癖で作ったような作品だった。妙子がなんだかんだで好き。
椎名桔平の妙演は確かにすごかったけど、やっぱりNetflix側から注文でもつけられてるかの
>>続きを読む