コースケさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.6

丁度フォーゼとオーズはニコ動で観ていたので鑑賞。お祭り映画と言うよりは、2作共にしっかりとした物語と、その後の展開で普通に楽しめた。

ヤケクソなオールライダー集合にならずダブルの見せ場があったし、ジ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.6

堀越先生が完全監修したオリジナルエピソードながら、仮免取得後の内容なので漫画及びアニメファンどちらも楽しめる物語になってて面白かった。

A組総力戦且つ全員が瀕死になる程の接戦という熱さは勿論、前作の
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.8

シネマ映画.comで鑑賞。美しくもエロくグロく、ただただ狂ってた。伝統だからこそ残酷だけど残虐的な描写が多く、それが生々しく余計に怖かった。

明らかな狂気が暴かれていくのに、熊の悪霊退散シーンでさも
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.9

物語の大筋はアニメと似てたから中盤から始まる怒涛の展開にも割と理解しながら楽しめた。

今まであれだけ酷い状況に追い込まれ、立ち上がろうとしてる所に目の前で蒸発したりシンジに恨みでもあるのかって具合過
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.9

ギギに対してエッチと言うより、ガンダムの中では珍しいアダルトな表現が多くCG戦闘含め新鮮な作品だった。

ガンダムで戦争を描くと結構細かな描写が多いけど、ハサウェイから現代技術を用いたCGで戦闘シーン
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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(2017年製作の映画)

3.9

原作が最終回迎えてから本来見たかったものが観れた良作映画。

ちょっと海外チームの描き方が乱暴過ぎて海外リアクターの反応に困惑が見えたけど、映画としてお祭り感あって面白かった。

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

5.0

種を超えた愛。TVシリーズではCGをフル活用した情報描写や戦闘面に拘った音響が群を抜いてたから、絶対映画館で観たら凄いと思ったけどマジで圧巻だった。

ほんの些細な小さい音も全て聴こえて和太鼓のように
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.4

最も文学を愛した者の物語。詩的なセリフと演出、多言語コミュニケーションが生み出すミステリーは思ってた以上に本格的で魅入ってしまった。

もう少し序盤の時系列が分かりやすく描写されていたらのめり込めたか
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.7

前作がオリジナル版のリブートと言うことでオマージュ含めながら完成度高かったけど、今作はひと捻りあるものの可もなく不可もなくという感想。

初っ端からのハプニングにややこしさ抜群のあべこべは面白かったが
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

4.4

本作の終わりからガンダム1話に繋がる細かな演出とストーリー展開が凝ってて素晴らしかった。

誰も彼もここまで戦果上げまくってるのに、シャア以外全員1年戦争で死ぬことを考えると改めて凄まじい作品だなと。
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透明人間(2019年製作の映画)

4.1

1933年作「透明人間」のリブート版。オリジナル版を観てないものの、想像以上に精神的恐怖へフォーカスされたホラー映画で終始息が詰まる良い作品だった。

セシリアの折れない心と、傍から見ればサイコパスと
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.7

相変わらず物語は面白かったけど、毎度毎度X-Menシリーズはここからだって時に終わるから一生惜しいシリーズだった。

作品発表当初X-Menのホラーと聞いて期待してたものの、青春ホラーと言う内容的にも
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

コッ.狂気の連鎖が静かに継承されていく恐ろしさ。ここまで精神的恐怖を全面に押し出してくるホラー映画は殆ど見掛けないから、それだけでも観る価値のある作品だった。

賛否別れるようだけど個人的には満足。欲
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

「ハンガー・ゲーム」かと思ったら予想裏切る独特の展開で結構楽しめた。

問題作と言われてるだけあり、それぞれの言動が社会的にやばかったのは公開時期ズラした今でも変わらない異常っぷり。
また序盤まさかの
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

分からないからもう一度観るんじゃなくて、彼の勇姿を確かめる為にもう一度観たい作品。

インターステラーやインセプションより分かりやすく、こんな高密度な作品をよく2時間半にまとめたなと脱帽。恐らく素人が
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運び屋(2018年製作の映画)

4.7

麻薬の運び屋と言う犯罪が題材にも関わらず、殆ど暴力的シーンや描写が見られず渋い作品だった。

主演のクリント・イーストウッドは紳士的なイケおじ役が圧倒的に似合ってたし、腑に落ちる終わり方で大変満足。
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.3

思ったより少しB級臭くて拍子抜け。最初の30分が蛇足過ぎて、あれさえ無ければまだ面白かったかも。

もうちょいワニの特性を活かした演出や戦いが見れたら良かった。
ワニがアグレッシブ過ぎる割にしぶとく生
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.1

貴重なPOVホラー且つ韓国産という事である程度期待してたけど、想像以上に面白かった。

定点カメラと手持ちカメラに加え、アクションカメラを取り入れたのは神采配。
しかも1人参加せず生放送形式にすること
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

4.6

正にワンピース集大成に相応しいオールスター映画。最初期から公開時点の最新の主要キャラ面々が一堂に会したのを観るだけでも価値ある作品。

CGをフル活用出来る映画という場で、最強に相応しい強さを見せ付け
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.8

思ったよりガチの銃撃戦と本格アクションでさして期待してなかった分、割と楽しめた。

風向きの確認やインチの調整、銃の扱いに長けたベテランの演出や質の高い銃撃戦が拝めたので満足。
完璧な兵士だからこそ描
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.9

ただコメディアンになりたかっただけなのに。ゴッサムという悪夢が生み出した悲しきピエロの誕生秘話。

終盤へ向けて負のボルテージが高まっていき、自分自身を理解した時初めてジョーカーになる。正しく歴史に残
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.7

例えるなら何も起きない「クローバーフィールド/Hakaisya」。加圧と減圧に恐怖するだけで、水中版エイリアンになり得なかった残念作。

もっと早くからクリーチャーをしっかり登場させ、まともに展開して
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

韓国の社会問題でもある"格差社会"事情を知っているとより楽しめる名作。
なぜ受験戦争と呼ばれてるか痛いほど理解できるし、トントン拍子に進む前半のコメディーから落雷と共に地へ落ちる後半のサスペンスは神の
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.8

劇場版に相応しい圧倒的クオリティ。テレビでは表現出来ない緻密な背景や、ufotable特有のワクワクし高揚するアニメーションに感動せざる負えなかった。

猗窩座登場時の希望から一転を表すBGMに興奮し
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.4

平成最後の仮面ライダーとしては控えめに感じた劇場版。ジオウの物語完結としては正解だったが、俳優が大集合する訳でなく寂しかった。

「平成が最後だ」強調も何か鬱陶しかったし、もっとドリームバトルや共闘み
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.8

スピンオフだったからこそ本編では描かれなかった部分が描写されていたり、普通のコメディアクションさが逆に良かったかもしれない。

特にボーンが美味しい立ち位置で最高だった。MIBらしい宇宙人も色々登場し
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.2

最凶チーム新結成と聞きX-Forceみたいなものを期待したけど、思ったより一般人の集まり感が強くて拍子抜け。

ただハーレイ・クインがスプリンクラーで相当イラつくシーンや、ジョーカーという盾が居なくて
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

最初から最後まで擬似全編ワンカットだから、登場人物の感情や細かな表情の変化、戦場の空気や雰囲気がひしひしと伝わってくる深い作品だった。

カメラもどこでカットしてるのか全く気付かないぐらい丁寧だし、長
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.4

全殺し屋から狙われる状況を利用し、カンフーや柔道など様々な人種による多種多様な戦い方を描いていたのは中々面白かった。

今までで以上にグロテスクだが軍用犬の扱いは新鮮でお気に入り。
キアヌ・リーブス自
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