時々この手の低予算バカ映画を無性に観たくなるときがある。時間のない方は題名を楽しみましょう。多分あなたが想像した通りの映画です。お疲れ様です。巨大化の途上で超人的能力を発揮する主人公が発する音を聞いて>>続きを読む
設定上のツッコミどころは色々あるが、まあ面白かった。Rがターンテーブル載せるレコードが80sだともっとノレたのに。マルコビッチとボーニーズ(ガイコツ)の相似性は何かの暗示なのか?
何かなあ。討ち入りの話はいらなかったんじゃない? 芸人たちの起用は失敗だと思う。
あの短い原作をこんなに長く、しかもこんなに変な怪作にしちゃうなんて、さすがヴァーホーヴェン先生!と思ったら、脚本はロナルド・シャセットとダン・オバノン! シャセット/オバノンのコンビといえば「ゾンゲリ>>続きを読む
低予算ながら頑張って撮ってた前作(実はこっちの方が好き)に比しても、豊潤な予算を与えられたと思しき本作は、シュワちゃんとリンダ・ハミルトンありきで脚本が書かれているような気がする。まあ、何度観ても飽き>>続きを読む
最高、リー・ヴァン・クリーフとかアーネスト・ボーグナインとか渋い役者が出てくるのが堪らん。スネークと呼んでくれ。
続編の「リディック」よりこっちの方が好き。多分、低予算なのに頑張って撮っているから。こういうのって、死亡フラグが立っている人って分かりやすいんだけど、最後の方は生存者がほとんどいないから、意外な人物を>>続きを読む
これは脚本が素晴らしい。ルイス・サッカーという人は児童文学の作家らしいです。もっと凝った撮り方をしたら、例えばウェス・アンダーソン辺りが監督をしたら傑作になったかも。ディズニー映画じゃ、これが限界だろ>>続きを読む
あまり期待せずに観たが悪くなかった。ちゃんと日本の話になってた。脚本の勝利か? 「悪人」はあまり関心しなかったんだけどなあ。
ラストシーンが「幻の光」のラストに似ているなあと、ボンヤリ見ていてフト思い付いたが、是枝作品って水辺(海岸、川岸、湖畔、プール)が重要なシーンで登場することが多い。「歩いても歩いても」の不在の兄/息子>>続きを読む
由利徹、白川和子、内藤武敏などのベテラン勢の語り口は一種の芸の領域に達している。特に由利徹の「色恋話」をスクリーンに定着させた功績は大きい。是枝裕和が後に樹木希林を好んで使うようになるのも、彼女が由利>>続きを読む
単体の映画として観ると、「脱獄もの」として良くできている。まあ、突っ込みどころは色々あるけど(あの製薬会社、社員管理とかデータ管理が杜撰過ぎねえ?とか、悪役の兄ちゃんや近所のパイロットのおっさんのキャ>>続きを読む
なんとなく、是枝裕和の「そして父になる」と比べると分かりやすいような気がした。生前は父になれなかったライアン・ゴスリング、決して父になれないブラッドリー・クーパー(しかもその父との微妙な関係)。ああ、>>続きを読む
大作ではないが素晴らしい。ハワード・ホークスの「リオ・ブラボー」や「エル・ドラド」といった晩年の西部劇を思わずにはいられない。この2作は、保安官あるいはガンマン(ジョン・ウェイン)、アル中(ディーン・>>続きを読む
是枝映画の子ども演出は鉄板。しかし決して泣かせようとはしていない。むしろ笑わせようとしている。涙を誘うのは終盤に出てくる、りりぃ・高橋長英の老夫婦のシークエンスだけ。「歩いても歩いても」か「そして父に>>続きを読む
「接吻」を観て以来、女優としての小池栄子に注目していたので、つい観たのだが、「だから何だ?」という感じ。
全体的に画面が暗いのが難点に思えて仕方なかったが、能登半島の漁村の景色を寒々しく描くためか? 後の是枝作品のようにドキュメンタリー・タッチなのだが、これって宮本輝の原作なのね。自転車がキーとなる小道具>>続きを読む
こんな変な映画が80年代にあったことが驚き(全体的に雰囲気は70年代っぽい)の上に、カンヌで受賞してるとは! しかも日本ではヴィデオスルーだろうと思いきや、かなり遅れて88年に公開されているらしいが、>>続きを読む
クライマックスの本大会のシーンよりも、バネッサ・レッドグレイブが「トゥルー・カラーズ」を歌うシーンで泣きそうになった。本当にこの手の映画には弱い……。アレンジされすぎて、分かりづらいが、「年金ズ」が大>>続きを読む
過去の戦争映画の傑作、「プライベート・ライアン」「フルメタル・ジャケット」「最前線物語」が見え隠れする。地獄絵図のようになる終盤はすごかった。しかも、同じ民族同士だから根が深い。
たぶん分かりやすくするため、大人のキャラクターはわざと記号的にしている。福山雅治は一流企業(ゼネコン?)に勤めるイケメン(だから福山をキャスティングしたに違いない)、リリー・フランキーは大阪弁が抜けな>>続きを読む
「容疑者Xの献身」は全然駄目だったけど、これは良かった。それは大雑把に云えば次の2点だと思う。まず、ストーリーにすごく無理があるのに(原作のせいなのかな? だから、東野圭吾って嫌い)、それを補ってお釣>>続きを読む
原作も読んだが、端折るところはバッサリ端折ってよくまとめていると思う。逆に映画でかなりアクセントが加えられているところもある(モリタートのくだりとか)。伊藤英明という絶妙のキャスティングが勝因だろうか>>続きを読む
何と云っても、リリー・フランキーとピエール瀧に注目せざるを得ない。しかも、この2人は自然体で演技しているような気がして怖い(彼らがかなり常識人であることを承知で云うのだが)。ピエール瀧演じる須藤のよう>>続きを読む
井筒和幸の最高傑作では? 鑑賞後も登場人物たちのことを考えてしまう映画は、やはりいい映画に違いない。未読だが高村薫の複雑な原作を巧みにまとめていると同時に、過去の「ケイパー映画」の記憶が反映されている>>続きを読む
この壮大な話を110分弱でまとめようとしたのが無謀。脚本に問題あり。そもそも008と007がほとんど活躍せずに消えちゃうじゃないか!
期待したほどではなかった。堤真一きも。長谷川博己のテンションの高さは「MOZU」の悪役につながって許せるのだが……。
毒親の話。とはいえ、18年間も育てられたんだから、毒親離れが簡単過ぎないか? まあ、しかし同じ“毒親もの”でも「ヒミズ」より全然まし。日本語吹き替え版で観て、「ショコたん、歌上手いなあ」と感心していた>>続きを読む
元も子もない云い方をすれば、海岸や波打ち際を延々と撮っている作品。家でこれを観ていたら、冒頭の波打ち際のショットに猫が反応した。考えてみれば、あの猫は海を見たことがないのだった。
高良健吾と吉高って、これじゃあ「蛇にピアス」じゃん! でも、ほとんど真逆の役を演じ切った2人に役者魂を感じてしまった。
そういえば、観た。エドワード・ノートン版「ハルク」しか観ていない俺でも楽しめたのは、監督の編集力が高いのだろう。スカーレット・ヨハンセン可愛い♡ マイティー・ソーって、北欧神話の雷神トールのことだった>>続きを読む
何にせよ、マギー(ユー・ナン)が全然可愛く撮れてない(たぶん監督が下手くそなんだと思う)のが一番の問題。
実は傑作だった。可愛い外観に騙されそうだが、BOBの元ネタは「人喰いアメーバ」、コクローチ博士は「蠅男の恐怖」、虫はモスラなのだろうか? バディー映画としても鑑賞できるし、サンフランシスコの景観も再現>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アン・ハサウェイ目当てに何となく観ていたら、虚を突かれた。題名を書くだけでネタバレになるが、「シエスタ」とか「シックス・センス」とか……。
最高! 何を躊躇している? 早く観なきゃ!
以下ネタバレになるかもしれないので、未見の方はご注意ください。
必見ポイント1:宇宙船のデザインはホドロフスキーのデューンを参照しているらしい。
必見ポ>>続きを読む