imnrさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

2.5

最果ての小さな集落といった雰囲気が完全にツボ。
余所者が自分の特技で土地の人間の心を開いていって最後は皆幸せな気持ちになる、何となく観ていてバグダッド・カフェを連想する作品でした。

トロール・ハンター(2010年製作の映画)

1.0

リアルなドキュメンタリータッチを出す為、ハンターへのインタビュー&密着を主とした敢えての単調な構成にウンザリするほどの長さを感じて、終いにはトロールが居ようが居まいがどうでもいいから早く終わらないかな>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

3.5

報われない切なさと身を焦がす思いは疾走する姿に託され、スタイリッシュでエモーショナルな映像表現によって昇華する。
散文的でとっ散らかった激情じみた感情が"正にこういう感じ!"と言いたくなる位見事に映像
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.3

愛よりも成功への道を選んだ主人公がもしもあの時愛を選んでいたら、を体験する話。
生活は慎ましくても愛に溢れた暮らしが羨ましくて仕方ないっつーの。
こんなん見せられたら鬱になるっつーの。
ニコラス・ケイ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

如何せんおじいちゃんばかりで笑
凄めば凄む程ワラけてしまう笑
ピエール瀧はもっと鬼畜キャラかと思ってたし、原田泰造の役は原田泰造である必要があったのだろうかなどキャストが個性的なのに対してキャラクター
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.5

最終章に向けて復習②
"野球やろうか"笑
安定して面白い。
前作は終始クールな印象でしたが、今作では時折コントみたいなやり取りのシーンがあったり、時代遅れの様な大友と木村の仁義など、若干温度が上がった
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.7

最終章に向けて復習①
Nキャスではフガフガと半分聞き取れれば良い方な御大の滑舌が覚醒する。
本シリーズにおける"このヤロウ"と"バカヤロウ"は洋画でいうところの"Fuck"であると思う。
捨て駒・大友
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エンドレス・マーダー(2015年製作の映画)

3.9

死にたくても死ねない不死身の男が殺し屋に自分の殺害を依頼するという、先ずは面白設定。
失敗する度に反省会みたいな飲み会してるのが笑える。
お互い暗い過去を持つ運命の二人が、殺し殺されの関係から次第に心
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.0

アウトレイジ・椎名桔平の刑か、加瀬亮の刑か、
選べよ、ゴミクズ。
女叩き、男叩き、どちらにしても、
滅べ!バルス!は妄想だけにしとけよ?
という気持ちです。

評価低めなのはムカついたからではありませ
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シングルマン(2009年製作の映画)

2.5

ちょいちょい良い台詞があった様に思うが...いまいちのれず。
何だろう、いちいち若くて美形な男が向こうからやって来るからだろうか笑
感性が崇高過ぎて自分の様な尻ばかり見てる下卑た人間には合わないのかも
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セッションズ(2012年製作の映画)

4.8

ユーモラスな語り口で綴る、重度障害を持つ男性の初体験レッスン。
障害をベースにしてはいるが孤独な人間が異性に触れたい、愛し合いたいと思う気持ちや、恋愛のその先の切なさは障害関係無いので、大いに共感し笑
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.3

いかにも呪われそうなブッサイクな人形で笑った笑
死霊館ほどの勢いは無いけどまあまあ面白い。

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.3

パリの廃地下道には秘密のトンネルがあり、そこに隠された賢者の石を求めて地下を探検する考古学者一行のPOVホラー。
ディセントがイマイチだった自分には、地底人モノじゃなくこの世とあの世の境目的な話だった
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

エキセントリックな設定は出オチな感じで飽きが来るのも早かった。
なのになのに...まさかボロ泣きする作品だとは思わなんだ。

パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

3.8

真っ先に連想したのはラリー・クラークのKIDSでした。
あちらがストリートなら、こちらはサバービアのティーンエイジャーリアルといったところでしょうか。
流石に共感は難しいですが笑、ジッと見入ってしまい
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その男 ヴァン・ダム(2008年製作の映画)

1.0

強盗事件に巻き込まれるという、一応軸となるストーリーの展開が凡庸過ぎて、正直JCVD愛が無いとMMKW(まあまあキツイ笑)
落ち目の自虐ネタよりもジョン・ウー、セガールのポニーテールいじりが面白かった
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

2.5

???
よく分からない。
何故うさぎを放ったの?
ジャック・タチもこういう感じなら自分、絶対分からない自信あります笑

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.6

プライドで自分の首を締めている姿が確かに痛く滑稽ではあるが、嘘はともかく笑、格差に怖気づく事無く全くブレない上昇志向は見ていて気持ちが良い。
歯医者如きじゃ媚びぬ!とか笑
ラストの風貌が完全にイッちゃ
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ピンチ・シッター(2011年製作の映画)

2.5

見るからにしょーもないのは分かってたけど、ジョナ・ヒルにサム・ロックウェルにマックス・レコードだからつい笑
手に負えないキッズ達に翻弄されるのかと思いきや、流石ジョナ・ヒル、全然負けてない。
マイ・サ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

マーヴィン笑 お前だったのかー笑
場内に笑いが起きるのはよくある光景だけど、その一体感が妙に幸せだったのはこの作品の持つ空気がそうさせたんだと思う。

普通の日々に起こる、やはり特別では無い出来事が何
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ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.6

え?旦那も参加するの?笑
ゲイだから男性のサポートが必要だとか?ヤリづらくないんか?
撮った写真が最後出てくるのかなと思ったけど、そんなベタな事はしないか笑

パクリたい位キレイな死に方だなあと思った
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.8

2人の暮らしに触れる事が、いつしか彼自身の慰みにもなっていたんじゃないだろうか。
こんな善き人が何故孤独なんだ...
静かに、しみじみと泣ける作品でした。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

安藤サクラは勿論、作品全体のビフォーアフターがお見事。
リング上での演技の域を超えた鬼気迫るものが只々凄かった。

おぞましい悪夢の様なシーンがキツ過ぎてのたうちまわったのと、感動に心打たれた後、自分
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.3

謎に包まれた、長過ぎる位の前置きを経て明かされる驚愕の事実に、思考回路はショート寸前とは正にこの事といった気持ちになる笑
斬新で面白い!
例の鶏と卵の答えを考えれば考える程、自分の尻尾を追ってくるくる
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

2.8

POVに老婆の奇行と、かなりヴィジットを彷彿させてくれ、結構怖い&面白かったんですが、病院入ってからがダレちゃってダレちゃって...笑
但し終盤の展開はカオス過ぎて爆笑モノ。
他にも老婆のデスヴォイス
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

実直な善人が福祉制度の壁に八方塞がりになるまで追い詰められるという、憤りを禁じ得ない話。

問題無く支援を受けられる人とダニエル達の差って何?パソコンを触れない事?止むを得ず時間に遅れてしまった事?
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.2

妻が死んでも泣けない夫。
愛していたかどうか分からない人間の喪失でも、心の空虚を埋めて前を向く為のスクラップ&ビルド。
完全に初動で主人公の行動にファッ○置いて行かれたのが致命的。
お客様相談窓口との
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

こちらが"これからも生きていく話"なら、あちらは"ある日終わってしまう話"だからか、自分の中でやはりどうしても"夕凪の街"のインパクトには敵わなくて。
すずさんと違って、好きな人と共に生きる事も叶わず
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ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族(2009年製作の映画)

3.0

まだあどけない顔をしたエズラ・ミラーが、身長と体重の数値がほぼ同じ女性に萌えるという、一風変わった少年の役を演じる笑
家族がお互いに秘密を抱えてる系の話。
クライマックスの暴露大会はなかなか面白かった
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

3.6

お口ポカーンですよ笑
コメディタッチなドタバタや、エロ神父による唐突なエロ展開&オッパイ賛歌など数々の脱線に、根底にあるのは復讐だという事を何度も見失いそうになる笑

非常にユーモラスな一方で、時代の
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

古い作品故に銃撃戦の緊張感の無さはご愛嬌。

そもそもギター弾きは何故殺されたの?医師の本来の動機は?殺人を目撃されたと思ったから?それとも政治絡みなの?と???マークだらけ笑
この辺が説明不足も手伝
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ビハインド・ザ・マスク(2006年製作の映画)

4.0

サバイバーガールの資格は処女であること、見分け方は勘!笑
その結果サバイバーガールどころかロデオガールだったのには思わず苦笑い笑

恐怖のセオリーは気さくで陽気なノリの殺人鬼による、日々の入念なリサー
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.5

メンヘラばっかでまともな女出てきやしねえ笑
田辺誠一の清々しい程の煮え切らなさといい、女がやると面倒臭いだけの言動を妙に可愛いらしくこなす高橋和也といい、登場人物全てのキャラクターが良い。
あるあるな
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

2.0

姉妹VSゾンビのバトルシーン、予告では見せ場っぽい感じでしたが、本編ではそんなに無いんですね。
せっかくの少林寺も、ガーターベルトに仕込んだ剣も、思ってたより活躍の場が少なかったのが残念。

ケンとカズ(2015年製作の映画)

1.0

うーん、
評価高いんでもっとヒリヒリするのかと思ってました。
組長の人?迫力なさ過ぎじゃないですか?そこら辺にいる建設業のイケメンの兄ちゃんじゃないですか笑
何かボディーガードみたいな男もボーッと突っ
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