稲菜鰻さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

稲菜鰻

稲菜鰻

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

これまで見えてなかったものが見えてきて
聞こえてなかったものが聞こえてくる。


こんなにもろう者の俳優が本当に生き生きと芝居をしている映画を初めて観た気がする

最たるものと言えば、
思いがけない手
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

シンは真と解釈していいものではないのね。

造りはしっかりしているものの
話が淡々と進み、終わる感じはファンじゃ無い限り万人受けは難しかったのでは?

特に音楽はオマージュはよかったのですが
怪獣デザ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

結局泣いてしまった…。

正直に言って、1作目の方が作品としてのクオリティは上だったと思う。

たしかにステージはスケールアップして、
登場人物のみんなが「次のステージ」を目指してっていう正当な続編な
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.6

うん、
なんかワンピースみたい。

うわ!すごい!
という映像体験でしたが、主人公たちにそこまで入り込めなかったのは、年齢のせいなのか?

ヒロイン可愛くない、主人公、ダサい。
年代のせい?なんかのキ
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.7

あ、アラレちゃんか!

人間とはややズレたロボットらしい仕草が笑いどころであり、突拍子もない動作をすることで周りをドタバタに巻き込んでいくどっかで観たお約束の展開。

ドタバタ学園コメディーを想像して
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

ほうほう!
これはこれで…。

人によっては「映画でやらなくても」て意見もありそうだけどそーゆー作品ですので
爆発も大掛かりなロケもいらん
またテレビドラマやってくれないかなー、と思いながら観ました
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.8

冒頭の映像。
松竹からのあれはオシャレすぎる。
導入完璧すぎじゃ?
やはり、想像通りの美しさ。絵が綺麗で見とれちゃいました。
あまりリアルな描写とかが好きじゃないんだけど、この作品に関してはそれをちゃ
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.8

TVシリーズは本当に面白かった。
数年に1本レベルのアニメだと思っています。

そして本作

完全に金稼ぎ!!
みていて腹が立つというか…。
楽しみにしていた自分に情けなくなるというか。

映画前半は
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

感想を書いてそのままになっていたのでイマサラ投稿

国を守るため、
正義を守るためと
飛び出していくがたとえ生きて帰ったとしても戦争でおった傷は当人の人生に大きな影響を与えてしまうのだと伝えている映画
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

やだ!ナニコレ!オモロイ!

全2作はもう30年くらい経つんですね。
女子版バスターズをなしにしたら
(なしにしよう)
正統な続編、しかも2世代にわたって!なんてなんて胸熱な、そしてリスペクトと愛が感
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.8

何コレ!
さ、最高ー!!
今期ベスト級に良かったかも!!

ここのところ仕事で落ち込んで、気分転換も兼ねてみただけにベスト級の映画を観たなぁと
頬がニヤニヤしちゃいます。

ホント、ニコケイ様がよい!
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

in my mindという意味を考えると「佐々木について、私が思うこと」というのが訳語であってますか?

いろんな所を触ってくる、卒業アルバムみたいな映画でした。

悠二とユキの関係には折角かさぶたに
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

スゴい!!
こりゃ傑作!

エドガー・ライトの映画は、
まず選曲で観る者を作品世界へ引き込み、
チャレンジングな映像マジックで魅了しながら、
時代を彩ってきたジャンル映画へトリップさせる。

その上で
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.3

ずっと昔から観たいと思ってようやくアマプラに出ていたので観てみましたが思ったものと違った。

サスペンスもの?
いや、なんと言っていいやら。

レストランの物語とマフィアの物語が交差し、親子関係、恋愛
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

ボン・ジュノ監督作品
パラサイト視写済みで鑑賞

随分前の作品なんですね
今、観ても全く色褪せない、それどころか映画としての価値は上がってきているのでは?

ソンガンホの役者性は顔は嫌いですけどいい役
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

3.3

さらに〜の方はまだみていませんが
原作、映画は本当に素晴らしいものでした。

片渕監督のこだわり、性格の良さが随所で垣間みれてこの名作はなるべきしてなったんだなぁと実感。

ただドキュメンタリーなので
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

ヴィルヌーブ監督初体験
まさかのブレードランナー続編で体験させていただきました。

前作は大ファンというほどではないですが、かなり掘りました。

上記両方を奏するに、これはヴィルヌーブ映画であってan
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(2017年製作の映画)

3.6

これはyonige の歌ありきのお話しなんですか。
タイトルの『点』の意味とは?

内容はあるようでないような、いわゆる起承転結の起承のみをやっているような今の言い方でいえばエモい。ともいえるのではな
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.3

ひじょーにアメリカナイズされてますね。

当時、リアルタイムで小説とマンガは随読済み。
ループものがちょうど流行り始めてた時の作品かと思います。

恋愛パートやコミカル要素がハリウッドらしく置き換えら
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

ずいぶん前に観たのですが
どうしても鑑賞感想が書けなくて…。

びっくりクリクリクリアランスバイオレンスです。
やっぱりこういう映画は苦手なんです。
怒涛のように押し寄せてくるバイオレンス描写。

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

すこし思い出しただけではない
ガッツリ思い出しただけ。

サブカル好きにはたまらない要素いっぱいのステキな映画でした。

だんだん伏線を回収されていくサマと
無駄にキラキラさせない心の通わせ方がセンス
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.1

あーーーーーもーーーーー!!
山田尚子さま最高だよ!
なおこって名前の人に悪い奴はいない。
↑うそ

ずいぶん前に拝見した最高アニメの続編だからね。
そりゃ思い入れもあるし、観てないと??なところも多
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.5

正直、ガンダム知らないのに観たのが申し訳なかった。

だって絶対見るべきだってみんな言うんだもん。
だが、クオリティは最高!クオリティだけなら、
ディテールも凝りに凝っていて、
特に戦闘シーンはカッコ
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.8

スタートからオチは創造できるんです。
ええ、そりゃそうなるでしょう。
キレイな結末なんです。

技術者(=画工)と芸術家って両立するのか、と苦悩するチャオの姿は仕事する人ならだれでもぶつかったことがあ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

イコゴチの悪さと言ったら良いでしょうか?
みなさんが怪作だ!と称えるのにすらイコゴチの悪さを感じるほどの怪作でした。

今作のテーマは女性軽視やデートレイプとすれば誰もが映画の社会性について言及してい
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

4.0

ようやく観れました。
レンタルで探してもなく、あまり出回ってないようなのに数々のウワサはよく聞くドキュメンタリー、通称ジロユメ←いま勝手につけました。

今の世の中からすれば時代遅れとか、いろいろいわ
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海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

-

とても純粋無垢で清々しいドラマ…。
とは言いたいとこですが、なんか色々と…。
作画も丁寧でいいんですがね。

BLがダメとかじゃないんですよ。
話の内容がどうも…。
女々しく感じてしまって。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

ぐぬぬぬ
このテーマこそ本当に今取り扱うべきなのかもしれない。
上島竜様のこともあってコメディとまではいかないですが、なにかとお騒がせジョニデ様は普遍的にかつ、ユーモラスに「死」を描く。

もし、自分
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

もうね、やるせないですよ。
本作が描こうとしているのはLGBTやダウン症のこととは思いますが、
1番描こうとしているのは『偏見』
ここにつきる。

ゲイだから、ダウン症だから、弁護士だから
ダンサー(
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

なんて言ったらいいのか
ジョナヒル監督と同世代なんですよ。

だからこそ
あの当時のやりきれない思いや背伸びしていた思い出はかけがいのないものだし
今思い返してみると馬鹿なことしたなあと思うこともある
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

いいです!いいです!最高です!
配給会社の悪意あるジャケットのお陰でスルーするとこでした。いい意味で。
全体的に何も考えなくてもいいのは高評価のポイントなんですけど、
90分でしっかりメリハリ良く終わ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

ノーラン様の傑作
ついに観れました。
感想なんておこがましいものではございませんが、子供の頃、よく考えていたあるある体験をめちゃカッコ良く仕上げた感じでしたね。

とにかく、かっこよーーー!

後半に
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.8

上映時間が短くて良い!
コーヒー屋さんにずっと流れていても良いくらいのBQM
上映時間は60分ちょっとしかないですが、内容はみっちり詰まっていました。

映画には「適切な上映時間」っていうのがあると私
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.9

なんというか
コロナとの比喩に感じるのはワタシだけ?

抜け出せない毎日
同じことの繰り返し
突破口が見出せない

答えがあるとしたら自分自身なのか?と

ロマコメですが、ちょいそうではない。

いろ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

宇多丸さんがオススメしていたので観てみました。
うふぁー!
すごい見せ方や役者の皆さんの表情がグッときますね、
こりゃすごい!!
みなさんオススメです!
とはいきませんが、だんだんと追い込まれていく様
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ロンドン・エディンバラ・ロンドン(2016年製作の映画)

1.8

え?ちょっと待ってください。
ドキュメンタリーなんですか。
ホントに淡々と、かつ、ただの記録で終わっている作品でした。

もっとか過酷さが伝わってくるようにとらなかったのか、インタビューに途中ドラマを
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