アイコさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

アイコ

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パージ(2013年製作の映画)

2.8

犯罪抑止の為に1年に12時間だけ殺人が許される世界。富裕層は完全防備で時間が過ぎるのを待ち貧困層は逃げるしかない。弱い者が更に弱い者を叩き日頃の不満を晴らす事で均衡を保つ世界に富裕層でもなんでもないあ>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.7

前評判の良さに少し期待し過ぎた感が否めず…。

あたしには少し展開が都合良過ぎて入り込めないところがありました。自分がもう長く生きられないと知った母親が大切な家族の為に何が出来るか?自分がいなくなって
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.6

序盤はインファナルアフェアのパクり?って正直思っちゃったのですが…全然違っていい意味で裏切られました。

脚本はもちろんなのですが冒頭から全開な韓国ノワールワールドとそれを支えて作品に引き込ませる俳優
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

今まで何故か縁の無かったインド映画。
これがインド映画かっ!!っていう新鮮さにワクワクが止まりませんでした。CGは超絶ちゃちいし話もありきたりだし途中で状況説明が何故か歌で始まって訳わからん!と思う人
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心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.0

シックスセンス的なモノを予想していたらちょっと違って面白かったです。

この作品も邦題がいまいち過ぎて損してる気がしました…。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.6

イギリス版シン・ゴジラ リアルバージョン!!

ドキュメンタリーじゃないかと思うくらい今の時代にありそうな話。ニュースではどれだけの悪人を排除して沢山の人の生命の危機を救ったかしか報道されない事が多
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

ザ・韓国ノワール!!

全員悪人で全員非情で救いがない。
韓国ノワールの何が好きかと言うととにかくリアルな事。心理描写や映像もリアルだし血糊の色も粘度も本物に観えて気持ち悪い。悪い人はとことん悪くて綺
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなくマリオン・コティヤールが綺麗だなーと思う映画。そしてブラット・ピットが渋い。

つまらなくはないけど奥深さをあまり感じられなかったです。マリアンヌを疑いたくない信じたいっていうマック
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.4

猿の惑星創世記と猿の惑星新世紀が大好きなので観てみました。

40年以上前に作られた作品なのでセットはテレビのコント級でまだCGじゃなくて特殊メイクです。でも同時にこの発想ってめちゃくちゃ凄いなってた
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アリーキャット(2016年製作の映画)

2.0

脚本の大切さがよく分かる作品でした。どれだけいい演技をしても脚本がつまらないと入り込めない。脚本が面白ければ多少の設定の無理さは映画やからって目をつぶれるはずのあたしですがツッコミどころが満載で最初か>>続きを読む

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.5

それは、人生が輝きだす魔法の足し算。

観終わってなるほどって思いました。
自閉症の息子に戸惑いながらも理解する努力を絶やさず辛抱強く見守り続けるお母さんの強さに心を打たれました。

ネイサンの透明感
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

3.4

一言で言うとスペイン版CUBEってかんじでしょうか。設定は全く違いますが…。

ある日突然見ず知らずと人達と密室状態のバルに閉じ込められて出られなくなる事によって表面化する人間の本心や裏の顔と僅かに見
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少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.1

ありがちな韓国の復讐モノだと思いあまり期待していなかったせいか思っていたよりは面白かったですが復讐モノが多い韓国映画だけに先に悪魔をみたやオールドボーイを観てしまっていると物足りたいというかごくごく普>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.3

感情を無くす事で世界の平和を保つ近未来のお話。その世界では異常者として扱われる『感情』を思い出した者達。みんな同じ白い服を着て無表情に話す序盤から感情を持ち相手を想うにつれて豊かになっていく表情や何気>>続きを読む

トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

2.8

キャストは豪華で見応えあるんですけどそれだけっていうと少し言い過ぎな気はしますがストーリーとか展開とか無理矢理感が否めずいまいち入り込めなくて実際の時間以上に長く感じる作品でした。
決してつまらないわ
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

4.4

伝える優しさと伝えない優しさ、たとえ異なる意見でも相手を尊重してただ見守る強さ。見送る側の大切な人であればあるこそ1日でも長く生きていて欲しいと思う気持ちと見送られる側の苦しむ姿を見せたくない、残され>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

ジャケット写真が怖すぎてずっと敬遠していました。

とりあえずもう最初から最後までジャックニコルソンの顔が怖いんですけど…。リアルな血の色と恐怖を煽る撮り方とそれを引き立てる音楽が素晴らしかったです。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.5

22年目の告白を先に観てとても面白かったので観ました。脚本に関しては22年目の告白の方が凝っていて面白かったと思いますがそちらにはないカーチェイスの無謀さや韓国映画独特の暗い雰囲気は十分に楽しめました>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.6

15〜6歳の時に初めて観て衝撃を受けて以来大好きでもう何回観たか分からない作品。今観ると10代の頃とは違った感じ方が出来て新鮮でした。

昔は狂ってるのはミッキーとマロリーだと思っていたけど人権無視の
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

4.5

‪いい映画だからって前向きになれるとは限らない。逆に考えさせられて落ち込んでしまう映画もある。‬でも観て良かったと思う。‬そんな映画でした。

心に負った傷は目には見えないからどんなに相手を思っていて
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セールスマン(2016年製作の映画)

2.9

作中に出てくる『セールスマンの死』を知らなかったので理解出来なかった部分もあるかもしれないのですがお互いの感情のすれ違い部分の描写がもう少しあれば分かりやすいのですが他の方のレビューを読むとそこを考察>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

2.7

随所に心に響くセリフが散りばめられていて印象的ではあったのですが映像やストーリーには引き込まれるようなシーンもなく途中で意識が飛びました…。伝えたい事が分からない事もないのですが一言で言うと好みではあ>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.4

あまり期待していなかった事もあってか予想よりかなり面白かったです!韓国版はまだ観ていないので韓国版も観たくなりました。

周りになんとなく流されて殺人犯なのにファンになってサイン会には長蛇の列を作る人
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

派手さや大きな盛り上がりはありません。でも中だるみもなく最後まで淡々と進んでいきます。

過去から逃れられず前を向くことが出来なくて毎日をなんとなく投げやりに生きる主人公がほんの少し前進出来たかな?と
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.0

若いからこその純粋さや真っ直ぐさがとても瑞々しくそこに流れる音楽も絶妙だと思いました。自分の想いより家族の意見や宗教を優先させられてしまう事なんて日本ではそうそうないけど国が変わればそれが珍しい事では>>続きを読む

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.2

好き嫌いがはっきり分かれると思いますが随所に伏線があり観終わった後に自分なりの考察を考える作品です。スペイン映画と言えば色彩が鮮やかでぶっ飛んだ設定があったりやたらと女性が強かったりするイメージが強い>>続きを読む

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.7

ドラマシリーズの深夜ならではのまったり感と美味しそうな料理達が大好きなのですが映画版も変わらず少し癖のある人達が集まります。ドラマ版より豪華なキャストが面白さを引き立てます。

3話のオムニバス構成で
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.2

Filmarks試写会にて。

第二次世界大戦中のハクソー・リッジ(ノコギリ崖=沖縄前田高地)が舞台になった実話ベースの映画との事でリアリティを追求するメル・ギブソンがどんな撮り方をするのかを楽しみに
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

1.4

監督の伝えたかったであろう事は理解出来るしとても共感出来ました。セリフの1つやワンシーンにも色んな意味が込められてるんだろうなぁとも伝わってきました。

ただ残念ながらあたしには全く合わず…合わない映
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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

2.2

主観ショット中心なので揺れる画面が苦手な人には観づらいかもしれません。ドキュメンタリー風に淡々と進む前半は退屈で独りよがりで自己中心的な正義感を振りかざす女性記者のヘリにひたすらイラつきます。実話ベー>>続きを読む

ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー(2015年製作の映画)

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前情報なしで観に行ったので始まってからドキュメンタリー映画だと知りました…。

2人が出会ってから今までを関係者のインタビューと実際の絵コンテや絵を交えながらハロルドとリリアンのインタビューを中心にひ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.8

純粋だからこそ残酷な子供。登場人物みんなにリアリティがあってそれぞれの立場に感情移入出来た珍しい作品でした。はっきり言ってみんなムカつくけどそこがまたリアルで。小学校の担任以外みんな精一杯生きてるのが>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

真面目に生きて真面目に規則を守ったからといって国は守ってもくれないし助けてもくれない。不器用な人は弾かれズル賢い人が上手く規則を逆手に取って楽をする。そんな理不尽な社会は日本だけではない事を知りました>>続きを読む

荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.2

脚本パク・チャヌクに惹かれて借りました。パク・チャヌクらしい脚本ではあったけどやはり監督の差?なのか面白いけど惜しい。

『反吐も出ぬほどの絶望の彼方』脚本は確かに…でも映像としてそこまでの絶望は感じ
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.6

一言で言うととても深い復讐映画。

邦画にありがちな中途半端さや都合良さ、甘さは一切なくて下手したら精神蝕まれてしばらく立ち直れなくなりそうな内容。セリフだけではなく表情や映像の雰囲気からも伝わって来
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