アイコさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

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サウルの息子(2015年製作の映画)

2.5

ゾンダーコマンドという存在を初めて知りました。きっと死ぬよりも辛い生き方だったのではないかと思うと心が締め付けられ、人間がここまで残酷になれる事に恐ろしさを感じました。独特のカメラワークには賛否あると>>続きを読む

殺されたミンジュ(2014年製作の映画)

3.1

自分の意思持たずただ流されて生き、自分の人生にすら責任を持てない人々が溢れる社会に対する警鐘なのか批判なのかを感じさせれるセリフが満載で深いなぁと思いました。深く考えず何となく自警団に参加し復讐に加担>>続きを読む

ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

4.4

毎週かかさずONE PIECEの為だけにジャンプを買うONE PIECEオタクですがONE PIECEを知らない人が観てもマニアが観ても楽しめると思います。さりげなく本編に絡んできそうな伏線があったり>>続きを読む

裸足の季節(2015年製作の映画)

4.4

住む場所が変われば習慣や風習、文化が全く違い自分の思う当たり前が当たり前ではなく自分の住む世界がいかに狭いかという事を思い知らされます。外の世界を知る自由があるのに殻にこもって小さな世界で満足するなん>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

4.1

実は前作の内容まったく覚えてません。なので正直観に行こうか迷っていたけど結果映画館に観に行って良かったです。『いかにもディズニーなディズニーらしい映画』この一言に尽きます。でもさすがディズニー映像がめ>>続きを読む

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.9

予告編を観てかなり期待して行きました!途中ダレる事なくわりとテンポよく話が進み決して面白くないわけではないです。

が、開始1分で家族惨殺の謎に気付いてしまいました…。とても残念でした。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.6

ピリッと効いたスパイスの様な社会風刺とドキュメンタリー仕立てでリアルに感じられる国民の不満、移民問題はイギリスだけの問題ではないという事実。コメディ仕立てでありながら非常に強い訴求力がありいい意味でま>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

AIに感情はあるのか、AIは人類を超えるのか?テーマとしてはありがちですがこの近い将来に起こり得るのではないかと思わせられる微妙な設定の映画が大好きです。淡々と進んでいく話の中にも伏線があり賛否分かれ>>続きを読む

探偵ミタライの事件簿 星籠の海(2016年製作の映画)

2.9

最近の邦画にありがちな『ちょっと豪華な2時間モノのテレビドラマ』の域は超えられていませんでした。テレビドラマだとしたらさすが島田荘司さん原作だけあって最高に良かったのですが映画として評価するならこの程>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.9

はっきり言って脚本はめちゃくちゃ平凡で良く言えば超王道だったと思います。脚本だけならもっともっと低い評価にするところですが…とにかく俳優陣の演技が素晴らしい!!の一言。そして音楽もかなり好みでした。そ>>続きを読む

シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.3

普通より少し面白かったです。でももう一声というかもう一捻りというか微妙に何かが物足りなく感じてしまいました。

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.1

人生において正解はない。そう思わされる内容の映画でした。自分達の正義を信じ自分達の望む社会の実現、祖国に残して来た家族の為にスパイとして働く偽りの家族が隣りに住む(彼らから見て)非常識な家族の影響で自>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

4.0

神様がいやなヤツだったら…不思議な設定と主人公エアちゃんの可愛さに惹かれて観に行きました。コメディ映画ではないけれどところどころでクスっと笑ってしまう面白さとその笑いの裏にある少しのブラックさが好みで>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.5

好き嫌いが分かれるアルモドバル監督作品の中では比較的理解しやすい作品だとは思いますが『らしさ』満開!愛情と狂気の境目を問いかけてきます。問題の本質から目を背け現実逃避を続けるうちに自分まで見失っている>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.2

人によっては不愉快な気分になる内容かもしれません。のし上がるためには手段を選ばず、優しさの欠片もない主人公は今の荒んだ世の中の象徴のようでした。自分よりも卑怯な人を蔑み、自分はまだまともだと自分自身を>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

字幕版にて鑑賞。もっと英語が分かればもっと笑えたと思うのが残念…でもライアン・レイノルズの声がデットプールのイメージにめっちゃ合ってました!

X-MENシリーズを観た事がなかったので銀の人と黄色い服
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

4.0

テンポのいいコメディ映画の様でしっかり問いかけるかけるモノがあるところに脚本の良さを感じました。コーエン兄弟さすがです!!キャストの豪華さだけでも見る価値あり。楽しかったです♪

デッド・シティ2055(2015年製作の映画)

2.5

設定はめちゃくちゃ面白いのに全く生かし切れてなくて完全に不完全燃焼な作品でした。ブルース・ウィリス終わったなって改めて思わざるを得ない1本でした。ただでさえ内容が薄っぺらいのに邦題の付け方が最低で何の>>続きを読む

ブラックハット(2015年製作の映画)

1.8

展開読めすぎでした。特に新しいさもなくあたしの好みではなかったです。

太陽(2016年製作の映画)

4.3

アニメの実写化かドラマの延長ばかりでわざわざ映画館で観る必要性を感じない作品が大半を占める邦画作品の中で久しぶりにまともな『映画作品』に出会えました。事前に作品紹介を読んでおいた方が理解しやすいと思い>>続きを読む

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

-

カルテルと自衛団、どちらの立場からも公平な目線で作られているところに好感を持ちました。『正義が揺らいでも悪は揺るがない』まさに!正義と悪の境界線は本当に曖昧で誰かの正義は誰かの悪になる可能性あるという>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.5

この映画が1973年に作られたという事を念頭に入れての点数です。恐らく当時リアルタイムで観た人達にはかなりの衝撃作だったのではないかと思います。増え過ぎた人々がゴミ同然に扱われる映像はそう遠くない未来>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.3

軽すぎず重すぎず絶妙なテンポで話が進んで行く中にも登場人物たちそれぞれの思う正義や倫理観、仕事に対する責任感がそれぞれの立ち場から描かれていてとても良かったです。

追憶の森(2015年製作の映画)

2.8

マシュー・マコノヒーと渡辺謙の共演という事に期待し過ぎました。展開が読みやすくひねりのない脚本のせいでキャストの魅力を出し切れていないと思います。特に何の思い入れも感動もしませんでした。駄作とは言いま>>続きを読む

オマールの壁(2013年製作の映画)

3.8

日本のマスコミではほぼ取り上げられないパレスチナ自治区。平和ボケした日本人にこそ観て欲しいと思う作品でした。友情、愛情、平和色んな事を考えさせられました。明日がある事、平和である事は決して当たり前では>>続きを読む

告発(1995年製作の映画)

3.2

実話がベースではあるけど色々と脚色された映画だそうで星はそれを踏まえての数です。俳優陣の演技が素晴らしく引き込まれます。ストーリーにも無駄が無く淡々と進むので中だるみも無く良作である事は間違いないと思>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

2.4

最初学芸会風のセットに少し引きましたが観ているうちに慣れました。ニコールキッドマンが若くて綺麗!そして人間の本質?本性?を上手く描いていたと思います。ラストに賛否あるかと思いますがこのラストだからこそ>>続きを読む

陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

3.5

大きな感動はなく少し都合が良すぎると思う点もありましたが、ほっこり系の良い映画だと思います。老夫婦の変わらない愛と年齢を言い訳にせず諦めない心が素敵でした。

セブンデイズ(2007年製作の映画)

4.0

韓国らしい設定や空気感はあります。でも音楽が韓国らしくない事で作品にスピード感もあります。独特の間延び感がないところが良かったです。韓国映画独特の重さや間延び感が苦手な人でも比較的見やすいかと思います>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.0

愛と狂気は紙一重。観る人によって純愛だったり執着もしくは狂気だったり色んな捉え方が出来ると思います。あたし自身どっちの見方も出来るので星の数を物凄く迷いました。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

スピルバーグ×トム・ハンクスの組み合わせの時点でまずハズレというのは考えにくいとは思っていましたが…トム・ハンクスの抑えた演技は本当にさすがとしか言いようがありませんでした。ベルリンの壁を知らない人に>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.1

この映画はロッキーシリーズを観た事があるかないかで感動具合が大きく変わってくると思います。あたしはシリーズの1と4しか観ていないのですが繋がる部分がたくさんあり『あぁーなるほど』を心の中で連発していま>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

2.9

とにかく雄大な自然が素晴らしく引き込まれるような美しい映像とそれを引き立てる音楽、そして俳優陣の迫真の演技は見事!!!以外の言葉が見つからないくらい最高でした。


が、残念ながら脚本があたしには少し
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光りの墓(2015年製作の映画)

1.9

睡眠充分でのぞんだはずなのですが…途中で睡魔に負けてしまい肝心であろう部分を見逃してしまいました。自業自得とは言え理解出来ず不完全燃焼です。独特の雰囲気のある映画ではありました。

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.6

ジョセフ・ゴードン・レヴィットは好きな俳優さんの1人なので初監督作品と聞いて気になっていました。深読みすると結構深い作品な気がしました。理解し合えてる2人で観て観終わった後に語るのも良しですが一般的な>>続きを読む