この映画を好きになることはできないし、誰一人登場人物を好きになることもできない。ただ、一人一人、人間の持つ嫌悪感を強力に演出している。
このような映画があってもいいのだろう…。
確かな演出。
それぞれのパートが素晴らしい仕事をしたら、2時間なんてあっという間だ。
内容は痛々しかったが…。
深夜3時40分からの観賞。
酒も入り、眠気漂うなか、興奮させてもらいました。
恥ずかしながら初見。
『グッド・ウィル・ハンティング』好きとしたら似てる箇所が多々あり、比較しながら面白く観賞。
家族(血の繋がったもの)の消失を丁寧に時には激しく演出されてある。
西加奈子『サクラ』>>続きを読む
オープニングがめちゃくちゃカッコいい。が、結構脚本に穴があるような。カーチェイスが格好いいからまあいいのかな。
ブルーレイが出たので、久々の観賞。
青春映画でもなく、ラブストーリーでもなく、コメディー映画だと確信。
痺れるね。
でも『ダーティーメリー・クレイジーラリー』の方が好きだな。
陽炎座の後だから余計疲れてしまった。三部作見ようと思ったが、休憩が必要だ。見る順番も間違ったし。
ここまでカットがぶっ飛んでるいるのに、心地よい違和感と共に見れてしまう。
ただ、子供の芝居の辺りから疲れてしまった。
日常の退屈さからの逃亡が、本当の逃亡に。
カッコいい女性(本当の自分)に変わる姿に感銘。
途中からついていけない。
が、カラーに変わった際の赤の映え方に驚愕。
フランスに関わる人は赤が好きになるのか…
色々あるが、ビッグバジェット作品として見ごたえあり。
ただ改めて、回想シーンって難しいと実感。
なんなんだこれは…
こんな映画かつくられていた時代が羨ましすぎる。
二人の関係は時とももに変わる。が、二人を育てた環境はたいして変わっていない。
所詮、一人の人間なんて世界じゅうから見たらちっぽけなもの。切ない青春映画。傑作。
大人になりたがる女の子。
大人になりきれない大人達。
両者の距離感の演出が堪らない。
相米映画の個人的ベスト3作品です。