いのしんさんの映画レビュー・感想・評価

いのしん

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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

短くて手軽に観られる上に面白い。何度もやり直せることの憧れ、タイムリープに隠された恐ろしい事実、それを知った上で相手のために尽くす愛情。共感できることと、オチがちゃんとある故に良い作品に仕上がっている>>続きを読む

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.3

友人に勧められて視聴。良かった。推理ものとしての作品の出来も上等だし、各場面で見られる登場人物のキャラも良い。
姉を殺され自分は一人で居場所がないと感じる灰原に対して、そんな事はないと声をかけるコナン
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

よく分からなかった。なぜ眞人は自分の頭を石で傷つけたのか。それを転んだだけだと父・ショウイチに嘘をついたのか。最初のうちアオサギに敵意を露わにしていたのはなぜか。結局眞人の母は死んでいなかったのか。別>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

サマー(ズーイー・デシャネル)の考えは結局何だったのか、観終わっても理解できなかった。恋愛は長続きしない、束縛されたくないし、傷つきたくないから、という理由で恋人関係になることを避けるサマー。トム(ジ>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.2

8月に引っ越しを控え、ぎっくり腰となった母の代打としてショッピングモールの福祉施設にアルバイトをする主人公のチェリーと、「かわいい」を配信することで世間に知られる、出っ歯と矯正器をコンプレックスにもつ>>続きを読む

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

無理のないちゃんとしたサスペンスだった。飛行船をハイジャックして細菌によるテロに見せかけて、本質は地上の住民を避難させ、セキュリティが甘くなった寺社仏閣の国宝を狙うという単純な窃盗の手口というね。20>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.2

まあまあ。小学校の時に、聴覚に障害のあるクラスメイトの女の子・西宮硝子をいじめてしまった主人公・石田将也が、西宮の転校がきっかけでいじめられるようになり、高校生になって西宮との再会を機にようやく友達が>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

ストーリーに期待しちゃいけないのは分かっていたが、案の定めちゃくちゃ。マリオ(とルイージ)がクッパを倒すというのはお決まりだとして、最後の直接対決をブルックリンでやっちゃダメじゃないか?土管に吸い込ま>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.4

良かった。昔見た「ゼロの執行人」は何が何だか分からなかったので期待していなかったのだが、事前に主要キャラクターの相関図やプロフィールを頭に入れていったこともあってか、一部を除いて話も理解できたし、展開>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.1

下北沢に住む主人公・荒川青(若葉竜也)と、その彼女・雪(穂志もえか)、行きつけのバーのマスター(小竹原晋)、映画の出演依頼をしてきた学生達との間に起きたやりとりを淡々と描く。THE・日常という感じで、>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

ホテルを占拠したテロリストとそこからいかにして逃げようかと奮闘する客・従業員の様子が描かれ、心理戦やどんでん返しなど一切ない、頭を使わずに観ることのできる、かつ実話をもとにしたスリルのある作品。テロリ>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)とソフィー・ヌヴー(オドレイ・トトゥ)は、ルーブル美術館館長であるジャック・ソニエール(ジャン=ピエール・マリエール)を殺した容疑から警察に追われながらも、登場人>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

みんなが共感できる青春と、こういう学生生活を送りたかったなという憧れの青春が、各シーンに散りばめられている(主に恋愛要素)。放課後の家庭科室で彼女が作ってきた弁当をこっそり一緒に食べたり、卒業式前に桜>>続きを読む

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.2

社会の闇だなーという印象。孤独死していく老人とか、自殺しようとする人とか、親の介護に疲れて老人ホームに入れちゃうとか、パチンコ依存とか。
高齢者向けの売春斡旋サービス、実話ベースとはいえ、なかなか良い
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.9

残忍だし、グロいし、暗いし、おすすめされた作品だが、観なくてよかったな。話が複雑すぎて途中からついていけなかったし、結局真実はどれ?という感じで分からないまま観終わった。法の専門用語も頻出で、理解しき>>続きを読む

ReLIFE(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

高校生の時にcomicoで漫画を読んだ作品。観ていくうちに、夜明了(千葉雄大)も一緒に高校生に紛れ込んで生活するという設定だったり、日代千鶴(平祐奈)も実はリライフの被験者だったことなどを思い出して、>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.3

初めてインド映画を観た。クセ強すぎ。「INTERVAL」ってなんだよ、初めて見たぜ。と思ったけど日本上映には無いだけで本来は休憩が入るのね。カオスすぎなくてよかった。ミュージカル風。3時間の長さだった>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.2

初見では世界観が強すぎて話が分からず、ついていけなかったので、二度視聴。黒髪の乙女が可愛い、なのにめちゃくちゃお酒を飲むというギャップに萌えるというのと、中盤の学園祭の「偏屈王」というミュージカル風演>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.2

3D映画を劇場で久々に観た。IMAXだし迫力あって映像も綺麗で良かった。作品自体の感想としては、中盤は映像を綺麗に見せているだけで、ひたすら長い。スカイ・ピープルとナヴィの決戦は序盤に少しと後半30〜>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

良かった。こういうタイプの映画好き。公開劇場数が少ないのがもったいないくらい。
タイムループが話のベース。自分の意志で操れるタイムリープとは違い、毎回決められたタイミングで一週間前にワープする。話とし
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母性(2022年製作の映画)

3.0

思ったほどではなかった。期待は超えてこなかった。感動とか伏線回収とかどんでん返しとか納得感はなく、見終わった後に特に何も残らない。メッセージ性強めの作品なのだろうが、自分にはあまり伝わってこなかったの>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感動。左右と前の席、みんなすすり泣いていた。ストーリーは単純明快、内容は頭に入りやすい。実話ベースというのも高評価。どこまで脚色されているかは分からないが。ニノはこういう役似合うよなあ。
山本幡男(二
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.3

うーん、かっこいい。陳腐な感想ではあるが。登場人物が多く覚えられない。前作を観てから時間が空いてしまい、相関関係が分からないまま観た前半の訓練シーンは、ストーリーについていくのが必死。後半は実戦。手に>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

J・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)を中心とする4人のマジシャンたちが「フォー・ホースメン」を結成し、銀行強盗や預金残高の移動など観客を魅了するマジックショーを繰り広げていく。法に触れる>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

月が欠けてまた満ちるように、人も死んでまた生まれ変わるという輪廻転生を軸にし、それを何が何でも信じる事ができない頑固な小山内堅(大泉洋)の物語。登場人物が多く関係性が複雑だから、鑑賞しながら自分の頭の>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

起:鈴芽が草太と出会い、閉じ師として全国の扉を閉めてまわっていることを知る。自分が開けた後ろ戸を閉め事なきを得るも、抜いた要石が白猫・ダイジンとなり、草太は椅子の姿に呪いをかけられてしまう。
承:草太
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スマホ拾っただけなのに(2019年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

前後半に分かれているようなストーリー構成。前半では、群馬に卒業旅行に来た大学生のサイトー(齊藤友暁)達が、民家でトイレを借りただけなのに強盗と勘違いされ、逆にサイトー達はそこの家主を殺人鬼だと勘違いす>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい匂いによる洗脳で大人たちは20世紀博の創立者・ケンに囚われてしまう。幼児退行した大人たちを救い出すべく、しんのすけと仲間たちは追手から逃げながら20世紀博に乗り込む。ひろしの足の臭さでひろしと>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ海軍のパイロットであるマーヴェリック(トム・クルーズ)は相棒のグース(アンソニー・エドワーズ)と共に、世界最高のパイロット訓練学校・通称「トップガン」に派遣させられる。教官のチャーリー(ケリー>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

2.8

空賊を相手にした賞金取りとして働くポルコが、空賊に雇われたアメリカのカーチスに撃墜される。愛機を修理するために向かったミラノでフィオと出会う。フィオと修理代をお互いに賭けてカーチスとポルコは勝負し、ポ>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

富田誠(田中圭)がタクシーにスマホを忘れる。犯人がそれを拾い、データを抜き、SNSを利用して誠の恋人・稲葉麻美(北川景子)に嫌がらせをしたり、ランサムウェアをしかけたり悪事を働く。並行して麻美の過去も>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

友達の結婚式から始まった田中マモル(成田凌)と山田テルコ(岸井ゆきの)の恋愛は、テルコの気遣いすぎな性格が裏目に出て、ある日を境に疎遠になってしまう。久々にマモルに呼び出され浮かれたテルコが出会ったの>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

「トイ・ストーリー3」はアンディとおもちゃ達の別れの感動、「トイ・ストーリー4」はボーとウッディ達の再会の感動がある。
おもちゃにはおもちゃの役目がある、それは持ち主を見守ることだという考えを持つウッ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

アニメとは全く別の作品になっていた。タケミチ(北村匠海)がホームから転落してタイムリープ能力が目覚めるとか、ナオト(杉野遥亮)と握手して過去と現在を行き来できること、時間軸が同じであることの説明など、>>続きを読む

記憶の夜(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1997年、21歳のジンソク(カン・ハヌル)は家族と共に新しい家に引っ越してくるが、見覚えのある家、開かずの間から響く音、毎晩外出する兄・ユソク(キム・ムヨル)に日に日に疑問と不信感を抱くようになる。>>続きを読む

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